第10世代IntelCPU「Comet Lake」のラインナップ解説

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Intelから第10世代Intel Coreシリーズの「Cometlake」アーキテクチャベースのCPUが先日発表されました。この記事ではCometlakeCPUのラインナップを紹介し、それぞれの性能について解説していきます。

第10世代CPUについて軽く説明

(Cometlakeのエンブレム、Icelakeも共通)

まずは第10世代CPUについて軽く説明していきたいと思います。

今インテルから発表されている第10世代CPUは「Icelake」と「Cometlake」の二つがあります。

それぞれについてはこちらの記事をご覧ください。

IcelakeCPUについて

CometlakeCPUについて

 

そもそもなんで第10世代CPUが二つもあるのかという問題ですが、二つで大きく違うのは内蔵グラフィックスの性能です。

あと、強いて言えばナンバリングも異なっています。

 

どちらも10世代を表す「10」という数字は入っていますが、

末尾の文字はIcalakeでは内臓グラフィックスのレベルを表すものになりました。

従来ではCometlakeと同様に、電力関係を表す文字がついていましたが、Icelakeでは同じSKUのCPUでも内臓グラフィックスのバリエーションがあるので、そこの種別が必要になってくるようです。

 

そして、Icelakeでは「Intel Iris Pro Graphics」を用いていますがCometlakeでは「Intel UHD Graphics」のままです。

Icelakeではグラフィック性能が従来のおよそ2倍になり、とても力を入れていることがわかりますが、Cometlakeでは従来のままとなっています。

あと、回路の微細さについてもIcelakeでは10nmとなっていて、Cometlakeでは14nmのままとなっています。

 

同じ第10世代CPUでも、少し志向が違うようです。

 

 

製品ラインナップとそれぞれの説明

それでは続いてCometlakeCPUのラインナップを紹介し、それぞれを説明していきます。

 

型番コア/スレッドクロック数キャッシュ
Uシリーズ(TDP15W~25W)
Corei3-10110U2/42.1GHz~4.1GHz4MB
Corei5-10210U4/81.6GHz~4.2GHz6MB
Corei7-10510U4/81.8GHz~4.9GHz8MB
Corei7-10710U6/121.1GHz~4.7GHz12MB
Yシリーズ(TDP4.5W~9W)
Corei3-10110Y2/41.0GHz~4.0GHz4MB
Corei5-10210Y4/81.0GHz~4.0GHz6MB
Corei5-10310Y4/81.1GHz~4.1GHz6MB
Corei7-10510Y4/81.2GHz~4.5GHz8MB

 

以上の様になりました。

まずはUシリーズについてです。

Uシリーズというのは、型番の末尾に「U」とついているモデルで、TDPが25Wまでに抑えられています

これまでのCoreiシリーズのモバイル向けによく使われていたシリーズになります。例えばCorei3-8100U等は有名でしょうか。

 

ノートパソコンに搭載されるCPUになりますが、これまでと比べてみるとコア数スレッド数はあまり変わりませんが、クロック数の変動が激しくなっています

ベースクロックは従来のものとあまり変わりませんが、ターボブーストテクノロジー使用時の最大周波数が4.0GHzを超えています。もちろんすべてのコアがここまで上昇するわけではなく、1コア時の上昇になりますが、それにしてもクロック数が上昇していることは明らかです。

 

第九世代と比べて多少の性能上昇が期待できそうです。

 

そしてYシリーズについてです。

Yシリーズは一部の小型ノートパソコンや、2in1パソコンなどのコンパクトコンピュータに搭載されます。そのため消費電力はとても小さく抑えられています

 

そして驚きなのが、コア数スレッド数です。

Corei7の上位モデルを除いて、Uシリーズと全く変わりません

Corei5で4/8スレッドというのはYシリーズではかなり珍しいことになります。

 

クロック数についてもUシリーズとあまり変わっておらず、全体的な性能上昇が期待できそうです。

 

YシリーズCPUというのは2in1パソコンなどのコンパクトパソコンに搭載されると話しましたが、これからはデスクトップパソコンよりも、ノートパソコンよりもこの「2in1パソコン」のようなパソコンが多く生産されていくと思われます。

時代はコンパクトな方に向かっていくためです。実はデスクトップ向けCPUについては現在AMDのCPUのシェア率が非常に高くなっていますが、メーカー製のモバイルコンピュータについてはIntelのCPUの方が多く使用されています

 

YシリーズCPUのパフォーマンスが優れてきていることを考えると、もしかしたらIntelの、未来に向けての作戦なのではないかと思われます。

 

具体的な性能の数値が発表されましたらまた紹介していこうと思います。

 

 







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期限:2020/07/15

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