みなさんこんにちは、今回は非常にタイムリーな記事をお届けします。
前の私の記事で、第三世代Threadripperはどうなるのか予想したものがありますが、この度第三世代Threadrippterだと思われるCPUのベンチマーク結果が「Geekbench」にて公開されました。
今回は実際の結果を見ながらこのCPUについて紹介していきます。
目次:
スペックを確認する
まず最初に、発表されたスペックと同時に第二世代Threadripperの「2990WX」と比べてみましょう。
ちなみにこちらのサイトがそれにあたります。
https://browser.geekbench.com/v4/cpu/14281648
それでは性能表を作ってみましょう。
項目 | 発見されたCPU | Ryzen TR 2990WX |
---|---|---|
コア/スレッド | 32コア/64スレッド | 32コア/64スレッド |
アーキテクチャ | Zen2? | Zen+ |
L3キャッシュサイズ | 128MB | 64MB |
ベースクロック | 3.60GHz | 3.00GHz |
シングルコア性能 | 5677 | 4034 |
マルチコア性能 | 94772 | 27665 |
一応このサイトからわかることはこれくらいです。
コアスレッド数は変わっていませんが、おそらくアーキテクチャは変更されたと思われます。キャッシュサイズは二倍のサイズになっていて、ベースクロックが飛躍的に上昇しています。ブーストで5.00GHzを超えてきそうな数字です。
そしてGeekbenchのシングルコア性能では結構な差がついています。Zen2アーキテクチャではコア当たりの性能が改善されたというポイントもありますからね。
さて、マルチコア性能ですが、こちらに関してはよくわからない差となっています。Passmarkでも確認したのですがどうも2990WXのスコアがおかしい感じですかね。
もしかしたらマルチコアテストで力を出すことができないのかもしれませんね。
そしてこの表に載せていない補足情報になりますが、ベンチ測定の際使われた環境としては
OS:Linux
メモリ:128GB
となっています。
OSはいいとして、メモリの量が尋常じゃないですね。
また、Zen2アーキテクチャになったということで対応メモリもDDR4 3200MHzになっていると予想されます。
どのようなCPUになるのか
さて問題なのはどのようなCPUになるかですが、この記事で紹介したように、基本的には今まで通りメインストリーム向けから逸脱したハイエンドCPUという位置づけになると思われます。
さすがにこれ以上コア数は増えませんでしたが、キャッシュサイズからして普通の人が使うようなCPUではないことがうかがえます。単純にRyzen9 3900Xを二つつなげたような性能になっているため、その性能も素晴らしいものになるでしょう。
第二世代Threadripperと同じソケットになると予想されますが、そもそもThreadripper用のマザーボード等のパーツがとても高価になっているため、組み立てるのは難しくなってきそうです。
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