【ついに登場】iMac 2020年モデルの進化ポイントを徹底解説【買い?】

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ついにAppleからiMacの2020年モデルが発表されました。iMacの2020年モデルについては過去に噂情報をまとめた記事を作成しましたが、この記事で紹介したような大きなアップデートは見られませんでした。 ではこの度登場したiMac 2020年モデル(27インチ)は一体どこが進化したのでしょうか?

主要なポイントについて説明していきます。

iMac 2020年モデルのデザイン

まず最初に説明しますが、今回登場したのは二種類あるiMacのうち、27インチモデルの方だけになります。21.5インチモデルについては特にアップデートされず、2019年モデルのままです。 つまり現在のところiMacの2020年モデルは27インチシリーズにしかありません

それではそのデザインについてみていきましょう。

 

iMac 2020 27インチモデルのデザイン

特に比較用に前モデルのデザインは載せませんでした。全く変わっていないからです。前々から噂されていた2020年モデルのデザインとして、斬新なものになり、ついにベゼルレスになるだとか言われていたりしましたが、結局特にデザインに関して変更はみられませんでした。

なお、以前にAppleから、今後2年間程度でiMacのCPUをIntelのものからARMベースのものに移行していくと発表がありましたが、今回登場したiMacはIntelの処理装置を搭載しているものですのでいわゆる「ARM Mac」ではありません。

 

 

進化ポイント

それでは進化ポイントについて、主要なものを紹介していきます。まずは技術仕様表をご覧ください。

 

技術仕様表
Apple iMac 27インチ 2020
イメージ画像
メーカーApple
カテゴリー一体型PC
カラーシルバー
ディスプレイ比16:9
ディスプレイ方式IPS液晶
ディスプレイサイズ27インチ
ディスプレイ解像度5120 x 2880
ディスプレイ密度217 ppi
ディスプレイ輝度500ニト
OSApple macOS Catalina
グラフィックスAMD Radeon Pro 5300
AMD Radeon Pro 5500XT
AMD Radeon Pro 5700
AMD Radeon Pro 5700XT
最大映像出力6016 x 3384 @60Hz 2台
スピーカー方式ステレオ
マイクスタジオ品質の3マイクアレイ
メインメモリ種類DDR4
メインメモリクロック2666 MHz
メインメモリ容量8 GB
16 GB
32 GB
64 GB
128 GB
ストレージ容量256 GB SSD
512 GB SSD
1 TB SSD
2 TB SSD
4 TB SSD
8 TB SSD
内カメラ解像度1080p
端子USB Type-A x 4
(USB 3)
USB Type-C x 2
(USB 3.1 Gen2,DisplayPort,Thunderbolt3,HDMI,DVI,VGA)

イーサネット端子
SDXCカードスロット
3.5 mmヘッドフォンジャック
無線通信Wi-Fi 5
Bluetooth 5.0
サイズ(高x幅x奥)51.6 cm
65 cm
20.3 cm
重量8.92 kg
他の製品と比べる

 

以上のようになっています。なお、現在のところCPU(処理装置)の型番がはっきりしていませんので掲載していません。

 

1.ナノテクスチャガラス選択可能

Intelの処理装置を積んだ最後の27インチiMacになりそうな予感ですが、興味深いアップデートがありました。それは「ナノテクスチャガラス」オプションが追加されたことです。 ナノテクスチャガラスとは、簡単に言えば「非光沢ディスプレイ」のようなもので、2019年に新しいMac Proが登場したときに専用のモニター「Pro Display XDR」にもそのようなオプションがありました。

 

Pro Display XDR

このオプションを適用するには追加で5万円支払う必要がありますが、必ずしも高価であるナノテクスチャガラスの方が優秀だとは限りません。一般的に光沢液晶と非光沢液晶、それぞれ好みが分かれている印象ですので、非光沢液晶が好みでない人はお勧めしません。 非光沢液晶は表面が若干ぼやける感じなのであまり解像度が高くないディスプレイには最適ですが、iMacのようなRetina級ドット密度(200 ppi以上)を採用しているディスプレイでは、光沢液晶にしたところでドットが粗く見えてしまうことはまずないので、個人的には光沢液晶のままが良いかと思います。

なお、パソコンで作業をしているときに自分の顔等が反射してしまうのが困るという場合は非光沢もアリかもしれないです。

 

 

2.Intel第10世代CPUを採用

具体的な型番はまだ判明していないので上で紹介した表上には載せていませんが、CPUについてもアップデートされました。 前モデルではIntelの第9世代CoreシリーズCPUを採用していましたが、今モデルでは世代が一つ上がり、最近登場したばかりの第10世代のものが採用されました。Intelの第10世代CPUについては以下の記事をご覧ください。

【ついに登場】Intel第10世代デスクトップ向けCPUのすべて【Comet Lake-S】

 

このシリーズの進化ポイントについては上の記事で詳しく説明していますが、一番わかりやすい進化と言ったら全体的にコア数が増えたことでしょう。これまでの最上位モデルで採用されていたCore i9 CPUは8コア16スレッドとなっていましたが、今モデルの最上位モデルで採用されているCore i9 CPUは10コア20スレッドです。 加えて、全体的に動作周波数が上昇し、ゲームなどのコア当たりのパフォーマンスが重視される処理においても進化しました。

Apple公式ホームページで紹介されているCPUの動作周波数とコア数等が一致する第10世代CPUが一部確認されていませんので型番はよくわかりませんが、おそらくCore i5については10500と10600、Core i7については10700Kで、Core i9については10900や10900Kとなっているでしょう。

