みなさんこんにちは、今回は「Xeon > Corei7」は間違いというテーマでお話していきます。
目次:

そもそもXeonとはCorei7とは
まず最初に、そもそもXeonとは、Corei7とは、についてお話していきます。
Xeonについてはこちらの記事をご覧ください。
https://bablishe.com/hardware/selfmadepc/howtomake/cpu/whatisxeoncpu/
こちらの記事をざっと読めば理解できるかと思いますが、XeonはCorei7の上位互換でもなんでもなく、基本的には多コア多スレッドで並列処理能力が高いサーバー向けCPUとなっています。
しかし、サーバー向けCPU以外でも、中にはゲーミングパソコンに使われるものもあります。必ずしもCorei7よりも性能が高いとは限りませんが、Xeonでも性能が高いものはCorei7をはるかに超えてきます。中には、ですよ
一方Corei7は、IntelCPUの「Coreiシリーズ」の一つです。他にもCorei3,Corei5,最近ではCorei9にありますが、Corei7はハイエンド向けCPUとなっています。(もちろんCorei9の方が性能高いです)
例えばCoreiシリーズの中で性能比較するならi3<i5<i7<i9という事ができますが、Xeonがどこの位置づけなのかはよくわかりませんね。
二つの性能を比較してみる
続いては、同じ世代に登場したCorei7とXeonを比べてみたいと思います。
このような感じになっています。Xeonの「E3シリーズ」というCPUはメインストリーム向け「Coreiシリーズ」と同じ形となっていて、互換性があるため比較するのに最適です。
この表を見てみると、たしかにCorei7(3770)は高い方ではありますが、Xeon E3 1280 v2の方が高くなっています。でも、Xeon E3 1225 v2はかなり低いです。
ちょうどCorei5くらいの性能に落ち着いています。
この表からわかるとは思いますが、「Xeon E3シリーズ」というだけで性能が決まってくるわけではなく、型番によってだいぶ性能が違うんですよね。
少し難しい話になりますが、Corei7ってその後の型番「xxxx」の最初の数字、例えばここだったら「Corei7 3770」なので「3」となりますが、この数字が世代数を表しています。
目安で言うと、2009+世代数が、そのCPUの登場した年くらいになります。
つまりこの状況だと、2009+3なので2012年発売、くらいですかね。
一般的に世代が違うとかなり性能は変わってくるのですが(こちらの記事を見るとわかりやすいと思います)
同じ世代であればあまり性能は変わりません。でも、XeonCPUはだいぶ変わってきます。
これはほぼ同じ時期に登場したXeon同士を比べてみた表です。例として3世代取り上げています。
ちなみにXeon Wxxxx というのは最近流行りの(新型Mac Proに搭載されている)あのXeon-Wシリーズではありません。
表を見てみるとわかりますが、同じ世代なのに性能が2倍以上変わってくる場合もあります。主に見極める方法は十番台を見ることですね。
余談ですが、Xeonの世代は型番の最初の数字で決まらず、v2とかv3とかそういう文字で決まってきます。Xeon E3シリーズの場合は、無印が第二世代Coreiシリーズに相当し、v2から順に、第三世代Coreiシリーズに相当していきます。
難しすぎて何言ってるのかわからないにゃ
要はここで言いたいのは、「XeonシリーズはCoreiシリーズとは全く違うもの」ということです。上位互換でもなんでもありません。
ただ、上位Xeonはメインストリーム向けCoreiシリーズよりも性能が高いので、ウルトラハイエンドパソコンに搭載されたりします。
その一例がAppleのMac Proです。ずっとXeonを使ってるみたいです。
性能を見極める方法
ここまで「世代を見る」とか「十番台を見る」とか性能を見極める方法をちらっと説明してきましたが、一番の方法は直接型番を調べることです。
Xeonシリーズの性能を確認したい人はこちらをご覧ください。
LGAソケットXeon性能比較表【2019年最新】
基本的には、googleの検索で「CPUの型番 + passmark」と入力すると一番上にPassmarkサイトが出てきます。
そこでおおよそのスコアが出されるため、比較したいCPUのスコアと見比べましょう。
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