Microsoft Surface Book 3の情報【ゲーミング仕様】

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MicrosoftのSurfaceシリーズパソコンといったらスタイリッシュで落ち着きのあるイメージですが、Surface Bookシリーズは違います。見た目こそ普通のSurfaceパソコンなのですが、中身はモンスターです。

ノートパソコンとして使っているとモンスター級の性能を発揮しますが、その一方でタブレット化したらとてもコンパクトになり、使いやすくなります。そんなSurface Bookシリーズに新しいモデル「Surface Book 3」がついに発表されました。

この記事では、Surface Book 3の特徴について紹介していきます。

 

 

この記事を1文で説明すると

  • Surface Book 3にはIntel第10世代CPUが搭載され、グラフィックスは最高でGTX 1660 Ti / Quadro RTX 3000となった

Surface Bookの特徴とは?

冒頭でSurface Bookについて軽く説明しましたが、他のSurfaceシリーズパソコンとの違いがよくわからないという方は多いと思いますので、まず最初に他のSurfaceシリーズと比べた時のSurface Bookシリーズの特徴を説明していきます。

 

Surface Book 2のイメージ

 

1.画面が切り離せる

Surface Book最大の特徴はなんといっても画面が切り離せることです。しかしながらこれは最近流行りの「2in1PC」の典型的な機能ですし、同じSurfaceシリーズの「Surface Pro」にも実装されているものになります。

 

Surface Pro 7のイメージ

しかしSurface Proの場合、ノートパソコンの画面が切り離せるというよりは、タブレットに薄っぺらいキーボードが付属しているというイメージです。要は、Surface Proの本体はディスプレイであり、付属しているキーボードはキーボードでしかないのです。しかしながら、これから詳しく説明しますが、Surface Bookについてはキーボードも本体の一部です。

キーボードに一部のバッテリーが入っていたり処理装置が入っているなどしてノートパソコンとして使っているときはキーボード側とディスプレイ側が協力して全体の処理を行っているのですが、切り離すとディスプレイのみで処理ができるようになります。

これが最大の特徴なのです。この特徴を持っていることによって何が良くなるのかはこの後詳しく説明していきます。

 

 

2.ゲームに強い 2in1 PC

2in1 PC最大の弱点は、本体が小さいことです。通常の2in1 PCはディスプレイ部にしか処理ユニットが無く(Surface Proも) 、スペースが限られています。

最近のCPUはとても優秀なので、そういった狭いディスプレイ部にも高性能のプロセッサを搭載することができるのですが、やはりゲーミング性能、すなわちグラフィック処理性能においては劣りがちです。というのも、スペースが限られているためCPUの中に統合されたグラフィック処理ユニット(GPU)を使わざるを得ないのです。そしてCPUに統合されているGPUはあまり性能を発揮することができません。

しかしSurface Bookシリーズは違います。特定のオプションを選べば、キーボード側に外付けのGPUを搭載させることが可能です。外付けされたGPUはグラフィック処理に特化しているので、最新のゲームでも余裕で処理することができます。

また、キーボードからディスプレイを切り離したときは、自動的にCPU内蔵グラフィックスが使われるようになります。タブレットモードで重たいゲームなんてやる人そうそう居ないと思いますので、非常に理にかなっていると言えるでしょう。

 

 

3.バッテリー持続時間の長さ

2in1 PCにはかなり消費電力の少ないCPUが搭載されるので、少ないバッテリー容量でも10時間くらいもってくれることがあります。しかしながらそれは限られた電力の中での話です。当然消費電力が少ない方がその分性能も低くなってきます。

しかしどうでしょう。先ほど説明したように、Surface Bookシリーズはオプションによっては外付けのGPUを搭載させることが可能です。このGPUは結構な電力を食います。それなのにSurface Bookシリーズは10時間以上、場合によっては17時間程度バッテリーが持つことが保証されています

その秘訣としては、やはりキーボードにあります。タブレットモードとしても使えるようにディスプレイ部にもバッテリーはありますが、キーボード側に巨大なバッテリーが存在します

