改めまして現在高校二年生のBABUと申します。私が大学受験をするときにちょうど入試制度がかわり、外部試験が入試に活用できたりするようになります。そしてその一つとして「英検 CBT」という英検を受けることで少し有利になれるようです。 この記事では今度行われる英検CBT(S-CBT)の対策用アプリを紹介していきます。
もう一度確認、英検CBT(S-CBT)とは?
まず最初に、英検のCBTについてもう一度確認しましょう。
1、普通の英検とはどう違うのか?
普通の英検ではまずはじめに一次試験があって、その後に二次試験(面接)を行います。ですがCBTでは1日に四技能(Reading , Listening , Speaking , Writing)を受けることになります。
また、面接はなく、代わりに機械に向かって話しかける方式のスピーキング試験があります。
また、通常の英検を大学入試に利用することはできませんが、CBTならば利用することができます。
おそらくこの記事を読んでくれている方は既にこれらを理解しているとは思いますが…
2、S-CBTとCBTの違い
どちらもCBTですので大学入試に利用できますし、1日ですべての試験を行うことができます。
この二つの主な違いはパソコンで回答するか、紙に書いて回答するかです。
S-CBTが紙で回答する方で、CBTはキーボードを使ってパソコンで回答する方式になります。
ちなみにスピーキングについては話して回答するものなので二方式とも同じように受けます。
また、私は一応キーボードタイピングが得意な方ですが普通のテストと同じように受けたいので紙の方(S-CBT)を申し込みました。
参考元サイト:https://eigotabi.jp/what-is-eiken-2020-1day-cbt/
リーディング(長文読解)の対策アプリ
まずはじめにリーディング(長文読解)の対策アプリを紹介します。
上で紹介した「参考元サイト」では、CBTでの出題は基本的にこれまでの英検と同じような感じになると説明されていたので、対策としては英検の過去問を解くのがベストです。
しかしここで紹介したいのは通学中等にスマートフォンで手軽に学習できる「アプリ」の話ですね。
お金を払えばちゃんとした過去問も解けるようですが、無料でも十分学習できるアプリを見つけたので紹介します。
なお、英検用に作られたアプリではないので直接的な対策にはなりませんが、どれも英語力を鍛えられると思います。
オススメアプリ:Polyglots
私も来年受けるので他人事じゃないと思い、本気でアプリを探していたところ素晴らしいアプリが見つかりました。
「Polyglots」というアプリで、外国のニュースなどを見て、日本語訳がわからなくなったらタップで表示、さらには単語をタップすることですぐに意味を調べ、マークすることができます。

App Storeでの評価も4.5となっていて非常に高いです。

そしてこのアプリ、長文のニュースを読むなどのリーディング対策だけではなく、対話文を聞いてシャドーイングをするなどのスピーキング対策をはじめ、リスニングの対策をも行うことができます。
このアプリ一つで多くをカバーできるでしょう。
スマホの言語自体を英語にするのもアリ
これは私が実際にやっていることなのですが、スマートフォンの言語設定で英語にするというのもそこそこ対策になるかと思います。
私の場合はAndroid携帯で外国のニュースを見るためにやっているのですが、スマートフォン全体が英語仕様になると、英語というものに慣れてくるんですよね。
英語の長文が出てくることもしばしば、英語設定なのはたまに困りますが、でもそういう困難を乗り越えていくうちにかなり慣れてくるんですよね。
リスニングの対策アプリ
続いてはリスニングの対策アプリです。
英検は日常会話系のリスニングが多いので、それにあったアプリを選びました。
もちろん先ほど紹介した「Polyglots」も、リスニング対策においても非常に優秀です。
オススメアプリ:英会話リスニング
非常にシンプルなアプリです。

