IntelのメインストリームCoreシリーズの世代もついに10代後半となりました。6世代の「SkyLake」シリーズからちょうど10世代経つということになり、実に11世代目の「Lake」になります。どれだけLakeを使うのですかね…
それはさておき、第16世代には「Lunar Lake」という呼ばれるアーキテクチャが採用されることが噂されています。
この記事ではそんな第16世代「Lunar Lake」アーキテクチャの情報について、現在うわさされている範囲で紹介していきたいと思います。なお、まだ先のことですので情報の信ぴょう性はそこまで高くありません。
Lunar Lakeアーキテクチャとは?
それではまず最初に、Lunar Lakeアーキテクチャとはそもそも何なのかについて紹介していきます。
Lunarは「月」
Lunarは「月」という意味を持ちます。月といったら「moon」のイメージですが、これら二つの単語は一見同じような単語に見えても、ニュアンスが微妙に異なったり出身地が異なったりします。Lunarはラテン語由来の単語で、三日月形のという意味もあるそうです。
CPUとの深い関係はあまりなさそうなので、まぁ名前がかっこいいからかもしれませんね。
IntelのCPUアーキテクチャといったらほかにも「Comet Lake」「Rocket Lake」「Alder Lake」などの名前がありますね。
Intel 3プロセスを採用
Lunar LakeアーキテクチャにはIntel 3プロセスが採用されるだろうといわれています。Intelのプロセス名はその命名法が2021年に変わりました。Intel 3プロセスはIntel 4(Intel 7nm)を改良したものであり、一応数値上ではそのプロセスは7nmとなっています。しかしながら実質的には4nmプロセスに相当すると考えることができると期待されています。
Intelのプロセスロードマップについては以下の記事をご覧ください。
【2nmも!?】Intelの2025年までのロードマップを紹介!【10nm~2nm】
マザーボードはIntel 1000 Seriesチップセットを搭載したもの
Lunar Lake用のマザーボードにはIntel 1000 Seriesチップセットが搭載されている必要があるようになるだろうといわれています。初めての1000番台ですね。ちなみにこれ以降は「1000」「2000」「3000」というように数字が変化していくことが想定されています。
2025年度登場
順調にいけばの話ですが、Lunar LakeシリーズのCPUは2025年度に登場するだろうといわれています。Intel 3プロセス自体は2023年度までに開発が終了するとIntelから謳われていますので、一応間に合いそうですね。
ほかの世代についてはこちらです!
Intel 第12世代デスクトップ向けCPUの情報【Alder Lake-S】
Intel第13世代デスクトップ向けCPUの情報【Raptor Lake】
Intel第14世代デスクトップ向けCPU「Meteor Lake」の情報
Intel第15世代デスクトップ向けCPU「Arrow Lake」の情報
参考記事:https://wccftech.com/intel-teases-meteor-lake-granite-rapids-cpus-hints-alder-lake-launch-october/