今回はIntel社の90番台チップセットです。通称「Intel 9 Series」です。主に第四・五世代のCoreiシリーズをサポートします。
Intel 9 Series 開発コード名: Lynx Point / Wellsburg
Chipset | Z97 | H97 | X99 |
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TDP | 4.1W | 4.1W | 4.1W |
CPUグラフィック | Yes | Yes | No |
PCI-e レーン最大数 | 8 | 8 | 8 |
プロセッサ PCI-e構成 | 1×16,2×8 1×8 & 2×4 | 1×16 | 1×16 |
USBリビジョン | 3.0 2.0 | 3.0 2.0 | 3.0 2.0 |
USB3.0 | 6 | 6 | 6 |
SATAポート数 | 6 | 6 | 10 |
SATA3の数 | 6 | 6 | 6 |
今回のラインアップはこのようになっています。一応Intelとしては第5世代Coreiシリーズ「Broadwell」対応を謳っていたのですが、第四世代Haswellで用いられることが多々ありました。HaswellRefreshです
8 Seriesとは違い、M.2 SSD等にも対応しました。主に使われたのはZ97チップセットでCorei7 4790等に使われていきました。
X99チップセットはX79チップセットの後継で、ワークステーション用となっています。対応CPUとしてはLGA 2011-3ソケットのCPUで、E5 v3シリーズなどがあげられます。こちらの開発コードは「wellsburg」となっていますが、HaswellやBroadwellと何か関係があるかもしれませんね。
ワークステーションにだけでなく、ゲーミング用ハイエンドマザーボード等に用いられることもありました。
製品例
https://jp.msi.com/Motherboard/Z97-GAMING-7.html
(MSI Z97 GAMING 7)
- LGA 1150第四世代および第五世代インテル® Core™ i7 / i5 / i3シリーズ、Pentium® 及びCeleron® シリーズプロセッサ対応
- DDR3-3300 (OC) メモリ対応
- M.2 + USB 3.0 + SATA 6Gb/s対応
- 真の高音質をお届けする『Audio Boost 2』
- ゲームで威力を発揮する『Killer® 2200』LANチップ搭載
- 安定した5Vを供給する『USBオーディオパワー』
- 『XSplit Gamecaster』を使ってゲーミングスキールを世界に配信する
- 完璧な回路保護と省電力を実現する『Guard-Pro』
- 『OCジニー4』で誰でも簡単パフォーマンスアップ
- 簡単にフレームレートを上げる『Gaming App』
- グラフィカルで明快な画面、マウスも利用可能な『クリックBIOS 4』
- NVIDIA® SLI™およびAMD CrossFire™Xに対応
- リアルな音場と聞き易いサウンド環境を提供する『Sound Blaster Cinema 2』搭載
- 頻繁な抜き差しにもびくともしない耐久性を実現する『ゲーミング・デバイス・ポート』
(MSI公式ホームページより)