MacBook Pro 14インチ 2021年モデルの情報【ミニLED?】

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ついに先日Appleから新しいMacBook Pro 13インチモデルが発売されました。そのため当分13インチモデルが更新されないと誰もが思うでしょう。実はその通りで、もはや一生13インチモデルは更新されないかもしれません。

なぜなら、13インチモデルは14インチモデルに生まれ変わるかもしれないためです。

この記事では噂されている「MacBook Pro 14インチ 2021年モデル」についての情報を紹介していきます。なお、まだ噂程度の話ですので鵜呑みしないようにしてください。

 

 

この記事を1文で説明すると

  • MacBook Pro 14インチ 2021年モデルではミニLEDディスプレイが搭載され、Intelの第11世代Tiger Lake CPUが搭載されると予想される

デザイン

まず最初に噂されているデザインについてです。基本的にはMacBook Pro 13インチモデルと同じ外観となっているのですが、最近流行りの「ベゼルレス化」で14インチディスプレイを手に入れるかもしれないとの噂。表記上は14インチですが、正確には14.1インチになる説が濃厚です。ちなみに13インチモデルも実は13.3インチです。

 

MacBook Pro 14インチモデルのイメージ

これは私が適当に作ったものになりますが、ベゼルが細くなっているのがわかると思います。そしてベースの画像は最近発表された新型MacBook Pro 13インチモデルですので、キーボードはシザー式、物理ESCキー、加えて逆T字型の矢印キーとなっています。

MacBook Pro 13インチモデルがシザー式キーボード等を採用したことでMacBook ProおよびMacBook Airシリーズはすべてシザー式キーボードを搭載していることになりました。そのため少なくとも2021年モデルで別のキーボードを採用するということはないと思います。

 

 

特徴

続いては噂されている特徴について箇条書き形式で紹介していきます。

 

1.ミニLEDディスプレイ

ベゼルレス化が図られて同じボディサイズで14インチディスプレイを搭載するというのは夢のような話ではありますが、更に夢のような噂があります。それはミニLEDディスプレイの搭載です。

ミニLEDディスプレイについては以前に解説する記事を作成しました。

有機ELを超える? 新技術「ミニLEDディスプレイ」を徹底解説【図解】

以前からミニLEDディスプレイ搭載のApple製品が発売されると何度も噂されていましたが、まだそのような製品は見られていない現状です。Apple Insiderは2020年の後半頃に初めてミニLEDディスプレイを搭載したiMac Proが発売されると噂していますが、MacBook Pro 14インチモデルはそれ以降に発売される可能性が高いですので、同様にしてミニLEDディスプレイが搭載される可能性は高いです。

もちろんコントラスト比を高める手法として有機ELディスプレイを採用するという手もあるわけですが、MacBookのような比較的大きめのディスプレイにはあまり向いていない上にApple全体が有機ELディスプレイを通してSamsungに依存してしまうことにもつながってしまいます。そのため、ミニLEDを搭載していく方針になると言われています。

 

ミニLEDディスプレイは従来のディスプレイよりもバックライトLEDが小さく、高密度になっているため輝度が上昇するほか、ローカルディミングを導入したときに従来の液晶ディスプレイよりもバックライトの微細な調節が可能となります。

また、そのような技術によって消費電力を抑えられるうえに、有機ELディスプレイなどでよくみられる「液晶焼け」をほとんど発生させないなどの利点があります。 まさにMacBookが目指しているディスプレイと言えるでしょう。

 

 

2.プロセッサ

プロセッサについてはいくつかの噂があります。AppleがMacBookをはじめとするあらゆるMacシリーズパソコンに独自のARMベースチップを搭載しようとしているという噂は割と成されていますが、2021年前半に早くも、しかもMacBook Proに導入されるのでしょうか?

また、ここではあえて2021年モデルと称していますが、この記事で紹介しているMacBook Pro 14インチモデルは2020年の後半に登場するかもしれないとも言われています。 もしもARMベースの独自チップが搭載されるとしたらiPhone 12シリーズで採用されると考えられている「A14」をベースにしたものが搭載されると言われていますが、AppleがiPhone 12シリーズを2020年の後半に発売してからすぐにそのチップ(をベースにしたもの)をMacBook Proシリーズに搭載するのでしょうか?

恐らく違うでしょう。 まず最初にMacBook(無印)に搭載するにしても、ほぼ同時期に発売するということはMacBookのチップに限りなく近いものをMacBook Proにも導入するかもしれないということです。つまりMacBook(無印)との差別化を図るのが難しいのではないでしょうか。

また、ARMベースのチップを搭載するにはOSも最適化する必要があり、パソコンより若干スマートデバイスっぽい操作感のOSになるとも言われています。MacBook(無印)のようなコンパクトなモデルは良いのですが、MacBook Proとしてはパソコンという立場を守る必要があります。そのため、おそらくMacBook ProにARMベースチップが搭載されるのはまだ先の事でしょう。

 

そしたら何が搭載されるのかという話ですが、Intelが2020年の半ばくらいにIce Lakeの後継となる第11世代「Tiger Lake」プロセッサを発表すると考えられているので、おそらくTiger Lake CPUが搭載されることでしょう。MacBook Pro 13インチモデルはグラフィックボードを搭載しない代わりにCPU内蔵グラフィックスがしっかりしている傾向にありますので、CPU内蔵グラフィックスが生まれ変わる「Tiger Lake CPU」はお似合いです。

そして型番としては今のところ「Core i7-1185NG7」のようになると言われています。

 

3.Wi-Fi 6

先日発表されたMacBook Pro 13インチモデルではWi-Fi 6はサポートされませんでしたが、iPhone 11等で既にサポートしている上に、世の中の多くのノートパソコンがサポートしてきている現状を考えるとこの噂されているMacBook Proでは確実にWi-Fi 6をサポートすると考えられます。

 

 

発売日

この記事では2021年モデルと説明していますので、BableTechとしては2021年にこのMacBook Proが発売されると予想しています。

しかし2020年の後半に発売されるという噂も結構成されています。 実際にMacBook Pro 15インチモデルから16インチモデルにアップデートされたのは最新の15インチモデルが登場した年内(2019年)の事です。

しかしその時はプロセッサなどは変更されませんでした。 そして今回噂されているMacBook Pro 14インチモデルでは確実にプロセッサが進化します。2020年の後半に登場するにしても、Ice Lakeのままでは若干時代遅れだからです。そしてプロセッサが進化するとしたら2020年の後半に登場していてはあまりに現行品のMacBook Proの寿命が短くなります。

そのため、2021年の前半に登場するのではないでしょうか。







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