次世代のXbox「Series X」のすべて【徹底解説】

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ビデオゲーム機といったら任天堂、それからSonyPlayStation、そしてMicrosoftXBoxの三強が思い浮かぶと思います。最近、来年登場するであろうSonyの新しい「PlayStation 5」の噂はじわじわと出現してきていますが、そんな中Microsoftの新しいXBoxの情報も出てきています

この記事ではそんな新しいXboxシリーズの「Xbox Series X」について解説していきます。

 

 

この記事を2行で説明すると

  • 次世代のXboxは「Series X(高性能)」「Lockhart(廉価版)」の二種類
  • Series Xは現行のXbox One Xのおよそ4倍の性能を誇り、最大で8K解像度もサポートしている

Microsoftの新しいXBox「Xbox Series X」について

次世代のXboxシリーズは以下のようになります。

次世代Xbox イメージ

 

以上のような感じです。Anacondaとかlockhartとか、いろいろな英単語が噂に出ていたのですが、最終的にトップモデルとなるプロジェクトScarlettについては「Xbox Series X」となりました。どんだけX好きなんだよって話ですよね。そして低価格、低性能となるエントリーモデルについてはプロジェクトLockhartです。

 

 

技術仕様を解説

ビデオゲームについて話すとき、その見た目がどうだとかどんなゲームがプレイできるようになるだとかについて言及されることが多いですが、最も重要になってくるのは内部の仕様です。その処理装置について知ることで、どれくらい処理性能が上昇し、どれくらい重いゲームまでプレイできるようになったのかを知ることができます。

それでは新しいXboxシリーズの仕様をみていきましょう。

 

1.CPU

CPUはコンピュータの主な処理を行うパーツです。日本語では「中央処理装置」ですが、それが搭載されているのはパソコンだけではありません。ビデオゲーム機にもしっかりと搭載されています。そしてこのパーツがゲーム機全体の性能を左右します

CPUについてわかっている情報は現時点で以下の通りです。ここでは比較用に現行品のXbox Oneシリーズも投入します。

 

比較項目Xbox Series XLockhartXbox One XXbox One S
プロセス7nm7nm16nm16nm
アーキテクチャZen2ベースZen2ベースJaguarベースJaguarベース
コア数/スレッド数8/168/168/88/8
クロック数3.5GHz3.5GHz2.3GHz1.75GHz

 

プロセスは、CPU回路の細さを表します。細いほどより省電力性が高くなり、低発熱、よりコンパクトになるなどのメリットがあります。次世代のXboxでは、2019年の7月にAMDから発売された新しいデスクトップパソコン向けの「第三世代 Ryzen CPU」で採用された「Zen2」アーキテクチャが使われています。

Zen2アーキテクチャでは一般的なデスクトップ向けCPUとしては初めての7nmプロセスとなりました。そしてXbox Oneシリーズの「Juguar」ベースのCPUのプロセスよりもはるかに細かく、半分以下にとどまっています。

そのためよりエネルギー効率が高くなっているでしょう。

そしてコア数については変わらないのですが、Xbox Oneとは違ってスレッド数が倍になっています。そのため、よりたくさんの処理を一気に行うことができるでしょう。しかも、Xbox Oneでは4コアの塊が2つとなっている構成ですが、どうやら次世代シリーズでは8コアの塊が1つになるとのこと。そちらの方がよりリソースを無駄にすることなく処理が行えそうです。

そしてクロック数はXbox Oneよりは全体的に高くなりますが、デスクトップPC向けCPUと比べるとやや低めです。おそらくGPU性能の方が大切になってくるからでしょう。

表ではSeries XとLockhartのCPUが全く同じように見えますが、実際に稼働させるとLockhartの方がより低いクロックで動作し、消費電力が大幅に減少して1コア当たりの性能が下がるため、結果として性能が低くなるとのこと。

Zen2採用とは言えども完全にカスタム品、あまり参考にはならないかもしれませんが、コア数やクロック数から考えてデスクトップ向けCPUの「Ryzen5-3600」くらいの性能はあるのではないかと期待されます。それくらいの性能があれば基本どんなに重たいゲームでもサクサク遊べるでしょう。

 

 

 

 

 

2.RAM

ビデオゲーム機にもパソコンと同じように「メインメモリ」という概念が存在します。ですが少し特殊です。通常のパソコンにはCPU用のRAM「DRAM」とビデオカード用のRAM「VRAM」(内蔵グラフィックスを使う場合はDRAMのみ) の二つのRAMが存在します。 ですがビデオゲーム機のほとんどはビデオカード用の「VRAM」のみを搭載しています。

CPUが使う専用のメモリも多少はあるみたいですが、基本的にはVRAMを共有しているみたいです。そして次世代XboxのVRAMは以下のようになるようです。

 

