みなさんこんにちは、今回は「WindowsMediaPlayerはどこにいったのか」というテーマでお話していきます。
どういうことかといいますと、Windows10になってから標準の動画再生ソフトがWindowsMediaPlayerから「映画 & テレビ」になっていました。
何で急に変わったのか、また、WindowsMediaPlayerとの違いについてを紹介し、WindowsMediaPlayerを優先的に使う方法まで伝授していきます。

目次
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なんでWindowsMediaPlayerが消えたのか
まず最初に、なぜWindows10から急に動画の標準アプリが「映画 & テレビ」に変更されたのかについて説明していきます。
厳密にいうと、WindowsMediaPlayerは消えてはいません。
後に紹介しますが、アプリの検索で「Media Player」と入力すると、普通に表れてきます。ただここで問題なのは、なんで動画をダブルクリックしたときに真っ先にMediaPlayerが起動しないかです。
その理由は、早い話、Windowsが「映画 & テレビ」というアプリを推奨しているためです。
MediaPlayerは2000年にはもうすでに登場していて、そこからVersion12まで進化してきました。ですが、MediaPlayerは音楽と動画の再生どちらも担い、音楽だけでまとめるとか、そういう機能がありませんでした。
つまりは、動画や音楽を再生するだけのもので、パソコンをミュージックプレイヤーやビデオプレイヤーのような使い心地にはしていませんでした。
しかし、Windows10が登場する時代では小型のWindowsパソコンも現れ、Windowsでもスマートフォンのような使い心地が必要とされてきました(おそらく)
そこで、映画やテレビ番組を1か所に集めてすべてのデバイスで再生できる「映画 & テレビ」というアプリが登場しました。
加えて、Microsoftアカウントとの紐づけが楽になり、ストアで購入した映画とテレビ番組が管理しやすくなったのです。
もちろんストアで映画等を頻繁に購入する人にとっては使いやすいアプリとなっていますが、正直MediaPlayerに比べて重いので、映画を見ない人ならMediaPlayerのままで十分といった仕様になっています。
「映画 & テレビ」と「WindowsMediaPlayer」の違い
続いては両者の違いについてです。
まず起動画面を見てみましょう。
1.WindowsMediaPlayer

2.映画 & テレビ

明らかに違いますね。簡単に説明すると、
WindowsMediaPlayerはコンピュータ内のライブラリ整理に力を入れています。つまり、インターネットを通じてストアと連携したりはせずに、パソコン内のメディアを徹底的に管理します。
一方映画 & テレビの方では、起動画面から映画のストア画面となっています。アカウントと連携することを前提にしているようなサービスが多数あり、インターネットを通じて利用する機能が多くなっています。
もちろん設定をしっかりすればこの起動画面からスムーズに新作映画を購入することができます。便利です。
ちなみに「パーソナル」というタブを開けばコンピュータ内のビデオのリストを表示させることができます。
ここまで聞くと映画 & テレビアプリの方が優秀に思えてきますが、「DVD等の再生」においてはMediaPlayerが大活躍します。
例えばMediaPlayerではCDのファイルをmp3としてエクスポートできる機能があります。
ディスク関係に強いイメージですね。Windows10のパソコンにDVDを入れるとまず最初にMediaPlayerが起動すると思います。状況によって使い分けでいるのでしょうか。
ちなみにまだ二つの違いはあって、マウスカーソルを合わせた時に「映画 & テレビ」では映像もついてきてくれますが、

MediaPlayerではこうなってしまいます。

映像がついてきてくれませんね。ちょっと不便な要素です。
WindowsMediaPlayerを優先的に使う方法
そうはいっても比較的軽いからMediaPlayer優先で使いたいという人は以下の方法を試してください。
1.「あぷり」と検索

ちなみにこの時にアプリとカタカナで入力すると違う項目が出てきてしまいます(なぜか)
ちなみに上の画像の右にある歯車マークをクリックし、「アプリ」「既定のアプリ」と進んでいけば同じ画面に到達します。

そしたら、ビデオ プレーヤーという項目の下にある「映画 & テレビ」というところをクリックし、「WindowsMediaPlayer」をクリックします。
これでビデオファイルをダブルクリックしたらいつでもMediaPlayerが起動するようになります。
お疲れさまでした。