2019年にARMベースのチップを搭載した新しいSurface Proシリーズが登場したり、そろそろ新しいSurfaceシリーズパソコンが登場するのではないかと噂されたりし、Surface界は盛り上がっているところでございます。
ですがそんな中、あまり更新されていないモデルとして「Surface Studio」があります。 この記事ではそんなSurface Studioの次期モデル「Surface Studio 3」の噂や、期待される仕様について説明していきます。
なお、一部私の予想が混じっております。
この記事を2文で説明すると
- Surface Studioはその特性上、一定の需要があると考えられるため次期モデル(Surface Studio 3)の登場が期待される
- Surface Studio 3ではより高性能なCPU、グラフィックス、そしてマイクなどのセンサが搭載されることが期待される
Surface Studioの立場
そもそもSurface Studioとはどんなシリーズなのでしょうか? もしも他のSurfaceシリーズが進化しすぎて、Surface Studioの立場が無くなっていたら次期モデルは登場しないかもしれませんよね。
デザイナー向け
公式サイトに「この製品は~用です」と断言されているわけでもないので具体的な立ち位置を判断するのは難しいですが、大画面に加え広色域P3プロファイルに対応しているディスプレイ、そして高いグラフィック性能を兼ね備えている事を考えると、圧倒的にデザイナー向けと言えるでしょう。
また、10ポイント マルチタッチをサポートしていて、必要であればスクリーンを傾けることができるので直感的な作業にも向いています。
タブレットの操作感を高性能なパソコンで実現した特殊なパソコンです。
もちろんプロの作業ともなるとタブレットでは画面が小さかったり性能が足りなかったりするので、そういう時にこのパソコンに対する需要が高まるのでしょう。
次期モデル登場する?
ここで一つ疑問になるのが、このSurface Studioシリーズは次期モデルを出す価値があるのかということです。
でも先ほど説明した通り、他のSurfaceシリーズのみならず、世の中のあらゆるパソコンにも無いような特性を保有していますので、おそらく次期モデルが登場しないということは無いでしょう。モバイル端末が進化しているなかでも、やはりプロレベルの作業ともなるとそれなりのシステムを要します。
そのため一般的なクライアントからの需要が確保できているのかは疑問ではありますが、一定の需要はあり続けるでしょう。ただ、別にデザイナー専用というわけでもないので普通に「高性能パソコン」として様々な役に立つとは思います。
高いけど。
予想される仕様
それでは予想される仕様について説明していきます。
ディスプレイ
とりあえずディスプレイについては28インチのままで、同じ解像度になると思われます。現在は4K+(4500 x 3000)ですね。 また、広色域(DCI-P3)プロファイルもサポートし、従来通り「個別に色調整されたディスプレイ」を備えるかと思います。
[dic term=”DCIーP3″]
CPU
[dic term=”CPU”]
Surface Studio 2 | Surface Studio 3 | |
---|---|---|
CPU | Intel Core i7-7820HQ | Intel Core i7-1xxxxH ? |
CPUについてはStudio 2ではIntelのKaby Lakeアーキテクチャのハイエンド・モバイル向けのものになりました。もう今となっては3年も前のものになりますから、そろそろ更新されてもおかしくは無いですね。
そこでStudio 3では10世代以降のCore i7ハイエンド・モバイル向けCPUが搭載されると考えられます。Studio 2の時は最高級CPUというわけでもなかったので、おそらくCore i9シリーズが搭載されるということはないと考えられます。
グラフィックス
Surface Studio 2 | Surface Studio 3 | |
---|---|---|
グラフィックス | Nvidia GeForce GTX 1060 6GB / 1070 8GB | Nvidia GeForce RTX xx60 / xx70? |
グラフィックスについては、Studio 2ではクリエイター向けと言われている「Quadroシリーズ」ではなく、ゲーム処理に向いているGeForceシリーズが搭載されました。GTX 1060 / 1070ですので当時としてはかなり高性能なものでしたが、GTX 1080 Tiのようなウルトラ・ハイエンド級のものは搭載されませんでした。こちらもCPUと同じく二番手という感じですね。
そういうわけでStudio 3でも割と高性能なものが搭載されると思いますが、RTX 3080 Ti(例)のようなウルトラ・ハイエンド級のものは搭載されないでしょう。 RTXシリーズということで、ハードウェアレベルでのリアルタイムレイトレーシングをサポートしているので更にデザイナーに向くかもしれませんね。
それかもしくは、ここまできてQuadroシリーズが搭載されるかもしれません。
記憶装置
メインメモリやストレージなどの記憶装置系統もアップグレードされるかもしれませんが、従来通り多用なオプションが登場すると思いますので用途に合わせて選ぶという感じです。
諸センサ
Surface Studio 2にはパソコンとしては割と高性能な500万画素(1080p撮影対応)のフロントカメラやデュアルマイクなどが搭載されました。
そして噂では、Suface Studio 3にはMEMSマイクを搭載するかもしれないとのことです。
[dic term=”MEMS”]
MEMSマイクというのは、イメージでいうと処理チップの中にマイクを埋め込む感じでしょうか。その分小型になりますが、最新技術が使われているので音質もそこそこ良くできるとのことです。
また、一つひとつがコンパクトな上に指向性を重視することができるため、特定の場所の音だけを拾ったり、より立体感のあふれる録音を行うことができるそうです。
ミーディングで一人一人の声を録音することができるとも言われているくらいですからね。 そしてこのようなシステムが搭載されるかもしれない、ということを特許が示しています。
以上、Surface Studio 3に期待される仕様と噂でした。
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