家で大画面で映画を鑑賞したい時、あるいは大画面でプレゼンテーションの練習を行いたい時などに、大きなテレビが活躍します。 しかしサイズの大きなテレビ(モニター)は非常に高価で、かつ消費電力が大きいなどの懸念点があります。
そこで一つ選択肢に入ってくるのは「プロジェクター」です。
プロジェクターには数千円のものから数万円のものまでピンからキリまでありますが、そのうち1万円以下で購入できるような安めのプロジェクターでは一体どのようなことができるのか。 実体験をもとに紹介していきます。
購入したプロジェクターについて
今回、この記事を作成するにあたって参考にしたのは一年ほど前に購入した中華製の5,000円程度の激安プロジェクターです。レビューについては以前の記事で紹介しました。
ある程度の評価はこの記事で行っておりますが、今回は一年ほど使ってみて感じたことについて紹介します。

1万円以下のプロジェクターでできること
それでは早速紹介していきます。
1.映画鑑賞
1万円以下のプロジェクターの特徴としては、やはり隅々までフォーカスが合わないことでしょうか。それなりのまっすぐ設置することができればきれいにフォーカスが合うのかもしれませんが、ほとんどの場合は少しばかり傾けて設置することになると思います。 そういったときにダイヤルでフォーカスを調整するわけですが、どうしてもピントにムラができてしまい、画面下部だけピントが合ったり上部だけピントが合ってしまうという事件が発生してしまいます。
ただ、映画鑑賞など、細かい文字があまり出てこないタスクにおいてはそこまで気になりませんでした。表示できている解像度はHD(1280 x 720)以下ではありますが、正直解像度の低さも映画鑑賞においてはあまり気になりません。
大画面とはいえ、ある程度遠くから鑑賞することになるのでドットが粗くても、ピントが多少あっていなくてもあまり問題ないのでしょう。

著作権上の問題、あまりお見せすることはできませんが上の画像はある動画の一部分を撮影したものになります。真っ暗な部屋にて投影していますが、そこそこ発色も良く描かれているものも割とはっきりとわかるようになっています。
さすがに同等サイズの大型テレビほどの品質はありませんが、サイズが大きい分そこそこの迫力を感じることもできます。
そのため、映画鑑賞やアニメ鑑賞、その他動画鑑賞については割と活躍するでしょう。ただし光量が2,400ルーメン程度は欲しいところです。(私のものは2,400ルーメン)
2.プレゼン
プレゼンテーションの実行についても割と行える印象です。もちろん本番というよりは練習用といった感じです。 映画鑑賞に比べると「文字」と読む作業になりますので安物プロジェクターでは厳しいところがありそうな気もしますが、文字が小さすぎなければ多少ピントが合っていなくても読めますので問題ありません。 場合にもよりますが、安物プロジェクターを使っただけで見にくくなるプレゼンテーションというのも(スライド側に)問題があるかとも思います。
3.スライドショー
映画鑑賞に少し似ていますが、画像を次々と表示していく「スライドショー」についてもこなせると思います。あまり文字を読むものではないので解像度の低さも気になりませんし、プロジェクターの方が間接的に光を発しているので長時間の視聴でもあまり疲れません。
また、何よりプロジェクターを利用した方が雰囲気が出るっていうのはあります。
私が購入したものもそうですが、本体にUSB端子がついていて、そこからUSBメモリを読み取ることで本体だけでスライドショーを行うことができるものもあります。加えて、私のプロジェクターにはSDカードスロットもありました。
私が激安プロジェクターを一年間使ってみて感じた、1万円以下のプロジェクターでできること3選でした。
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