ついにIntelがAMDに対して最終手段【品質で負けてもこっちにはたくさんの金がある】

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このブログでは過去にいくつかIntel VS AMD(CPU対決)に関する記事を投稿してきました。

そしてこの度、IntelがAMDに対して新たな戦略を始めようとしているという噂が入ってきたので紹介していきます。

 

この記事を2行で説明すると

  • IntelのCPUの品質はAMDに比べると徐々に劣ってきている
  • しかしIntelはAMDに比べて圧倒的な資産を保有していて、その一部をCPUの値下げのために捨て、CPU市場を大きく動かすことができる
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品質で徐々に劣等感を感じ始めているIntel

デスクトップCPUの「劣等感」

 

Intelの最大のライバルである「AMD」は2017年から新しいCPUシリーズ「Ryzen」を生産をしています。

ですが2018年のCPUシェア率としては圧倒的にIntelの方が高くなっていて、Ryzen CPUはそこまで世の中に広まりませんでした。

 

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1197213.html

このグラフの左側の方は2018年になります。

この頃はIntelから生産されていた「第8世代CoreiシリーズCPU」が非常に高い評価をされていて、メーカー製パソコンにAMDのCPUを搭載している光景はほとんど目撃しませんでした。

ですが2019年中期に入ってグラフが大きく変動しているのがわかると思います。このグラフには載っていないのですが、2019年7月にAMDは新しいRyzenシリーズCPU「第三世代Ryzen」を発売しました。

結局Ryzen3世代、なにが変わったのか?

 

このCPUシリーズではデスクトップ向けCPU初の「7nm」プロセスが採用されていて、Intelの「14nm」プロセスに比べると圧倒的にエネルギー効率が良く、パフォーマンスも高いものとなっていました。

その上価格もIntelに比べて相当安くなったわけなのですが、グラフをみてみるとなぜか6月からCPUのシェア率が上昇しています

 

これは第三世代RyzenCPUを発売する前に前世代の「第二世代Ryzen」CPUを値下げしたためだと考えられています。この時に世の中に「Ryzen」という文字が浸透していったのだと思います。

 

そして第三世代Ryzenが発売されてからメーカー製のパソコンに搭載されることも多くなってきました。そして2019年後期でもAMDのCPUは高い評価を受けているわけで、IntelのCPUには品質的な劣等感すら感じます。

 

モバイル向けCPUの「劣等感」

また、Microsoftから新しく発売される「Surface Pro」にはこれまでと同じIntel CPU搭載モデルの他に、スマートフォンなどのチップを作っている大手会社の「Qualcomm」のCPUがベースとなったMicrosoft独自のCPUが搭載されているモデルの「Surface Pro X」も存在します。

新Surface Pro 7 / X、何が違うのかを徹底解説【どちらを買えばいいのか】

 

もしSurface Pro 7(IntelCPU搭載モデル)よりもSurface Pro Xの方が優秀だと評価されるようになったとしたら来年からMicrosoftはQualcommのCPUを搭載したモデルしか発売しないかもしれません

 

 

このように、IntelはCPUの品質で少し劣ってきているのかもしれません。

 

 

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Intelの新戦略「値下げ」

Intel、AMDの2018年純利益額よりも多くの金を捨てられる

 

AdoredTVより

このスライドの情報が本当かどうかは疑うべきなのですが、2018年のAMDの純利益が3億ドルなのに対して、Intelはそれを圧倒的に上回っていて、その一部「30億ドル」をAMDとの競争のために捨てることができるそうです。

 

ちなみにIntelの2018年の純利益は230億ドルを上回っているみたいです。

 

今年AMDのCPUシェア率がかなり高くなり、Intelくらい売れたとしてもIntelには圧倒的なお金があるのでこの資産の差を埋めるのは不可能に近いです。

 

つまり、今年IntelのCPUの品質があまり高くなく、そこまで売れなくたとしてもまだIntelには資産がたくさんあるということです。

品質ではアドバンテージをとられているかもしれませんが、企業への信頼性と資産の量では圧倒的にIntelの方がアドバンテージをとれているのでしょう。

 

 

IntelCPU、値下げによってAMDに対抗

これはあくまで噂になるのですが、これからIntelは長期間の間AMDに対してCPUの「値下げ」をすることでCPUのシェア率を取り戻そうとしている「新戦略」を企てていると考えられています。

その証拠に、最近Intelから発表されたCorei9 10000Xシリーズの一部のモデルは前世代のCorei9 9000Xシリーズのおよそ半額になっています。

ついにIntelからCorei9-10980XEが激安で発表される

 

さらには、最近Intelから発表されたXeon W-2200シリーズの一部のモデルも前世代のXeon W-2100シリーズのおよそ半額となっています。

IntelがついにXeon-W も半額に設定【Xeon-W2200シリーズ】

 

基本的にXeonWシリーズはハイエンドワークステーションに用いられるため、AMDのRyzen threadripperシリーズがライバルとなっています。

また、Corei9のXシリーズも主にRyzen threadripperやRyzen9などをライバルとしているため、Intelは特にハイエンドCPUについては大幅に値下げを行うことによってシェア率を高めようとしているのでしょう。

 

今年AMDがどんなに頑張ってもIntelを上回って利益を獲得することはほぼ不可能に近いため、このままIntelがAMDとの競争のために捨てる30億ドルをCPUの値下げ等に費やしてもIntelはビクともしないのです。

それに、CPUの値下げによってシェア率を高めることができればAMDを市場から追放することができるのかもしれません。(あまり表現は良くないですが)

 

 

Intelはそれくらい大きな資産ポケットを保有しているということです。

 

品質の差についてAMDと常に比べられていますが、そもそも会社の規模が全く違うようですね。

 

捨てる30億ドル、開発に費やさないの?

ここで一つ思うのが、CPUの値下げで30億ドルを捨てるよりもそのお金で開発をした方がより持続可能な運営をすることができるのではないかということです。

以下のような話がよく語られます。

「村人に食料を与えるよりも、食料の作り方を教えた方が効率が良い」

 

まさにIntelのやっていることはこの教訓?に逆らっていますよね。

 

ただし、仮に30億ドルはCPUの値下げのために捨てられたとしても、他の資産で開発の方を行うことだってできます。

つまり、CPUの値下げによって即効的に市場を大きく動かしその間に新たなテクノロジーを開発し、開発が終わったところで市場に展開していくことでより効率良く利益を獲得することができるのです。

 

30億ドルはあくまでも捨てる用であり、Intelには他にもたくさんの研究予算があるということですね。

 

 

Intel VS AMDどうなっていくのでしょうか。

 

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期限:2020/08/15

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