Core i5というと「並」であるイメージが強いですが、第10世代のCore i5であれば数年は「ハイエンド」と呼べるくらいの性能を保有することになるでしょう。もはやCore i9を選択する必要があるのはごく一部の人だけです。

 

3.オールSSD

前モデルではストレージオプションとしてHDDとSSDを組み合わせた「Fusion Drive」などが選択できるようになっていましたが、今モデルにてSSD以外のストレージオプションがなくなりました。そして最低モデルでも標準で256 GBのSSDを搭載しています。

 

4.最大8TBストレージ

加えて、ストレージオプションに8TBが追加されました。もちろんSSDです。今のところ8TBオプションが存在するのは2019年に登場したMac ProやMacBook Pro 16インチモデルのみになりますね。Proがついていないモデルで選べるようになったのは初めてだと思います。 といっても8TBほど大容量なストレージを必要としている人はそこまでいないと思います。

 

5.最大128GBメインメモリ

加えて、メインメモリについては最高で128GBオプションが選べるようになりました。

 

メインメモリ

メインメモリ(RAM)は写真や動画などの思い出等を保存するためのストレージとは異なり、主にCPUが処理を行うために一時的に細かいデータを保存するための記憶装置です。    もっと詳しく

6.Radeon Pro 5000シリーズGPU

処理装置としてCPUがアップデートされましたが、ゲーム処理等にて重要になってくる「GPU」についてもアップデートされました。

 

GPU

グラフィック処理装置(GPU・グラフィックス)とは、映像出力を行うための装置で、3Dゲーム等でその性能が特に重要視される。    もっと詳しく

前モデルについてもAMDのGPUが採用されていましたが、前モデルでは数年前のアーキテクチャを用いたRadeon Pro 500シリーズ等が採用されていました。5K動画を流すには十分な性能はありましたが、ゲームプレイは厳しい印象でしたね。 ですが今回AMDの最新の「Navi」アーキテクチャのGPUが採用されました。

GPUの製造プロセスが7nmとなっていて、前モデルと比べると同じ電力でもより高いパフォーマンスが発揮できるようになりました。最低オプションはRadeon Pro 5300となっています。全く同じものではありませんが、2019年に登場したMacBook Pro 16インチモデルにもRadeon Pro 5300Mなどが採用されましたね。

Radeon Pro 5300を搭載していても、動画閲覧程度には申し分のないパフォーマンスを発揮することができますが、ゲームプレイ等については厳しいところです。ですが最上位オプションのRadeon Pro 5700XTであればそこそこ快適に最新のゲームをプレイすることができるでしょう。 いままでiMacシリーズに「ハイエンドGPU」のようなものが採用されたことはない印象ですが、今回採用された5700XTは明らかにハイエンドです。 もはやiMac Proも顔負けの性能ですね。

そして新しいアーキテクチャのGPUが採用されたことで、Radeon Pro 5700シリーズ選択時には最大で6K解像度のモニター2台に映像出力ができるようになりました。つまりPro Display XDRを2台フル活用することができるということですね。 加えて本体に搭載されている27インチディスプレイもPro Display XDR並みの高品質さを誇っていますので、もはやPro Display XDR 3台みたいなものです。

 

7.内カメラ解像度が1080pに

iMacシリーズどころか、モバイル性能が重視されるような「MacBook」シリーズについても内カメラの解像度はここ数年全く進化していません。ですが今モデルにて720p解像度から1080p解像度にアップデートされました。だいたい現代の動画撮影の標準的な解像度が1080p(フルHD)ですので、これで内カメラを活躍させることができる幅が広がるでしょう。 そして解像度が高くなったことで、顔認識等の新機能にアクセスできるようになるかもしれないとのことです。なお、顔認識というのはiPhone 11シリーズ等で利用できる「顔認証:Face ID」とはまた別のもので、依然として今モデルのiMacでも指紋認証や顔認証を利用することはできません。

 

8.10ギガビットイーサネットのサポート

これは最近登場したMac mini 2020年モデルにも追加されたオプションになりますが、通常のギガビット級イーサネットとはまた別に、追加オプションで10ギガビットイーサネットをサポートさせることができるようになりました。ただ、正直iMac 27インチモデルをサーバーのように使う人はほとんどいないと思いますので、どのような場面で活躍するのかは疑問です。

 

 

買いなのか?

振り返ってみると割と多くの進化ポイントがありましたが、既にiMacをもっているひとが買い替えるほどの話ではないでしょう。 ですが、ここまで進化しているのに最小構成を20万円未満(税抜)で購入することができるので、まだiMacシリーズを持っていなくて、できるだけ性能の高いものが欲しいという人にはお勧めです。ストレージオプション等を上げると一気に高くなりますが、CPUオプションについては割と値段が上昇しないので、Core i7モデル程度が一番コスパが良いんじゃないかと思います。

今回購入せず、次登場するiMacを購入するとなると、ARMベースの処理装置を採用しているものである可能性が高いので注意が必要です。27インチモデルについてはよくわかりませんが、21.5インチモデルについては確実にARMベースの処理装置が導入される予定です。ARMベースの処理装置の性能が低いというわけではありませんが、現時点で安定した、かつ高い性能を求めるという人は今のうちにIntelの処理装置を採用しているiMacを購入すべきです。

今後数年でARMベースのものに移行するからといって、すぐにIntel iMacのサポートがきれるわけではないので、特に気にせずに購入して良いかと思います。

購入は以下からどうぞ

https://www.apple.com/jp/imac/







アンケート

期限:2020/08/15

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