もちろん、急にタブレットとして使うことになったとしてもタブレット側のバッテリーに常に充電が行われていますので安心です。

 

これらが、Surface Bookシリーズの、他のSurfaceシリーズ、いや他のどのノートパソコンや2in1 PCとも異なるポイントです。

 

 

Surface Book 3の仕様とは

ついにMicrosoftから発表されましたので、その仕様について紹介していきます。

 

 

処理装置

 

比較項目Surface Book 2Surface Book 3
CPU基本構成Intel Core i5-7300UIntel Core i5-1035G7
CPU最高Intel Core i7-8650UCore i7-1065G7
   
GPU基本構成Intel UHD 620Intel Iris Plus G7
GPU最高Nvidia GeForce GTX 1060Nvidia GeForce GTX 1660 Ti Max-Q
Nvidia Quadro RTX 3000

 

以上のようになっています。

最小構成のCPUについてはIntel第10世代Ice LakeのクアッドコアCore i5-1035G7となっており、最上位はCore i7-1065G7となりました。15インチモデルにはデフォルトでCore i7プロセッサが搭載されています。

いずれも上位のIris Plus内蔵グラフィックスを搭載していて、グラフィックボードオプションを選択しない場合や、タブレットモードにした場合においても良好なグラフィック性能を発揮します。

そしてGPUについてですが、最新のGTX 1650 / 1660 Ti Max-Qオプションに加え、Open GLにも最適化されているQuadro RTX 3000シリーズオプションも追加されました。価格としてはQuadro RTX 3000が一番高いオプションになります。

 

記憶装置

記憶装置についてもいくつかの点がアップグレードされました。

比較項目Surface Book 2Surface Book 3
メインメモリ8~16 GB8~32GB
ストレージ256~1TB SSD256~1TB SSD

 

メインメモリは最大32GBとなり、ストレージは最大1TBのままです。

 

通信

比較項目Surface Book 2Surface Book 3
USB3.1 Gen1 まで3.1 Gen2 まで
Wi-FiWi-Fi 5Wi-Fi 6
Bluetooth4.15.0

 

USB Type-C端子においてUSB 3.1 Gen2通信をサポートしました。しかしThunderbolt通信はできないようです。また、Wi-FiがWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)にアップグレードされ、Bluetoothも5.0となりました。

 

 

Surface Book 3の性能とは

 

 

1.CPU性能

まずはCPUの性能から紹介します。

 

 

このグラフはCore i7-8650UCore i7-1065G7 , およびCore i7-10510Uの性能差を表しています。Passmark値を参考にしています。

Corei7-8650Uはその世代で最高峰のUシリーズCPUでしたので、さすがといった感じの性能です。

しかしCorei7-1065G7はもっと進化しています。Intel第10世代Ice Lakeプロセッサということで、10nmプロセスが使われています。そのため、より電力効率が良くなり、発熱等も抑えられています。Core i7-10510Uはもう一つの第10世代プロセッサですが、Ice Lakeシリーズと比べると同じ4コアでありながら劣っている感は否めないです。ただ、今回Surface Book 3に搭載されたのはIce Lakeシリーズです。

 

 

2.グラフィック性能

続いてはグラフィック性能です。先ほど、ゲーム処理に必要だと説明しましたが、グラフィック性能はゲーム以外にも、動画の鑑賞や動画編集、ペイント等にも深くかかわってきます。

 

タブレットモード

ディスプレイをキーボードから外して、タブレットモードとして使っているとき、内蔵されている「Intel Iris Plus G7」グラフィクスが使われます。また、グラフィックカードオプションを選択しない場合は常に使用されます。

Ice Lake時グラフィック処理性能は、Surface Book 2の最高構成のCPU(Corei7-8650U)に搭載されている「Intel UHD 620」グラフィックスよりもはるかに高く、状況によっては倍以上の性能を発揮します。

タブレットモードではあまり重たい作業ができないイメージがありましたが、Surface Book 3からはタブレットモードでも重たい画像編集や映画の鑑賞等を快適に行うことができるでしょう。

