今世界中で流行っているバトルロワイアル系ゲームの「Fortnite(フォートナイト)」ですが、そこそこ重いためそれなりのパソコンが必要です。 そこでこの記事ではFortniteを快適にプレイできる自作パソコンのパーツ構成を紹介します。
目次:
どんな人向けのパソコンか
今から紹介する自作パソコンのパーツ構成は、冒頭で紹介した通り「Fortnite」をそこそこの設定でプレイしたい人におすすめのパソコンです。 ただし価格を抑えるという事で、最高設定で遊びたいならもう少し高スペックのパソコンを作った方が良いです。モニターは60Hzであることを想定しています。
また、他にも遊びたいゲームがあって、そっちの方が重いならそちらに合わせてパソコンを作りましょう。 ただ、今から紹介するパーツ構成ではだいたいのゲームを快適にプレイすることができると思います。
公式ホームページが発表しているスペック
続いては公式ホームページが発表している動作環境を紹介します。

公式はこのように発表していますが、少しわかりにくい表記の仕方になっています。
というのも、こちらの記事で紹介しましたが、プロセッサを説明するときにクロック数(周波数)だけでは性能がわからないのです。
なので、実際に私がプレイしてみてどれくらいの環境が必要かを確認しました。
そして、グラフィック関係の環境を見ていると、最小で「Intel HD 4000」となっていて、推奨で「GTX 660」となっています。どちらも2012年くらいのグラフィックボードなので古いですが、あまり性能は良くありません。なので、意外と軽いゲームなのだという事がわかります。
私も実際にプレイしてみて、かなり軽いゲームだと感じました。
(でもグラフィックボードを搭載しないと重く感じました)
それではおすすめのパーツ構成を発表します。
おすすめのパーツ構成
それでは2019年現在でおすすめなパーツ構成を紹介します。
パーツ | パーツ構成 | 価格 |
---|---|---|
CPU | Corei3 9100F | 10000円 |
メインメモリ | DDR4 8GB | 5000円 |
グラフィックボード | Nvidia GTX 1650 | 16000円 |
GPUメモリ | 4GB | — |
ストレージ | 2TB HDD | 6000円 |
マザーボード | B365 | 10000円 |
CPUクーラー | リテール品 | 0円 |
電源装置 | 350W | 4000円 |
合計 | — | 51000円 |
※パソコンケース、ケースファン、OS、その他周辺機器が別途必要になります。
よくよく考えてみたところ、このような構成になりました。
一つ一つ解説していきます。
1.CPU
CPUのおすすめは「Corei3 9100F」です。 Coreiシリーズの中で最も性能がおさえられている「Corei3」ですが、9000番台ともなると普通にゲームが快適にプレイできる性能を保有するようになります。
それに、実際ゲーム性能にそこまでCPU性能は関与しないというのが事実です。
また、このCorei3 9100Fは最小スペック&推奨スペックを両方とも満たしています。
それでいてかなり安価で購入できるのが最大の特徴ですね。
楽天で購入するのが良いと思います。
こちらのCPUは型番に「F」がついていますね。この後紹介するパーツ構成に従ってくだされば全く気にする必要はありません、この「F」は、CPU内臓グラフィックスがないことを示しています。
つまり、グラフィックボードを搭載しないと映像を出力することができないのです。
逆に言えば、グラフィックボードを搭載すれば内臓グラフィックスは必要なくなるので、最初からグラフィックボードを搭載する予定の人にとっては都合が良いです。
2.メインメモリ
メインメモリは公式が発表している通り、「8GB」で十分だと感じました。
16GBにしても性能は全く変わらないですのでご注意ください。
※Fortniteでの話です。
こちらがおすすめとなっています。
|
3.グラフィックボード
そして、ゲーム性能に最も関与してくるであろう「グラフィックボード」というパーツは「GTX 1650」一択だと思います。
最新のグラフィックボードで、推奨スペックの「GTX 660」の性能を大幅に上回りつつとても安価です。 また、補助電源がいらないモデルですので、電源関係での相性問題が発生しないのも良い点です。
グラフィックボードに関しては本当にこれ一択だと思います。
大きさに関する相性問題が発生しないように、なるべく小型のものを紹介しました。 ただし、通常サイズの拡張カードが取り付けられないパソコン(コンパクトパソコン等) では使うことができませんのでご注意ください。
次のページに続きます。