世界最強のCPUって一体なんなの?【2020年最新】

投稿日:2020年3月13日
更新日:

当サイトでは低価格・低性能なものから高性能すぎて誰が買うんだレベルのものまでさまざまなCPUを紹介してきました。

CPUは大体一年に一回ほど新しいシリーズが登場し、年々性能を上げて言っていますが、現時点での最強CPUは一体何なのでしょうか。

この記事では2020年現在の最強CPUについて紹介します。なお、性能の測り方によって左右されますので、「絶対的な王者」というわけではありませんのでご注意ください。

デスクトップパソコン向け最強CPU

まず最初に、自作パソコン市場になじみのある「デスクトップ向けCPU」の最強のものを紹介していきます。なお、この記事では基本的に「Geekbench」の結果を参考にします。

また、CPUの評価には大きく分けて「マルチコア」「シングルコア」の二つの方法があります。どちらも確認していきましょう。

 

 

マルチコア

 

AMD Ryzen Threadripper-3990X

このCPUはAMD社の「ハイエンド・デスクトップ向け」シリーズ「Ryzen Threadripper」の一つです。

2019年の夏ごろにAMDから発表された「第三世代Ryzen CPU」と同じ「Zen2」アーキテクチャを用いています。このZen2アーキテクチャは回路の細さが7nmとなっていてとても細いので優れた電力効率を発揮します。

ハイエンドデスクトップ向けということでメインストリームのRyzenシリーズとは異なる形をしており、周辺パーツも異なってきますが、一応デスクトップ向けとなっています。そのため、その気になればこのCPUを搭載したパソコンを自作することも可能です。

 

https://gigazine.net/news/20191126-amd-3rd-gen-ryzen-threadripper/ より

 

それでは仕様を確認していきましょう。ここでは一時期最も流行ったであろうハイエンドのIntel製デスクトップ向けCPU「Corei7-8700K」と比較していきます。

 

比較項目Ryzen Threadripper-3990XCorei7-8700K
アーキテクチャZen2Coffee Lake
プロセス7nm14nm
コア/スレッド64/1286/12
最大クロック数4.30GHz4.70GHz
キャッシュサイズ256MB12MB
TDP280W95W
市場価格50万円程度5万円程度

 

以上のようになっています。Ryzen TR(threadripper)の方が全体的に数値が高いです。コア数は8700Kの10倍以上多くキャッシュサイズも20倍以上多くなっています。そして熱設計電力(TDP)についてもRyzen TRは非常に高く、その分発熱量がかなり大きいです。

ちなみに64コア128スレッドはデスクトップ向けCPUの中で最もコア数が多いです。

最大のクロック数は8700Kよりも劣っていますが、マルチコアパフォーマンスにおいてはそこまで重要ではないみたいです。

 

それでは性能の目安を紹介します。

 

 

まさかの結果です。まだGeekbenchでは確かな情報が公開されていなかったのでCINEBENCHを参考にしますが、CINEBENCH R20のマルチコアパフォーマンスだと二つの差は7倍近くあります。つい数年前までトップパフォーマンスを保有していたはずのCorei7-8700Kの立場が… どこにいってしまったのでしょうか。

 

 

↓こちらは3990Xの下位モデル「3970X」になります。

 

 

シングルコア

 

Intel Corei9-9900KS

シングルコアパフォーマンスはマルチコアに比べて比較的ばらつきが少ないのでシビアなところではあるのですが、平均的なパフォーマンスではIntelのCorei9-9900KSが最も優秀であると考えられます。

Corei9-9900KというCPUは非常に有名ですが、Corei9-9900KSは9900Kをベースに、更にアップグレードされたものになります。

本気でゲーミング性能を追求した「Corei9 9900KS」の実態

 

基本的な構成としてはCorei9-9900Kとあまり変わらないのですが、KSモデルでは全コア(8コア)で5.0GHzブーストクロックを達成することができます。そのため、マルチコアパフォーマンスだけでなくシングルコアパフォーマンスも非常に高くなります。主にゲーミング性能が影響を受けますので、最強のゲーミングパソコンを作るにはもってこいなCPUでしょう。

 

異彩を放っている

 

それでは仕様を確認していきます。ここでも「Corei7-8700K」を比較用に載せます。

 

比較項目Corei9-9900KSCorei7-8700K
アーキテクチャCoffee Lake RefreshCoffee Lake
プロセス14nm14nm
コア/スレッド8/166/12
最大クロック数5.00GHz(全コア)4.70GHz
キャッシュサイズ16MB12MB
TDP127W95W
市場価格8.5万円程度5万円程度

 

基本的なアーキテクチャは8700Kと同じですが、コア数やクロック数が異なります。全コア5.00GHzまでブーストできるようになっている代わりに、熱設計電力が非常に高くなっています。しかし先ほどのRyzen TRに比べたらまだかなり抑えられている方ですね。

市場価格も10万円を上回っておらず、最強ゲーミングパソコンを作ろうとしている人にとっては手を出しやすい価格でしょう。

 

性能は以下のようになっています。

 

 

 

微妙な差なので実際にゲーム等をプレイしているときに体感するのは難しいかもしれませんが、あのCorei7-8700Kを上回っているのですから大したものです。ちなみに2020年には新しく「Corei9-10900K」が登場し、全コアが5.0GHzを上回ってブーストするそうなので、もしかするとそちらが最優秀になるかもしれません。

 

 

ノートパソコン向け最強CPU

続いてはノートパソコン(モバイル)向けの最強CPUです。稀にノートパソコンでもデスクトップ向けCPUを搭載しているものもありますが、ここでは一般的なモバイル向け(TDP50W以下)のものを紹介します。

 

マルチコア

 

AMD Ryzen9-4900H

マルチコア最強モバイル向けCPUに選ばれたのはAMDのZen2アーキテクチャを採用した「Ryzen9-4900H」になります。AMDのモバイル向けCPUはあまり性能が高くないイメージでしたが、Zen2アーキテクチャを採用し、Ryzen9シリーズまで登場したとたんにIntelの脅威になったことでしょう。

Intelから新しく登場する「Corei9-10980HK」も同等の性能を保有すると考えられますが、現時点ではRyzen9-4900Hが最強のようです。ここではIntelの前世代ハイエンド「Corei9-9980HK」と比較してみます。

 

比較項目Ryzen9-4900HCorei9-9980HK
アーキテクチャZen2Coffee Lake
プロセス7nm14nm
コア/スレッド8/168/16
最大クロック数4.40GHz5.00GHz
キャッシュサイズ12MB16MB
TDP45W45W

 

モバイル向けなのに両方とも8コア16スレッドとなっています。そしてクロック数やキャッシュサイズなどを一見するとCorei9の方が優秀そうに見えますが、Ryzen9の方がアーキテクチャが圧倒的に新しいですので、結果的にRyzen9の方が高性能になっています。

 

性能は以下の通りです。

 

※CINEBENCH R20を参考に算出

 

差はわずかではありますが、Ryzen9-4900Hの方が勝っています。ただ、Corei9-10980HKが正式に登場したら状況は変わるかもしれませんね。

 

 

シングルコア

 

Ryzen9-4900H

シングルコアについても現状はRyzen9-4900Hが最強でしょう。

 

 

※CINEBENCH R20を参考に算出

 

こちらもわずかな差でRyzen9-4900Hが勝っています。ただ、こちらについてもそろそろ登場するIntelのCorei9-10980HKに破られてしまう可能性は考えられますね。

 

この記事は新しいCPUが登場し、その性能がある程度の信頼性をもって判明したときに随時更新していきますので是非ブックマーク登録等お願いします。







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