今回は、そもそもゲーミングパソコンとは?というテーマでお話していきます。
一口にゲーミングパソコンと言っても、別に普通のパソコンではゲームができないわけではないですよね。もちろんゲーミングパソコンを使えばゲームを快適にプレイすることができますが、普通のパソコンとの決定的な違いは一体何なのでしょうか。徹底的に解説していきます。

ゲーミングパソコンとは
まずは、普通のパソコンとの具体的な仕様での差というよりは、そもそもゲーミングパソコンの定義についてお話します。
ゲーミングパソコンの定義は非常に簡単です。
「ゲームを快適にプレイできるパソコン」です。
どのくらい快適にプレイできたらゲーミングパソコンなのかわからないにゃ…
ゲームを快適にプレイできるパソコンとのことですが、具体的にどのゲームがどれだけ快適にプレイできればゲーミングパソコンという定義はありません。
いっちゃえば、10年前のゲーミングパソコンは今の時代では使い物になりませんが、当時のゲームはサクサクプレイできていたに違いありません。
その点で考えると、新品のゲーミングパソコンを買おうと考えた時、そのパソコンでは最新ゲームも快適にプレイできるということになります。
時代によってゲーミングパソコンの定義は変わってきているということですね。
ゲーミングパソコンと普通のパソコンを区別する決定的な部分
早い話は「グラフィックボードが搭載されているかどうか」です。少し語弊を生んでしまうかもしれませんが、あえて簡単な言い方をしました。
もちろんグラフィックボードにもいろいろな種類があって、ゲーミング用途以外にのものもあるのですが、基本的にはグラフィックボードを搭載していると格段にゲーミング性能が良くなります。
格段に、というのは、搭載していないときと比べて少なくとも4倍くらいは性能がよくなります。
CPU(パソコンの脳となる部分) の性能は関係ないのか、という話ですが、グラフィックボードほどは関係してきません。
もちろんCPUの性能があまりにも低ければグラフィックボードの性能がどんなに良くてもゲーミング性能は少し下がってしまいますが、
CPUよりはどちらかというとグラフィックボードのほうが重要になってきます。
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なんでそこまでグラフィックボードが大切になってくるのかというと、最近のゲームは3D(VR時代も近づいてきている)ゲームが多く、リアルタイムでの描画処理能力が必要になってきます。
映像の情報を実際にモニターに出力する信号に変更するのはこの「グラフィックボード」の仕事であるため、そういった処理に直接関わってくるのです。
一方、youtubeの再生等ではリアルタイムでの描画処理能力があまり必要ないため、グラフィックボードを搭載していなくても快適に見れます。
以上、ゲーミングパソコンとは、でした。