ついにIntelの第13世代デスクトップ向けCPUについてIntelから情報が発表されてきました。第12世代はAlder Lakeとなりましたが、第13世代は「Raptor Lake」という名前になるようです。この記事では、そんな第13世代Raptor Lakeについて現在のところ噂されている情報や発表されている情報を発表していきます。
この記事を2文で説明すると
- Intel第13世代「Raptor Lake」シリーズでは10nmプロセスが採用され、最大で16コア24スレッドになる可能性が高く、DDR5&PCI-Express 5.0をサポートしている可能性も高い。
- 順調に進めば2022年に登場する見込み
第13世代「Raptor Lake」アーキテクチャとは?
それでは現在のところ噂されていたりわかっている情報を紹介します。
アーキテクチャ名は「Raptor Lake」
この「Raptor Lake」という文字が出されたのは割と最近のことで、以前までは第13世代は「Metor Lake」になると噂されていました。そのため現在非常にややこしいことになっています。その分ずれて、第14世代がMeteor Lakeになるとのことです。そしてMeteor Lakeについては一部すでにIntelから情報が発表されたようです。
Intel第14世代デスクトップ向けCPU「Meteor Lake」の情報
そして明らかになった第12世代は「Raptor Lake」で、「Raptor」はどうやら鋭い爪などを持ち合わせている凶暴な鳥類のことをさすようで、ワシなどもそれにあたるようです。その由来はよくわかりませんが、まぁかっこいいので気にしないことにしましょう。
10nmプロセス
アーキテクチャ名に加えて、こちらもすでにわかっていることです。プロセスは10nmとなり、ESFという方式で製造されるとのこと。第12世代のAlder Lakeで10nmプロセスが採用されるのでデスクトップ向けとしてはこれで第2世代目の10nmプロセスとなりますね。
しかしIntelのプロセスは命名法が変わり、この10nmプロセスは「Intel 7」という名前になります。詳しくは以下の記事をご覧ください。
【2nmも!?】Intelの2025年までのロードマップを紹介!【10nm~2nm】
最大16コア24スレッド
こちらは噂になりますが、第13世代では最大で16コア24スレッドになるのではないかとのことです。スレッド数は普通倍だろうという話ですが、第12世代で「big.LITTLE」と呼ばれるコアの構造が採用されるかもしれないといわれていて、一部のコアがハイパースレッディングテクノロジーを受けない可能性があったりするのでスレッド数が32ではないのでしょう。
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PCI-Express 5.0 & DDR5
これは第12世代のAlder Lakeから噂されていることですが、PCI-Express 5.0およびDDR5をサポートするかもしれないとのことです。
ソケットLGA 1700
ソケットはAlder Lakeと同じくLGA 1700になる可能性が高いとのことです。
登場時期
登場時期は、Intelによると2022年になるとのことです。かなり順調にいけばの話かもしれませんね。
ほかの世代についてはこちらです!
Intel 第12世代デスクトップ向けCPUの情報【Alder Lake-S】
Intel第13世代デスクトップ向けCPUの情報【Raptor Lake】
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