 

 

ノートパソコンモード

そしてグラフィックオプションについては、CPUに内蔵されているものをノートパソコンモードでも利用(グラフィックボードなし)、ノートパソコンモードではGTX 1650 Max-Qを利用、ノートパソコンモードではGTX 1660 Ti Max-Qを利用、ノートパソコンモードではQuadro RTX 3000を利用の4つのスタイルがあります。

一番最初のオプションはいいとして、次の二個についている「Max-Q」とは一体何なのでしょうか。Max-Qというくらいですからより高発熱、高消費電力、高性能になるのだと想像される方は多いと思いますが、実はその逆です。

Max-Qは消費電力や発熱量が抑えられているシリーズで、その分性能が若干劣りますが、コンパクトPC等に非常に最適なGPUとなっています。

 

 

そしてBook 2ではMax-Qがついていなかったので、もしかするとBook 3の方が低性能になるのではないかとも思ってみたのですが、実際の性能は以上のとおりです。

Surface Book 3シリーズでは比較的性能が抑えられている「Max-Q」シリーズを搭載しているのにもかかわらず、Book 2の「GTX 1060 (Mobile)」に余裕をもって勝っています

恐らくGTX 1660 Ti Max-Qの方がGTX 1060 Mobileよりも消費電力が低くなっていますが、それでいてこの性能差です。

新しくなったSurface Bookシリーズがいかにすごいかがわかるでしょう。また、Quadro RTX 3000についてもMax-Qデザインが採用されている可能性が高いですが、こちらの性能はゲーム性能でおおむねGTX 1660 Tiと同程度となっています。ただしQuadroシリーズの一種ですのでOpen GLにも最適化されています。そのため業務用パソコンとしても利用することができるでしょう。

 

 

オプションと価格

続いてオプションと価格について紹介していきます。オプションについてはOffice等を付属させなかったときのものになります。

 

13.5インチ

プロセッサグラフィックスメインメモリストレージ価格
Core i5CPU内蔵8GB256GB209,880円
Core i7GTX 1650 Max-Q16GB256GB262,680円
Core i7GTX 1650 Max-Q32GB512GB316,580円
Core i7GTX 1650 Max-Q32GB1TB341,880円

 

あらゆる組み合わせをサポートしているようです。AppleのMacBook Pro 13インチモデルと比べると若干高めとなっています。ですが画面が切り離せるなどの機能性が充実していたり、グラフィックス性能が高かったりしますので使いやすさとしては勝っていると思います。

 

15インチ

プロセッサグラフィックスメインメモリストレージ価格
Core i7GTX 1660 Ti Max-Q16GB256GB292,380円
Core i7GTX 1660 Ti Max-Q32GB512GB351,780円
Core i7GTX 1660 Ti Max-Q32GB1TB374,880円

 

ディスプレイサイズが大きくなると同時にグラフィックボードがGTX 1660 Tiにアップグレードされます。その分13.5インチモデルよりも全体的に高めとなっています。

 

私としては13.5インチモデルの上から二番目の構成がベストだと思います。最小構成からの6万円のアップグレードにはCore i5→Core i7、そしてメインメモリ8GB→16GBが含まれています。 ストレージは残念ながら256GBのままですが、性能に関わってくるのは主にメインメモリとプロセッサ、グラフィックスです。

そのため、特に大量のデータをパソコンに保存するわけでもないという人は上から二番目の構成が非常におすすめとなっています。

また、もう少し重めのゲームも楽しみたいという人は15インチモデルの一番上のオプションも非常におすすめです。

Quadro RTXオプションについてはまだ選択できないようです。

Microsoft Surface Book 3

解説動画

グダグダ注意です。夜なので声控えめです。また、動画内で「ストレージ」が2TBまでと記載されていますが、誤っていました。申し訳ございません。

正しくはSurface Book 2と同じ1TBまでとなります。

また、同時に発表されたSurface Go 2については以下の記事をご覧ください。

Microsoft Surface Go 2の情報【コスパ最強】







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期限:2020/07/15

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