Intel第10世代Comet Lake-H CPUの情報【Core i9-10980HK】

最終更新日:

当サイトで最も注目されているトピックとして、「Comet Lake(Intel第10世代Coreシリーズ)」があります。

Comet Lakeについてはすでにモバイル向けUシリーズが登場し、2020年に登場するデスクトップ向けSシリーズの噂も広まっているところでしたが、ハイエンド・モバイル向けの「Hシリーズ」についてはあまり話が出ていませんでした。

ですが先日、IntelがComet Lake-Hシリーズの情報を発表しました。この記事ではComet Lake-Hシリーズの特徴について解説していきます。

 

※2020/04/02 ついに発表されましたので以下の記事をご覧ください。

Intel 第10世代ハイエンドモバイルがついに登場【Core i9-10980HK】

 

 

この記事を2文で説明すると

  • Intelから第10世代Coreハイエンドモバイル向けプロセッサ「Comet Lake-H」シリーズが発表された
  • 最上位はおそらくCorei9-10980HK8コア16スレッドで最高クロックは5GHzを超え2020年のMacbook Pro 16インチモデルに搭載される

Intel第10世代Coreシリーズをもう一度整理してみる

当サイトではIntelの第10世代CPUに関する記事をたくさん投稿してきましたが、噂情報が出るたびに様々な記事を作っていたので少し整理ができていません。初めてIntelの第10世代CPUに関する情報を見に来ているという方もいらっしゃるかと思いますので、まず最初にIntelの第10世代Coreシリーズについて整理してみます。

 

1.モバイル向けラインナップ

第10世代Coreシリーズは、実は今のところモバイル向けラインナップしか登場していません。2019年後半に登場した「Corei9-10000X」シリーズはCascade lake(サーバー向けCPUアーキテクチャ)を用いた「CoreX」シリーズですので、メインストリームの第10世代Coreシリーズとはあまり関係がありません。

そして、今のところ登場したモバイル向けラインナップには大きく分けて二つのシリーズが存在します。

 

1.Comet Lake

一つ目はSkylakeアーキテクチャに基づいた14nmプロセスを採用したComet lakeになります。確認されている最上位ですと「Corei7-10810U」というモデルがあります。こちらは6コア12スレッドとなっていて、14nmプロセスとは思えないほど高い電力効率と、高いパフォーマンスを発揮します。

 

2.Ice +Lake

二つ目はIce lakeアーキテクチャです。あまり市場に登場しなかったCannon lakeを除いて、Intelの初めてのメインストリーム・プロセッサ用10nmアーキテクチャです。噂では「Corei7-1068G7」が最上位だといわれているのですが、現時点ではCorei7-1065G7が最上位となっています。Comet lakeに比べて内蔵グラフィックスが強化されていますが、10nmプロセスの恩恵を顕著に受けることもなく、プロセッサ性能としてはComet lakeとトントンくらいでしょうか。型番の末尾が「G~」となっていて特徴的ですが、実質的には「U」シリーズです。

 

 

2.デスクトップ向けラインナップ

先ほど説明した通り、まだデスクトップ向けラインナップについては登場しておらず、正式に発表されてもいません。ですが、ほぼ確実に2020年の中期頃に登場するといわれています。最上位モデルとしては「Corei9-10900K」です。

 

 

 

Comet Lake-Hシリーズの特徴

そしてここからが本題になります。先日Intelから発表された第10世代Coreシリーズ「Comet Lake」「H」シリーズの特徴について解説していきます。なお、まだ具体的なラインナップやその仕様については正式には発表されていないようです。

 

1.Hシリーズとは

IntelのCPUは、Comet Lake-Sとか-Uとか-Hとか… 同じアーキテクチャなはずなのにアーキテクチャの末尾にアルファベット一文字が書いてあります。

これは簡単にいうとそのアーキテクチャの用途を表しています。Sシリーズはメインストリームのデスクトップ向けUシリーズは一般的なモバイル向けで、Hシリーズはハイエンド・モバイル向けです。

同じComet lakeアーキテクチャとはいえ厳密には内部構造が異なりますので、アルファベットによって差別化しています。そしてHシリーズはモバイルはモバイルでも、よりハイエンドなモバイル向けです。

ゲーミングノートパソコン等によく「H」シリーズプロセッサが搭載されるので、グラフィック性能が強化されているのだと思われがちですが、内蔵グラフィックスは控えめに言って使い物になりません

