みなさんこんにちは、今回は現在最強であろうグラフィックボードの「TITAN V CEO Edition」について紹介したいと思います。
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TITAN V CEO Editionってなに? TITAN Vとの違いは?
そもそも、TITAN V CEO Editionとはなんでしょうか。実は他にも「TITAN V」というグラフィックボードもあるのですが、「CEO Edition」とは最高経営責任者モデルという意味です。
現時点で市場に出回っていることはなく、CEO(最高経営責任者)の周辺の人々がその一部を手にしているのみです。
TITAN Vと比べてとても性能が高いのですが、どのような性能になっているのでしょうか? 比べてみたいと思います。
項目 | TITAN V | TITAN V CEO Edition |
---|---|---|
アーキテクチャ | GV100 12nm | GV100 12nm |
CUDAコア | 5120 | 5120 |
ベースクロック | 1200MHz | 1200MHz |
ブーストクロック | 1455MHz | 1455MHz |
メモリ | HBM2 12GB | HBM2 32GB |
メモリバス | 3072-bit | 4096-bit |
最大メモリ帯域幅 | 652.8GB/s | 868.4GB/s |
テクスチャレート | 384GTexel/s | 465.6GTexel/s |
電源コネクタ | 6×1,8×1 | 6×1,8×1 |
TDP | 250W | 250W |
Passmarkスコア | 14932(45samples) | 16988(1sample) |
とりあえず性能をまとめてみるとこのようになりました。Nvidia公式サイトとこちらのサイトを参考にしました。
アーキテクチャは同じとなっており、コア数やクロック数は変わりませんが、メモリが二倍以上の容量になっています。メモリバスも増加し帯域も増えましたね。
ただ、電力消費量は変わりません。また、CEO Editionの方ではたった1つしかサンプルが無いpassmarkのスコアは結構違っています。
16988というスコアはあの「TITAN RTX」よりも高くなっています。つまり現時点で最強という事ですね。
ノートによると、ブーストクロックでのディープラーニングのレベルとしては125.338TFROPsとなっており、TITAN Vの119.193TFROPsよりも少しだけ高くなっています。
現時点では市場で発売されていませんが、もしも発売されることとなったらTITAN RTXよりも高い40万円とかいきそうな予感です。
(もうTITAN RTXの30万円の時点でコストパフォーマンスは終わっています)