【ついに登場】Intel第11世代「Tiger Lake」CPUをモデル別に紹介

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ついに先日、Intelから第11世代モバイル向けCPUシリーズ「Tiger Lake」について発表されました。CPU系の話で盛り上がるのは何かと、自作パソコンに用いられる「デスクトップ向け」のものですが、より『モバイル』を極めているこの頃の世の中ではこういったモバイル向けのCPUも重要な役割を担います。

ということで今回は第11世代モバイル向けCPUを、モデル別に紹介していきます。

 

 

この記事を1文で説明すると

  • Intel第11世代「Tiger Lake」CPUではThunderbolt 4PCI-e 4.0などの通信系統が進化した他、従来の二倍の性能を保有する内蔵グラフィックスが搭載されるようになった

第11世代「Tiger Lake」CPUの特徴

このCPUシリーズに関する噂情報についてはこれまでに随時紹介してきました。

Intel 第11世代「Tiger Lake」CPUの情報

また、ちょくちょく発掘されていたベンチマーク情報なども以下の記事で紹介していました。

Intel Core i7-1185G7の性能が発覚【第11世代Tiger Lake】

そしてこの度、ついにIntelから公式に発表されました。まずはその特徴について紹介していきます。

 

  第11世代「Tiger Lake」
第10世代「Ice Lake」
 コードネームTiger LakeIce Lake
 製造プロセス10nm SuperFin10nm
 CPUアーキテクチャWillow CoveIce Lake
 GPUXe(Gen12)Gen11
 Thunderbolt / USBThunderbolt 4.0 / USB4Thunderbolt 3.0 / USB 3.0
 PCI Express4.03.0

 

1.10nm SuperFinプロセス

第11世代「Tiger Lake」の製造プロセスは10世代と同じ10nmになりましたが、少し進化して「SuperFin」と呼ばれるものになりました。

 

2.キャッシュ増加

第11世代CPUではL2キャッシュなどが従来の二倍程度になり、L3キャッシュは最大で12MBとなりました。これは従来の8MBより4MB多いです。

 

3.内蔵グラフィックス「Xe」

Tiger Lake CPUについてもグラフィック処理装置(GPU)が内蔵されていますが、Ice Lakeに搭載されていた第11世代グラフィックスよりも進化した第12世代(Xe)グラフィックスが採用されました。 最大のEU数が64基から96基へ増え、その性能はおよそ倍になりました。

 

4.Thunderbolt 4、USB4、PCI-Express 4.0

そしてこのCPUシリーズでは三つの「4」をサポートしました。一つ目はThunderbolt 4で、従来のThunderbolt 3と同じ通信速度(40Gbps)ではあるものの映像出力性能が改善されたり、より長いケーブルなどが利用できるようになったなどして、ドッキングステーションなどでも扱いやすい存在になりました。

そして二つ目はUSB4で、こちらはThunderbolt 4と同じ端子を利用し、より速い通信を可能にします。 三つ目はPCI-Express 4.0で、従来の3.0よりも最大で倍程度の転送速度を誇り、ストレージ接続やその他グラフィックボードなどとの通信がより速いものになります。

 

など様々な点で進化しました。

 

 

Tiger Lakeシリーズのラインナップを紹介

続いてはこのCPUシリーズのラインナップを紹介していきます。各モデルの前身(第十世代)にあたるものをそれぞれ下に載せています。(10xxは第10世代)

また、今回は超省電力CPU(Yシリーズ)は除きます。

 

Core i7

まずはハイエンドであるCore i7シリーズからです。

 コア数最大クロックキャッシュ内蔵GPUTDP
Core i7-1185G74/84.8GHz12MBIris Xe12~28W
      
Core i7-1165G74/84.7GHz12MBIris Xe12~28W
Core i7-1065G74/83.9GHz8MBIris Plus12~25W

 

以上のようになっています。最上位モデルは現在のところ「Core i7-1185G7」となっていて、前身モデルは存在しません。ですが1165G7との違いとしては動作周波数程度しかありません。

そして1165G7については、ちょうど「1065G7」という前身モデルが存在します。動作周波数が大幅に上昇し、キャッシュサイズも大きくなりました。そして先ほど説明したように内蔵グラフィックスとして第12世代の「Iris Xe」が搭載されていて、従来の倍程度のパフォーマンスを発揮するとのことです。

 

Core i5

 コア数最大クロックキャッシュ内蔵GPUTDP
Core i5-1135G74/84.2GHz8MBIris Xe12~28W
Core i5-1035G74/83.7GHz6MBIris Plus12~25W

 

以上のようになっています。Core i5-1035G7には前身モデルが存在し、動作周波数やキャッシュサイズ、内蔵グラフィックスなどがCore i7シリーズと同様に進化しました。

 

Core i3

 コア数最大クロックキャッシュ内蔵GPUTDP
Core i3-1125G44/83.7GHz8MBUHD12~28W
      
Core i3-1115G42/44.1GHz6MBUHD12~28W
Core i3-1005G12/43.4GHz4MBUHD13~15W

 

Core i3については第11世代で4コア8スレッドのモデルが登場しました。動作周波数などは十分高めではありますが、内蔵グラフィックスがIris XeではなくてUHDグラフィックスとなっています。Iris XeとUHDの性能差は結構大きく、下手したらUHDの方はXeの4分の1くらいの性能かもしれません。

そして2コア4スレッドである「1115G4」も登場しましたが、こちらもUHDグラフィックスです。コア数が少ないためか、非常に動作周波数が高くなっていますね。

 

 

Tiger Lake採用製品

ではこのIntel第11世代CPUシリーズを採用するパソコンはどのようなパソコンなのでしょうか。おそらく現在Intelの第10世代「Ice Lake」CPUを採用しているノートパソコンの後継機は必然的にこちらのシリーズを採用することになるかと思います。 例えばMicrosoftのSurfaceシリーズパソコンなんかは、Surface Pro 8やLaptop 4などをはじめとし、次々と第11世代CPUを採用していくでしょう。

Surface Pro 8の情報【太陽光発電?】

Surface Laptop 4の情報【MacBook打倒?】

また、AppleのMacBookでも採用されていくかもしれません。ただ、MacBookでは次第にARMアーキテクチャを利用したAppleの独自処理装置が採用されていきますので、もしかするとIntelの第11世代に手を出さずじまいになるかもしれませんね。

 







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期限:2020/11/30

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