Hシリーズは消費電力が高くコア数も多く動作周波数も高いということでデスクトップ向けプロセッサみたいな特性をもっています。

デスクトップ向けプロセッサに最も近いモバイル向けということです。

ちなみに前世代のHシリーズ最上位モデルは「Corei9-9980HK」となりました。

 

 

2.最大動作周波数が5GHzを超える

前世代のCorei9-9980HKについては、最大のターボクロックが5.0GHzちょうどでした。これはデスクトップ向け最高峰の「Corei9-9900K」と同じです。

モバイル向けラインナップで5.0GHzを超えること自体とてもすごいのですが、Comet Lake-Hシリーズでは5.0GHzを超えてさらに高いクロック数に達するとのことです。これはCorei9-10980HKの話です。最新情報によると、Core i9-10980HKは5.3GHzに到達することができるそうです。

さすがに無理があるのではないかと思ってしまいますが、Comet Lakeということで14nmプロセスになります。Intelは何年も14nmプロセスを手掛けているので14nmプロセスの扱いに慣れているのでしょう。

きっと10nmプロセスではまだ達することができないので、Comet Lakeだからこそ達することのできる動作周波数になるかもしれませんね。

そしてCorei7(おそらくCorei7-10750H)については前世代のCorei9と同じように5.0GHzに達するとのことです。なお、Corei7-10850Hも登場するようで、8コア16スレッドになるとのことです。

 

こうしてComet Lake-Hシリーズでは更に高いゲーミング性能を得ることができるでしょう。

 

 

 

3.TDP 45W

これは前世代と同じことなのですが、最上位モデル(Corei9-10980HK)についてはTDPが45Wとなります。

モバイル向けプロセッサとしては高めですが、8コア16スレッドで5.0GHzを超えるクロック数を発揮できると考えるととんでもなく低いTDPです。

TDPは消費電力量の程度を表す指標にはなりますが、もともとは熱設計温度を表しているので、この数値が低いほど発熱量が少ないということになります。そういうわけで、TDP 45Wだったらこの性能にも関わらずデスクトップ向けプロセッサよりも圧倒的に発熱量が少なくなるので、より薄いラップトップ(ノートパソコン)に搭載することができるでしょう。

 

 

ラインナップ

そして最近、このComet Lake-Hシリーズのラインナップについて噂されています。

モデルコア/スレッドベースクロックブーストクロックキャッシュTDP
Intel Core i9-10980HK8/163.1 GHz5.3 GHz?16 MB45W
Intel Core i9-10880H8/162.3 GHz4.8 GHz?16 MB45W
Intel Core i7-10750H6/122.6 GHz4.7 GHz?12 MB45W
Intel Core i5-10550H6/12?2.5 GHz未定12 MB?45W
Intel Core i5-10300H4/82.5 GHz4.3 GHz?8 MB45W

以上のようになっていて、この噂情報だと驚くことにすべてのモデルでTDP 45Wとなっています。また、最上位のCorei9-10980HKは5.3GHzのブーストクロックを備えており、もはやデスクトップ向け「Corei9-9900K」よりもクロック数が高い事態になっています。

そしてこのComet Lake-Hシリーズのプロセッサが搭載されるノートパソコンがすでに明らかになっています。

 

 

Comet Lake-Hシリーズが搭載されるパソコンとは

基本的にはゲーミングノートパソコン等を中心に搭載されていく予定ですが、現時点でAppleの次世代Macbook Pro 16インチモデルに搭載されることが明らかになっています。

これは、現行のMacbook Pro 16インチモデルの最高構成にCorei9-9980HKプロセッサが搭載されていることを考えるとうなずけることではあります。

ということで、2020年のMacbook Proの最高構成時のCPUはほぼ間違いなく「Corei9-10980HK」になるでしょう。

 

ちなみに現時点での噂としては2020年のMacシリーズパソコンには以下のCPUが搭載されると考えられています。

 

シリーズ搭載プロセッサシリーズ最上位CPU
Macbook AirIce LakeCorei7-1060NG7
Macbook Pro 13インチComet LakeCorei7-1068NG7
Macbook Pro 16インチComet LakeCorei9-10980HK
iMacComet LakeCorei9-10900K
iMac ProCascade LakeXeon W-2291B

 

あくまで噂程度の話です。

関連記事:2020年のiMacシリーズ情報【ゲーミングモデル登場?】

Macbook Air 2020年モデルの仕様を徹底解説【生まれ変わった性能】







アンケート

期限:2020/07/15

こちらの記事に興味があるかもしれません


コメント

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


検索

Googleアドセンス

brave-sapporo-広告

JUNKI

Babu
受験勉強せねば

Twitter Youtube Instagram