Intel 第11世代「Tiger Lake」CPUの情報

最終更新日:

当サイトではIntelの第10世代Coreシリーズについて多く取り扱ってきました。しかし今回は更に世代を重ねて「第11世代」の情報を紹介します。

Intelの第11世代CoreシリーズにはRocket lake「Tiger lake」の二つが主に存在していますが、この記事では主にモバイル向けとなる「Tiger lake」について紹介していきます。

なお、ここで紹介する情報はまだ噂程度の話も含まれていますのでご注意ください。確かな情報が入り次第、随時この記事を更新していく予定です。

 

2020/09/5追記:ついに発表されました。実際のラインナップや特徴については以下の記事をご覧ください。

【ついに登場】Intel第11世代「Tiger Lake」CPUをモデル別に紹介 

 

 

この記事を1文で説明すると

  • Intel 第11世代「Tiger lake」CPUでは洗練された10nm+が採用され、進化した内蔵グラフィックス「Xe」を搭載するとともにPCI-e 4.0Thunderbolt 4などの最新テクノロジーをもサポートする可能性が高い

第11世代CPUを整理してみる

冒頭で第11世代Coreシリーズには二つのアーキテクチャが存在すると説明しましたが、もう少し深堀して説明していきたいと思います。

 

1.Rocket Lake

Rocket lakeは第10世代「Comet lake」の後継といえます。確認されている情報では、Rocket lakeのプロセスルールは14nmになるとのことで、実に8年目の14nmプロセスアーキテクチャになる予定です。

Comet lakeのようにモバイル向けラインナップも登場することが期待されていますが、「Rocket lake-S」というデスクトップ向けラインナップも登場する予定です。

Intel第11世代デスクトップ向けCPUの情報【Rocket lake-S】

 

 

2.Tiger Lake

Tiger lakeは第10世代「Ice lake」の後継といえます。この後詳しく説明していきますが、Ice lakeと同じように10nmプロセスで設計される予定です。

主にモバイル向けラインナップが登場します。Ice Lakeアーキテクチャはモバイル向けU / Y(低電力)に採用されましたが、Tiger LakeについてはU / Yシリーズに加えて、ハイエンド・モバイル「H」シリーズにも採用されると言われています。 その場合は最大8コア16スレッドとなり、24MBのL3キャッシュを備えるとのことです。

 

 

 

Tiger Lakeアーキテクチャの特徴

それではTiger lakeアーキテクチャの特徴について詳しく説明していきます。なお、冒頭でも告げたように、正式に発表されたわけではないため間違っている可能性もあります。

 

1.10nm+プロセスの採用

これはしっかりとIntelから発表されたことです。Tiger lakeアーキテクチャは基本的には第10世代Ice lakeアーキテクチャを基に設計されるものですが、二年目の10nmプロセスということで、より洗練されて「10nm+」という名称になっています。CPUアーキテクチャとして、Ice Lakeの「Sunny Cove」から進化し、「Willow Cove」が採用されます。Willow Coveではキャッシュの再設計、トランジスタの最適化、およびセキュリティの強化が図られていて、パフォーマンス以外の面でも進化すると期待されています。

そしてこの10nm+は、14nmプロセスのデスクトップ向けCPUはもちろんのこと、Ice lake CPUよりも高い電力効率を実現し、発熱をおさえることができるといわれています。

 

 

2.Intel 第12世代「Xe内蔵グラフィックス」搭載

これもすでにIntelから正式に発表されたことですが、Tiger lake CPUには内蔵グラフィックスとして「第12世代 Xeグラフィックス」が搭載されます。

第12世代のXeグラフィックスというわけではなく、第12世代目のグラフィックスシリーズが「Xe」という名前ということです。これまでは単に「第9世代」のような言い方で、「Xe」のような名前がつけられたことはありませんでした。

それほどIntelが力を入れているグラフィックアーキテクチャなのがわかります。

XeグラフィックスはRocket lake CPUには搭載されない見込みです。そのため、モバイル向けの内蔵グラフィックスということになります。外付けビデオカードを取り付けるのが困難なラップトップ(ノートパソコン)においてはCPU内蔵グラフィックスの性能が重要になってくるため、より力を入れているのだと考えられます。

性能としては第10世代Ice lake CPUに内蔵された「Intel Iris Plus G7」等よりも全体的に倍近くになると主張されています。

Ice lakeの「第11世代グラフィックス」の時点で前世代の「第9世代」に比べて2倍弱進化していたため、通常の「Intel UHD 630」等と比べると4倍近い性能を保有することになります。

 

 

 

 

 

3.型番は「Corei7-1185G7」等

Ice lake CPUでは「Corei7-1065G7」などの型番が見受けられました。1065については「10」は世代数、「65」については細かい型番を表しており、「G7」については内蔵グラフィックスの程度を表しています。そしてTiger Lakeシリーズでは「Core i7-1185G7」が最上位モデルになると言われています。

ちなみにRocket LakeについてはComet Lakeと同じく「Corei7-11710U」のようになると考えられています。

 

 

4.Thunderbolt 4 / PCI express 4.0をサポート

Tiger lake CPUでは最新の通信規格「Thunderbolt 4」をサポートする予定です。Thunderbolt 4といってもそれはコンピュータ内部での接続規格というだけの話ですので、見た目としては「USB4」です。

Thunderbolt 4からは完全にUSBと統合して運用する予定で、今年の後半からは普及していくと考えられています。Thunderbolt 4の詳しい情報については以下の記事をご覧ください。

Thunderbolt 4とは一体何者なのか?【徹底解説】

 

そしてこの記事で説明している通り、Thunderbolt 4では「PCI-e 4.0」への接続をサポートします。まだ正式には発表されていませんが、これはほぼ確実です。そしてTiger lake CPUがThunderbolt 4をサポートするということは、つまりPCI-e 4.0をもサポートするということになるでしょう。

ただ一つ引っかかるのが、PCI-e 4.0をサポートするならThunderbolt 4よりも真っ先にその旨を発表するのではないかということです。

 

 

5.ベースクロックが上昇

 

ベースクロックが高め?
(Rogameより)

最新のTiger Lakeリーク情報だと、従来のIce Lake等に比べてベースクロックが高くなるかもしれないと言及されています。ベースクロックが高いことはすなわちターボクロックも高くなることを意味します。第10世代からIntel Thermal Velocity Boost Technologyなどが導入され、より頭の良いクロック制御ができるようになりましたので、Tiger Lakeについてもモバイル向けという制約がありながらそこそこクロック数を稼ぐことができそうです。

 

Intel Thermal Velocity Boost

略:TVB Core i9-8950HKでサポートされたIntelの技術。必要に応じて自動的に、シングルコアおよびマルチコアのプロセッサーの動作周波数を、プロセッサーの現在の動作温度と仕様上限の差に基づいて調整する。 従来のTurbo Boost 2.0よりも高性能。

いつ登場するのか

そしてこのTiger Lake CPUについては2020年の9月上旬に発表されます。といってもデスクトップ向けCPUのように私たちが市場で購入できるものではないので、割とあっさり登場しそうです。

既に以前に、サンプルの方が発表されました。

 

こちらがTiger Lake CPUのサンプルになります。

右側のダイがPCH(プラットフォーム・コントローラー・ハブ)でしょう。







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期限:2020/08/15

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