比較項目Xbox Series XLockhartXbox One XXbox One S
VRAM規格GDDR6GDDR6GDDR5GDDR3
サイズ16GB12GB12GB8GB

 

VRAMには規格があります。次世代では最新の「GDDR6」という規格のメモリが搭載されるようです。GDDR6が製品に実際に採用されるようになったのは結構最近のことで、GPUの最大手となる「Nvidia」の「GTX 1660」等のGPUで採用されている、とても優秀なメモリです。

そしてサイズについてですが、トップモデルとなるSeries Xはずば抜けて多くのメモリを積んでいることがわかります。10万円以上もする現在のウルトラハイエンドグラフィックボード「RTX 2080 ti」のVRAMでも11GBです。それを考えるとSeries Xがいかにモンスターかがわかるでしょう。

CPUと共有しているとはいっても、さすがに16GBは大容量です。そしてLockhartについてはXbox One Xと同じ容量になりますが、メモリ規格が新しいので、Xbox Oneシリーズのトップモデルよりも優秀ということになります。12GBも非常に多い方です。

 

 

 

3.GPU

続いてはビデオゲーム機で最も大切になってくる「GPU」という装置についてです。パソコンで最新のゲームを快適にプレイしようとしたら「グラフィックボード」というパーツが必要になってきますが、あの装置がビデオゲーム機には埋め込まれています。カード状になっているのではなく、先ほど紹介したCPUと同じパッケージに搭載されるみたいです。

GPUについてわかっている情報は以下の通りです。

 

比較項目Xbox Series XLockhartXbox One XXbox One S
アーキテクチャNavi (RDNA)Navi (RDNA)Polaris系統 (GCN)Jaguarベース (GCN)
コンピュート・ユニット数40CU12CU
コア数2560コア768コア

 

アーキテクチャについてはGCN(Graphic Core Next)を抜け、最新の「RDNA」というシリーズが使われています。少し専門的な話になりますが、RDNAアーキテクチャを基にした、Naviアーキテクチャを採用したGPUになります。

具体的なコア数やCU数はまだよくわかっていませんが、Series XがXbox One Xと同じように40CUくらいになるのだとしたら2019年の7月にAMDから発売されたNaviアーキテクチャ,40CUの「Radeon RX 5700XT」というグラフィックボードに近い性能になるかと思われます。

ウルトラハイエンドというわけではありませんが、ややハイエンド寄りの性能を保有しているグラフィックボードになります。もしこのGPUをベースにして作られるのだとしたら、ビデオゲーム専用とのことでかなり良いパフォーマンスを発揮するのではないかと期待されます。

そしてLockhartについてはコア数やクロック数を若干下げ、より省電力性を高めたGPUが搭載されるでしょう。もしかすると22CUの「Radeon RX 5500XT」等と近い性能になるかもしれません。

 

 

4.ストレージ

次世代のXboxでは、より高速な専用のSSDが搭載されます。現行品でも搭載することは可能ですが、外付けSSD等をはるかに上回った高速さを誇るようになるとのことです。

 

 

ここまでざっと仕様を紹介しましたが、するどい人なら気づいたのではないでしょうか。実はXbox Oneシリーズの仕様はSonyのPlayStation 4と非常に似ていて、次世代のXboxについてはSonyのPlayStation 5と非常に似ています

待望のPlayStation5、性能と価格を予想してみた

 

同じようなゲームタイトルをプレイすることができるこの二つのゲーミングコンソールですが、まさか仕様までほとんど同じになるとは思いませんでした。もはや両者の違いは会社だけっぽいですね。

 

 

性能を徹底解説

それでは最後に次世代Xboxシリーズの性能について紹介します。

 

 

 

あくまで理論値になりますが、以上のような性能になるとのことです。Xbox Series XはXbox One Xの4倍の性能になると述べられていましたが、これまでに取得したあらゆる情報の事実関係を考慮してこの値にしました。そしてXbox LockhartについてはXbox One Sのライバルになるどころか、Xbox One Xとトントンくらいの性能を誇るでしょう。さすが、最新の技術を用いているだけあります。

また、Xbox Series Xではその処理性能の高さから、常用としては4K解像度60fpsを安定してサポートし、最大8K解像度、120fpsに達することができるとのことです。さすがに8K解像度で120fpsの処理をするのは不可能に近いですが、8K@60fpsなどができるようになるのでしょう。相当すごい性能です。

ただ、モニター側が対応していないと何も意味はありません。

そして廉価版のXbox Lockhartについては常用で1440p(2560 x 1440)@60fpsを余裕でサポートし、4K解像度にも対応するとのことです。

今現在ほとんどの家庭においてあるモニターはフルHDだと思われますので、いずれのモデルでもかなり快適に動作することができそうです。

 

 

価格についてはまだよくわかっていませんが、Xbox Series Xは安くても6万円、Xbox Lockhartについては3万円台までおさえることができるかもしれません。







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期限:2020/08/15

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