第四世代Ryzenは最大32コア128スレッドかもしれない話【Zen3】

最終更新日:

AMDのRyzen CPUについては第二世代から第三世代(Zen+ ⇨ Zen2)への世代アップでかなり進化しました。ですが来年の発売されるであろう第四世代Ryzenのアーキテクチャ「Zen3」については1物理コア当たり最大で4スレッド論理コアをたてられるかもしれないという噂があります。この記事では第四世代Ryzenについてもう少し深めて話していきたいと思います。

2020/01/05追記:最新情報によりますと、どうやら第四世代Ryzen CPUでは「SMT4テクノロジー」が使われることはないそうです。
https://wccftech.com/amd-zen-3-microarchitecture-to-be-unveiled-at-ces-2020-ryzen-4000/

この記事を1行で説明すると

  • 第四世代Ryzenでは、SMT4テクノロジーが使われ、最大で32コア128スレッドをサポートするかもしれない
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第四世代Ryzenのアーキテクチャ「Zen3」について

私のブログの中でも最も人気のある記事が以下の記事です。

第四世代Ryzenのアーキテクチャ「Zen3」の情報

 

結構前に作成したものになりますが、この記事では同じ7nmプロセスでもEUVとなり、トランジスタ密度がより大きくなるという話をしました。

また、そのアーキテクチャ「Zen3」が例年通り、サーバー向けCPUシリーズの「EPYC」にも導入されるという話をしましたが、それについても決定しています。

 

AMDのデータセンター向けCPUのロードマップ

こちらの画像によると、来年EPYCシリーズではZen3アーキテクチャが用いられ、その設計が完了した旨も載せてあります。

そこでとある噂では、Zen3ではSMT4というテクノロジーが採用されるとのことです。

SMTというのは「Simultaneous Multi Threading」の略で、同時マルチスレッディングという意味になります。つまりは同じコアで同時に複数のスレッドをたて、処理を行うということです。この場合、論理的にコアが増えるスタイルになるので、より並列処理性能が向上します。1物理コア当たり無駄が少なくなり、コア数を無駄に多くする必要がなくなるという利点もあります。

そしてSMT4は1コアあたり4スレッドをサポートするテクノロジーの名前で、メインストリーム向けCPUに採用されるとしたらそれが初めてになります。

 

なぜコア数を増やすのではなく、スレッド数を増やすのか?

第三世代RyzenからはRyzen 9シリーズも登場し、7よりもより多いコア数を誇ってきました。メインストリームではありませんが、Ryzen threadripperシリーズを含めれば、その数最大32コア64スレッドとなっています。ライバル社であるIntel社のメインストリームCPU(一般向け)では最大で10コア20スレッドしかなく現在ではRyzenの方がより多コアになっている状況です。

コア数を増やせば単純に、マルチ処理性能が上がるのですが、実は全てのコアが活かしきれていないという状況が発生しがちです。

コア数というのは物理的な話なので、コア数が増えれば単純にCPU上のダイの大きさも大きくなります。そういった場合にすみずみまで活かすことがあまりできないことが多く、無駄に消費電力が多いという課題も発生してしまいます。

それに加え、1コア当たりの性能もかなり高くなってきている今は、1コア自体をあまり活かすことができていなくて、活用されていないリソースが発生しがちです。

そこで1コアあたり最大4スレッドをサポートすることでよりコンパクトに、より効率的なアーキテクチャを創造することができると考えられています。

 

Ryzenに導入されるとどうなる?

世代が増えてコア数が減るという事例はいままで聞いたことがないため、おそらく次世代Ryzen CPUシリーズでは最大32コア以上をサポートするのでしょう。

もちろんこれはRyzen threadripperシリーズの話です。64コアに増えるという説もあるのですが、SMT4が採用されるとなるとさすがに64コア256スレッドにはなりませんよね。

なので、コア数は増えず、最大で32コア128スレッドとなる可能性が高いです。

そしてメインストリームではRyzen 9 4900Xあたりが16コア64スレッドとなるでしょう。

なお、TDPは65Wのまま維持できそうです。

 

EPYCに導入されるとどうなる?

Ryzenシリーズは関係ありませんが、データセンター(サーバー)向けCPUのEPYCシリーズに導入されたら、最大で64コア256スレッドになると言われています。

もうここまでくるとなんの数字かよくわからなくなりますね笑 L3キャッシュの話ですかぁ…? なんて。

とりあえず、データセンター向けCPUにおいてマルチコア性能が上がるのは非常に重要なことなので、なかなか理にかなっているのではないでしょうか。

 

 

Ryzenシリーズ、モデルごとのスレッド数とは

もしもこの話が本当だとすると、次世代Ryzen 9では最大で16コア64スレッドをサポートすることになるでしょう。そして他のCPUについては以下のようになる可能性があります

 

グループ

CPU

最大コア/スレッド

メインストリーム・デスクトップRyzen34C/4T (4C/8T)
Ryzen56C/24T (6C/12T)
Ryzen78C/32T
Ryzen916C/64T
ハイエンド・デスクトップRyzen threadripper32C/128T
   
モバイルRyzen34C/4T
Ryzen54C/8T
Ryzen74C/16T
Ryzen9?6C/24T
   
データセンターEPYC64C/256T

※ここでいうモバイルというのは、来年ではなく再来年(Zen3アーキテクチャ)に発売されるであろうモバイルCPUである。

 

おそらくRyzen3にはSMT4テクノロジーは採用されません。

もしかすると従来通りの1コア当たり2スレッド立てるテクノロジーになるかもしれません。それか、そのようなテクノロジーが一切使われないかです。

基本的にはアーキテクチャ自体が改善されるので、同じコア数スレッド数でもパフォーマンスはよくなります。

 

そしてモバイル向けではRyzen9が登場し、6コアをサポートするような気がします。ですがモバイル向けにSMT4テクノロジーが導入されるのかは謎です。

 

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