【必須】中古のグラフィックボード購入時の注意点

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パソコンで最新のゲームを快適にプレイしようと思ったら必須になってくるのは「グラフィックボード」というパーツでしょう。でも最新のグラフィックボードを新品で買うのは少しばかりお高い買い物ですよね。 そこで中古のグラフィックボードも選択肢に入ってくるわけですが、中古のグラフィックボードを購入する時はいくつかの注意点がありますのでこの記事では私の経験を基に解説していこうと思います。

 

 

そもそもグラフィックボードとは?

そもそもグラフィックボードとはなんなのか? なぜ重たいゲームをプレイする時に必要になってくるのかについては以前の記事で説明しましたのでそちらをご覧ください。

【サルでもわかる】グラフィックボードとは?

 

簡単に説明するとグラフィックボードというのは元々CPUに内蔵されている「内蔵グラフィックス」よりもはるかに高い映像処理性能を保有しています。

そして最新の3Dゲーム(FPSなど)を快適にプレイするには非常に高い映像処理性能が必要になってくるので、そこでグラフィックボードが活躍するということです。 グラフィックボードもCPU(中央処理装置)と同様に、中に処理装置を備えているので自作パソコン系のパーツの中では断然高い方ですね。 でもその分グラフィックボードの性能が全体の性能を左右すると言っても過言ではありませんね。

 

 

中古グラフィックボード購入時の注意点

それでは早速中古のグラフィックボードを購入する時に注意すべきことを、私の経験を基に説明していきます。

 

オーバークロック歴・マイニング歴

 

オーバークロック

処理装置を、定格以上の動作周波数(クロック数)で動作させることで処理能力を向上させる手法。リスクが高く、上級者向け。

オーバークロックは通常、中央処理装置である「CPU」に行われることが多いです。CPUをオーバークロックするにはCPUやマザーボードがオーバークロックに対応している必要がありますし、あらゆる点でリスクが大きいです。

しかし実はグラフィックボードについてはCPUよりもはるかに簡単にオーバークロックすることができます。この方法については以前紹介しました。

すぐできる!グラフィックボードの性能を上げる方法【オーバークロック】

MSIのソフトをインストールして少し設定するだけで初心者でも簡単にオーバークロックをすることができるわけで、私も愛用してたことがあります。 しかしオーバークロックしていることには変わりないので、やはり故障リスクが大きくなります

オーバークロックしていると発熱量が増え、ファンが傷んだり基盤に不具合が生じたりしてノイズが発生する元にもなります。そのため、中古で売られているグラフィックボードにオーバークロック歴があるのかは確認した方が良いです。

また、マイニング(グラボを高負荷で長時間動かし、ビットコインを掘らせる作業)もグラフィックボードの故障のもとになりますので、マイニング歴についても調べた方が良いです。

 

 

意外と悪い電力効率

中古のグラフィックボードというと非常にコストパフォーマンスに優れているイメージがありますが、長期的に見るとそうでもない場合が多いです。

グラフィックボードというものも年々進化していて、同じ電力で更に高いパフォーマンスを発揮できるようになってきています。つまり裏を返せば一昔前のグラフィックボードは今となっては電力効率が悪いということです。

そのため、無駄に消費電力を食うことになりたくさんの補助電源が増えたり電気代が高くついてしまう場合があります。例えばGTX 780 Tiなんかは今でも普通に使えるくらいのハイエンドぶりではありますが、消費電力がエグイです。グラフィックボードをパソコンの取り付けた時、パソコン内でグラフィックボードが一番電力を食っていたというケースもかなり多いですので、グラフィックボードの消費電力は大事かと思います。

そして消費電力が高いというのはすなわち発熱量が大きいことも意味します。そのため冷却ファンの音が異様にうるさくなったり、パソコンケース全体がアッツアツになってしまうなんて事件も発生してしまうでしょう。

そのため、電力消費量を考えて、本当に「コストパフォーマンスが高いのか」を吟味するべきです。

 

 

VRAM容量

最近のグラフィックボードはミドルレンジのものでもそこそこ大容量のVRAM(グラボ専用メモリ)を積んでいたりします。

VRAM

コンピュータなどにおける、ディスプレイに対するビデオ表示部分のメモリとして使われるRAM。 グラフィックボードにおいては主にGDDR6メモリが使われている

でも裏を返せば、一昔前のグラフィックボードではミドルレンジだとしても今としてはあまり多くないVRAMを搭載している傾向にあります。一昔前はそれでよかったのですが、最近ではテクスチャの質が上がるなどして、より大容量なVRAMが要求されるようになってきています

そのため中古のグラフィックボードにおいては、基本的な処理性能は間に合っているもののVRAM容量が足を引っ張っているなんて事件も発生したりします。そのため、選ぶときにはなるべくVRAM容量の大きいものをお勧めします。

また、一昔前ではVRAMのタイプも現在の「GDDR6」などとは違って「GDDR5」が主流になっている点にも注意が必要です(体感ではあまり変わりませんが)

 

ほこり等

やはり中古のグラフィックボードを購入してた身としてはこの問題が一番大きかったように思います。

グラフィックボードにはその熱い本体を冷やすために冷却ファンが付いています。そして空気の流れが生じるということでそれだけホコリ等が詰まりやすいパーツでもあるのです。グラフィックボードにホコリが詰まっていると冷却ファンが傷んだり騒音のもとになったりパフォーマンスが低下したり最悪壊れたりします。

そのため私は中古のグラフィックボードを購入したらまず最初にすべて分解して接点復活材等で清掃するようにしていますが、この分解&清掃作業は上級者向けです。 あまり使っていないグラフィックボードなら清掃する必要はありませんが、多くの場合は清掃を必要とするので分解作業等にあまり自信がない人は古いグラフィックボードは購入しない方が良いと思います。

というか今度このサイトで清掃方法についても紹介したいと思います。

 

 

映像出力端子

最近ではHDMI 1つ + DP 3つという映像出力端子構成が主流ではありますが、一昔前ではアナログ出力にも対応している端子が搭載されているものもありました。

 

グラボの映像出力端子

変換ケーブル等を駆使すれば現在と同じように使うことはできますが、映像出力端子についても注意が必要です。逆に、手持ちのモニターがアナログ出力にしか対応していないという人には中古のグラフィックボードの方がありがたいかもしれませんね。

また、HDMIやDPにも「バージョン」というものがありまして、一昔前のグラフィックボードではバージョンが低い可能性も考えられるので一応確認した方が良いと思います。

HDMI・DP・USB Type-Cの違いを解説【映像端子】

また、中には映像出力端子が一切ない特殊なグラボもさりげなく売られていたりしますので、そもそも映像出力端子があるのかは必ず確認しましょう。

 

以上、私の経験を基に中古グラフィックボード購入時の注意点を紹介しました。







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期限:2021/05/31

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