IntelやAMDが絶えずCPUを開発しているので、いつどんなCPUが登場するのか把握するのは難しいものです。そこでこの記事では2020年にIntelがどのようにCPUを開発していくのか、そのロードマップを紹介します。
なお、厳密には誤っている可能性があります。
Intel 2020年のロードマップ
※ここで紹介するものは非公式です。私が個人的に作ったものになりますので情報の信ぴょう性はあまり高くないです。
プロセスロードマップ

AMDはすでに2019年に7nmプロセスへ移行し、現在5nmプロセスCPUの開発をも完了しようとしているところですが、2020年、Intelからは7nmプロセスのCPUは製造されません。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
Intelの7nmプロセス CPUは一体いつになる?【Intel vs AMD】
そして第二世代の10nmプロセスと、第四・五世代の14nmプロセスチップが登場すると予想されます。
シリーズ別ロードマップ

- H・・・ハイエンド・モバイル
- U・・・モバイル
- Y・・・省電力・モバイル
- S・・・デスクトップ(メインストリーム)
続いてはシリーズ別になります。それぞれの図形の長さに深い意味はありません。2019年の後半頃に最後のCoffee Lake CPUと考えられる「Core i9-9900KS」が登場しました。 そしていよいよ2020年からは本格的に第10世代CPUの生産が開始されました。
Ice Lake -Yは新しいMacBook Airに採用され、Comet Lake -U , Ice Lake -Uなども多くの製品に採用されています。そしてデスクトップ向けとしては2020年の4月後半頃に第十世代Comet Lake -Sが登場する予定です。
Intelにおいてはモバイル向けラインナップの方が早く登場するので、2020年半ばごろに第11世代モバイル向けCPUが登場すると考えられます。
アーキテクチャは2019年と同じく二大体制となり、Tiger LakeとRocket Lakeになるでしょう。
また、2021年の頭にはRocket Lake -Hが登場すると考えられています。第11世代シリーズでは第12世代「Xe」グラフィックスが採用され、加えて同アーキテクチャを採用したIntelの外付けグラフィックスカードも登場するでしょう。