今回はIntel社の30番台チップセット、通称「Intel 3 Series」のまとめです。

Intel 3 Series 開発コード名:Bearlake
Chipset | X38 | P35 | P31 | G35 | G33 | G31 | Q35 | Q33 |
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TDP | 26.5W | 18W | 15.5W | 28W | 19W | 17W | 15W | 15W |
最大メモリ | 8GB | 8GB | 4GB | 8GB | 8GB | 4GB | 8GB | 8GB |
DDR2 | 667/800 | 667/800 | 667/800 | 667/800 | 667/800 | 667/800 | 667/800 | 667/800 |
DDR3 | 800/1066 1333 | 800/1066 | No | No | 800/1066 | No | No | No |
ECC | Yes | No | No | No | No | No | No | No |
内臓グラフィック | No | No | No | Yes | Yes | Yes | Yes | Yes |
PCI-e リビジョン | 1.1 | 1.1 | 1.1 | 1.1 | 1.1 | 1.1 | 1.1 | 1.1 |
PCI-e構成 | 2×16 | 1×16,1×4 | 1×16 | 1×16 | 1×16 | 1×16 | 1×16 | 1×16 |
このようにまとめてみました。この世代で主にLGA775ソケットのCore2 duoシリーズに対応しました。また、DDR3メモリをX38,P35,G33でサポートしています。今ではDDR3メモリは古いものですが、当時のDDR3メモリといったら新技術で、とても速度が速かったものです。ワークステーション向け「X」付モデル「X38」ではDDR3 1333MHzまで対応し、PCI-eも16レーンを2個対応しました。各PCI-eのリビジョンは1.1となっています。(チップセットレベルの対応)
廉価モデルの、一の桁が「1」シリーズの最大メモリ容量は4GBでしたが、当時は8GBメモリを使用するパソコンは少なかったものだと思います。
また、G世代から内臓グラフィックにも対応しています。
製品例

- Easy Energy Saver をサポート
- Intel Core™ 2 マルチコア 45nm プロセッサをサポート
- CPU周りに固体コンデンサとフェライトコアチョークを採用
- デュアルチャネルDDR2をサポート
- Intel グラフィックメディアアクセラレーター3100 (Intel GMA 3100)をオンボード
- ギガビットLANをオンボード
- 8チャンネルサウンド
- DualBIOSを搭載 (GIGABYTEホームページより)
次回もお楽しみに