Intel第11世代「Rocket Lake」CPUのラインナップを解説【最大8コア】

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Intelの第11世代「Tiger Lake」CPUシリーズについては以前にIntelから公式に発表され、実際に採用しているノートパソコンもいくつか登場しました。そして第11世代のデスクトップ向けのCPU「Rocket Lake」については発表はされましたが、具体的なラインナップについてはまだ発表されていません。

ということでこの記事では、現在噂されている第11世代デスクトップ向け「Rocket Lake」CPUのラインナップについて紹介します。

Rocket Lake-Sアーキテクチャとは?

冒頭で述べましたが、Intelの第11世代デスクトップ向けCPU「Rocket Lake-S」アーキテクチャについて、その概念は既にIntelから発表されています。 どのような点で進化したのか、詳しくは以下の記事でまとめてありますのでご覧ください。

Intel第11世代「Rocket Lake-S」、一体何が進化したの?

それではここでも簡潔に説明していきます。

 

Cypress Cove Cores

このシリーズのCPUアーキテクチャとして用いられているのは「Cypress Cove Cores」と呼ばれるものです。Cove系列ということで第10世代モバイル向けの「Ice Lake」に採用された「Sunny Cove」アーキテクチャの方向性に近いでしょう。 具体的には、デスクトップ向けのシリーズでありつつも、モバイル向けCPU特有の電力効率の良さなどを取り入れることができているアーキテクチャ、という風なイメージです。 とりあえず新しいアーキテクチャになって、パフォーマンスが全体的に向上した、それだけの話ですね。

 

最大8コア16スレッド

第10世代Comet Lake-SシリーズではCore i9シリーズにて最大10コア20スレッドとなりましたが、第11世代についてはCore i9シリーズにて最大8コア16スレッドになります。コア数は多少減少しているものの、IPCが向上したことによって少ないコアでもより高いパフォーマンスを発揮することができます。 これは、1コア当たりのパフォーマンスが向上したことも示します。

 

IPC

Instructions Per Cycle/Clockの略。すなわちCPUが1クロック(サイクル)で処理することのできる数。 IPCが改善すると低クロックでも高パフォーマンスを得ることができる。

 

Xeグラフィックス

第11世代CPUにも内蔵グラフィックスの搭載されているモデルが存在するわけですが、第10世代までの「Intel UHD」のような低性能のものとは違い、一部のモデルには第12世代グラフィックス「Xe」が搭載されるとのことです。第10世代CPUシリーズではモバイル向けの「Ice Lake」にのみこだわったグラフィックスシリーズが採用されましたが、今回はデスクトップ向けCPUにもそのような高性能なグラフィックスが採用されるのでしょうか。

ついにIntelがグラボ市場に介入?「Xe」GPUの性能を考察してみる

 

LGA1200ソケット

このシリーズのCPUソケットはLGA1200で、第10世代Comet Lake-Sのものと同じです。また、基本的に500番台チップセットシリーズをサポートするわけですが、Z490などの一部の第10世代CPU用チップセットをもサポートするとのことです。

そのため、第9世代~第10世代には全く互換性が無かったものの、第10世代~第11世代にはある程度の互換性が保証されることが期待されます。

 

他にもいろいろな進化ポイントはありますが、主に消費者に関わってくるのは以上の通りです。 以下も併せてごらんください。

 

Intelより
Intelより

Rocket Lake-Sのラインナップを解説

それではRocket Lake-Sアーキテクチャの特徴についてざっと説明したところで続いて、現在噂されている第11世代デスクトップ向けCPUのラインナップを解説していきます。

なお、あくまでも噂情報になります。

 

モデル名コア/スレッド基本周波数最大周波数(1コア)最大周波数(全コア)キャッシュグラフィックスTDP
Core i9-11900K8/163.50 GHz5.30 GHz4.80 GHz16 MBIntel Xe 32 EU(256コア)125W
Core i9-119008/162.50 GHz5.20 GHz4.00 GHz16 MBIntel Xe 32 EU(256コア)65W
コアi9-11900T8/161.50 GHz4.90 GHz3.70 GHz16 MBIntel Xe 32 EU(256コア)35W
Core i7-11700K8/163.60 GHz5.00 GHz470 GHz16 MBIntel Xe 32 EU(256コア)125W
Core i7-117008/162.50 GHz4.90 GHz4.40 GHz16 MBIntel Xe 32 EU(256コア)65W
Core i7-11700T8/161.40 GHz4.60 GHz3.60 GHz16 MBIntel Xe 32 EU(256コア)35W
Core i5-11600K6/123.90 GHz4.90 GHz4.60 GHz12 MBIntel Xe 32 EU(256コア)125W
Core i5-116006/12TBCTBCTBC12 MBIntel Xe 32 EU(256コア)65W
Core i5-11600T6/12TBCTBCTBC12 MBIntel Xe 32 EU(256コア)35W
Core i5-115006/122.70 GHz4.60 GHzTBC12 MBIntel Xe 32 EU(256コア)65W
Core i5-11500T6/12TBCTBCTBC12 MBIntel Xe 32 EU(256コア)35W
Core i5-114006/122.60 GHz4.400 GHz4.20 GHz12 MBIntel Xe 24 EU(192コア)65W
Core i5-11400T6/12TBCTBCTBC12 MBIntel Xe 24 EU(192コア)35W

 

以上のようになっています。ここに登場しているのはCore i9から3つ、Core i7から3つと、Core i5から7つです。なお、TBCはまだ予想されていないものです。

 

Core i9

Core i9についてはパターン通り「Core i9-11900K」という名称になる可能性が高いです。前二つの「11」という文字は11世代であることを表し、「900」という文字はCore i9特有のナンバーでしょう。Kは倍率ロックフリーで、オーバークロックを楽しむことができることを表します。

8コア16スレッドとなっていて、基本周波数は3.5GHzと、高めになっています。最大周波数は1コアだけだと5.3GHzとなっています。5GHzを突破していて非常に高いですが、それでも第10世代のCore i9と同じです。第10世代デスクトップ向けCPUのラインナップについては以下の記事をご覧ください。

【ついに登場】Intel第10世代デスクトップ向けCPUのすべて【Comet Lake-S】

TDPも同じです。第10世代CPUとは似ている部分が多いですが、アーキテクチャが進化していますのでたとえ同じ動作周波数であったとしても第11世代の方が性能が高いことが期待されます。

 

Core i7

Core i7についてもパターン通りのネーミングとなっています。基本動作周波数についてはあまり噂がなされていないようですが、Core i9で3.5GHzであるとすると、同程度か若干高いことが期待されます。最大動作周波数は5.0GHzで、第10世代の時より若干減少しています。

 

Core i5

Core i5については逆に、第10世代に比べると若干最大動作周波数が高くなる見込みです。

 

以上のように、動作周波数については第9世代~第10世代のような劇的な進化は見られなさそうです。これはもしかすると、新しいCPUアーキテクチャで構築されるようになって、どちらかというとモバイル向けなアーキテクチャに近づきつつあることが起因しているのかもしれません。いろいろな理由は考えられそうですが、とりあえず性能が向上していることは確かです。

また、内臓グラフィックについてはCore i5-11500以上ではすべてで256コアのものが採用されるようです。高いゲーム性能を期待できるものでもないですが、第12世代グラフィックスは非常に進化しているのでフルHDでのゲーム性能などはそこそこ高くなるといわれています。

登場時期

登場すると考えられているのは2021年の半ば頃です。2020年は既に第10世代デスクトップシリーズが登場しました。

 







アンケート

期限:2021/05/31

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