先日、CD Projektの「サイバーパンク2077(Cyberpunk2077)」が2020年11月19日にリリースされることが発表されました。XboxやPS4、Google Stadia等やPCでプレイ可能となっていますが、この記事ではPC版における、快適にプレイするための必要スペックについて説明していきます。
ズバリ! サイバーパンク2077の必要スペックは?
- 必須スペック:Core i3-10100 / 16GB / RTX 2060
- 推奨スペック:Core i7-10700F / 32GB / RTX 2080 SUPER
サイバーパンク2077とは?
まず最初に、そもそもサイバーパンク2077とはどのようなゲームなのかについて解説します。
サイバーパンク2077は、1900年代のテーブルトークRPGである「サイバーパンク2.0.2.0」がベースとなっているゲームで、ウィッチャーシリーズ等を作成している「CD PROJEKT RED」によって作成されたRPGとなります。 肉体改造が当たり前となった世界で、人々の能力等を搾取しようとしている大企業もいる中で生きている主人公・V(ヴィー)の生き様を描いています。
参考:4gamer
詳しくは4gamerさんの記事にて説明されていますのでご参照ください。
4gamerさんの先行プレイレビューを見ていただくとわかりますが、グラフィックが非常にきれいになっていて未来感あふれる演出も非常にうまく表現されています。 ただしそれだけ、快適にプレイするためにはより高性能なパソコンが必要になってきそうな感じがします。
サイバーパンク2077の必要スペック
それでは早速このゲームの必要スペックについて解説していきます。必要スペックには大きく分けて二つあります。 両方とも紹介していきます。
必須スペック
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まず最初に必須スペックについてです。この条件だと、快適にプレイするためにはそこそこ設定を下げる必要がありますが、おそらくこの手のゲームだと設定を多少下げただけではゲームプレイにそこまで支障は出ないでしょう。
というかゲームプレイに支障が出るような設定は基本ありませんよね。
必須スペック | |
---|---|
ディスプレイ | 1920 x 1080(HD)@60fps |
CPU | Intel Corei3-10100 |
メインメモリ | 16GB |
グラフィックス(GPU) | Nvidia GeForce RTX 2060 |
ストレージ | 空き容量100GB程度 |
OS | Windows 10 64bit |
以上のようになっています。それではそれぞれ解説していきます。
ディスプレイ
ディスプレイの解像度が低い方が処理が軽くなるのでその分グラフィックの質を上げることができますが、最低限フルHD(1920 x 1080)程度は欲しいところです。細かい描写も多いゲームですので、HD(1280 x 720)程度だと多少ゲームプレイに支障が出ることが懸念されます。
そこまでスピーディーなゲームではありませんので144Hzのような高リフレッシュレートモニターはあまり必要ありませんが、最低でも60Hzは欲しいところです。なお、ここで紹介する必須スペックを満たせばおおむねフルHD@60fpsで快適にプレイできることが期待されます。
CPU
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パソコンの頭脳ともいえるCPUですが、こちらについてはIntel Core i3-10100程度欲しいところです。Core i3シリーズなのでゲーム用のハイエンドCPUといった感じではありませんが、10100は2020年の最新のものになりますので非常に優秀なパフォーマンスとなっています。
また、ゲームでは比較的シングルコア性能が重視されるうえに、そもそもグラフィックボード性能の方がより重視されるのでCore i3でも十分かと思います。とりあえずはグラフィックボードにお金をかけた方が良いです。
ちなみにCore i3-10100はCore i3シリーズにして初めての4コア8スレッドとなっています。
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最新のCPUではありますが、Core i3シリーズということで非常に安くなっています。 また、第10世代CPUが登場したことで値下げされた第9世代の「Core i3-9100F」も結構おすすめです。
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メインメモリ
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メインメモリについてはできれば16GB程度欲しいところです。8GBでもあまり問題は無いと思いますが、ほぼ間違いなく容量不足になるかと思います。推奨スペックについてはこの後紹介しますが、より快適にプレイしたい人は32GB程度取り付ければ安心です。
グラフィックス
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グラフィックスについてはNvidiaのRTX 2060以上欲しいところです。このゲームではリアルタイムレイトレーシングやDLSS 2.0などの技術を活用することができるので、RTコアとTensorコアを搭載しているNvidiaのRTXシリーズが望ましいです。その中でもRTX 2060は比較的手に入れやすいですのでお勧めです。
[dic term=”レイトレーシング”]
[dic term=”DLSS”]
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ストレージ
ストレージについては空き容量が100GB程度欲しいところです。HDDでも問題ありませんが、ロード時間をより短くするためにはやはりSSDを利用するのが一番でしょう。
OS
Windows 8等でも一応動くとは思いますが、基本的に最新のWindows 10を利用するようにしましょう。
推奨スペック
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続いて推奨スペックになります。より設定を上げてゲームを快適にプレイするためには、おおむねこれくらいの条件を満たす必要があるでしょう。
推奨スペック | |
---|---|
ディスプレイ | 2560 x 1440(WQHD)@60fps |
CPU | Intel Corei7-10700F |
メインメモリ | 32GB |
グラフィックス(GPU) | Nvidia GeForce RTX 2080 SUPER |
ストレージ | 空き容量200GB程度 |
OS | Windows 10 64bit |
ディスプレイ
同社が製作しているウィッチャーシリーズ等と同じように重ためのゲームになることが予想されますので、4Kでのプレイについては少し難しいものがあるかと思います。そのため、WQHD(2560 x 1440)程度でのプレイが最適かと思われます。また、リフレッシュレートについては120Hz等も好ましいですが、どちらかというと解像度の方が重要であるため60Hzで良いかと思います。
CPU
CPUについてはIntel第10世代のCore i7-10700Fが最適です。8コア16スレッドとなっていて、これまでのCore i7とは全く違うパフォーマンスを発揮します。倍率ロックフリー版のCore i7-10700Kについては以下のレビュー記事をご覧ください。
こちらの方がよりゲーム向きではありますが、おそらく10700Fと10700Kの差をあまり体感できることは無いでしょう。内蔵グラフィックスも必要ないと思いますので、10700Fが一番良いと思います。 AMDのRyzenシリーズは非常にコスパが良いですが、ゲーム用途となるとIntelのCPUの方が優秀な傾向にあります。
そのことは以下の記事からも読み取れると思います。
【徹底比較】Core i5-10600K vs Ryzen 5-3600X【ミドルレンジ対決】
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メインメモリ
メインメモリについては32GB程度は欲しいところです。16GBでも大丈夫そうではありますが、快適にプレイするためには32GBあると安心です。ただ、さすがに64GBは必要ないと思います。
グラフィックス
グラフィックボードについてはNvidiaのRTX 2080 SUPERが最適です。2080 Ti程度の性能があれば安心ですが、コストパフォーマンスを考えるとRTX 2080 SUPER程度が最適といえるでしょう。この上、4Kでも楽しみたいという人はRTX 2080 Tiか、今後登場するRTX 3000シリーズ(仮)等を購入してみるのもありかもしれません。
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ストレージ
ストレージについては空き容量が200GB程度あれば安心です。
OS
最新のWindows 10を揃えておきましょう。
サイバーパンク2077の必要スペックは以上です。2020年11月にリリースされますので是非皆さんプレイしてみてください。