アプリの詳細ページにプレビューがいくつか貼ってあるのがみえるかと思いますが、非常にシンプルで、必要最低限の英会話リスニングが収録されています。
あらゆるシチュエーションでの英会話を収録しているため、英検対策にはもってこいなのではないでしょうか。
ちなみに再生速度はちょうど英検と同じくらいなので、イメージトレーニング的なのにも向いているでしょう。
洋楽を聞いて対策するのもあり?
これはよく言われている話ですが、洋楽をよく聞いていると英語のリスニングのときに頭の中にすんなりと英単語が浮かばせれるようになるという説もあるみたいですね。
一応私は洋楽が好きなのでしょっちゅう聞いていますが、英単語を意識して音楽を聴き続ければ結構リスニングが上達すると思います。
ただ、単語を全く意識せずにただ単に音楽として聞いているだけでは、なにも成長しないような気がします。ちなみに私はあまり意識してないので、洋楽のおかげでリスニング力が上がったという実感はありません。
スピーキングの対策アプリ
続いてはスピーキングの対策アプリになります。
CBTでは面接官と話あうわけではないので、機械に向かって話すのに慣れておく必要がありますね。同じような試験方法として「GTEC」のスピーキングテストがありますが、私が初めて受けた時は機械に向かって喋る(あと周りの人と同時にしゃべる)ことに抵抗がありすぎてまともに受けられませんでした。
そういう点では、スマートフォンに向かって日頃から喋っておけば本番困惑せずにすみますね。
オススメアプリ:ELSA Speak

スピーキングって問いを読解し、その答えを考えて英文にしてから発言するだけなので、実質的には読解能力と英作文能力が必要とされてきます。
ただし、どんなに英作がうまくたとしても発音が悪ければ、この手の試験では高得点を得ることができません。
そこでスピーキングテスト最大の対策は「発音を正しくすること」です。
具体的には、アクセントの位置や舌の使い方についてですね。
ネイティブの人と実際に話してみるとわかるのですが、アクセントが間違っていたり舌の使い方を誤っていると相手に伝わりづらいんですよね。しかもCBTの場合は相手は機械ですので、アクセントをしっかりしないと他の単語に間違われてしまうかもしれません。せっかく思いついた英文が正しく伝わらなかったら残念ですよね。
Androidはこちらのアプリもおすすめ:スピーカティブ
こちらのアプリはAndroidしかないようですが、非常におすすめです。
表示された英文に対してその場で声に出して回答して、それをGoogleの音声入力が読み取って文字起こしして提出してくれます。
Googleの音声入力ですから、ネイティブに近い発音じゃないとうまく認識できないかと思うので、その点非常に理にかなっているアプリです。
また、試験の形式が本番によく似ているのでイメージトレーニングにもなるかもしれませんね。
ライティング(英作文)の対策アプリ
ライティングの対策なのですが、アプリで行うのは難しいので、これまでに紹介した「Polyglots」などのアプリ内でリスニング用に再生されている音声に対する返答を頭の中で思い浮かべるなどして練習するのが最適です。
頭の中に思い浮かべさえすればあとは手を動かすだけですので、実際のところ英文を想像するだけで対策になるのです。
ただ、ライティングにおいてはある程度の語彙力が必要になってきます。文法がわかっていても語彙力がないと自分の伝えたいことを伝えることができません。そこで以下のアプリがおすすめです。
語彙対策オススメアプリ:英検英単語
定番すぎるくらい定番ですよね。
英検の単語勉強といえばこちらのアプリです。

級ごとに学習内容を変えることができるので、幅広い人が使えるアプリだと思います。
最後に
英検CBTは話す・聴く・読む、などの英語を使ったコミュニケーションを重視しています。
四技能とは言われていますが、それぞれが密接に関わっているため全てバランスよく学習する必要があると思います。
リスニング試験であってもリーディング能力や語彙力は必要ですし、リーディング試験でもライティング能力が必要という場合もあります。
どれもバランスよく勉強していきましょう。
そして私もこれから頑張りたいと思います。