当サイトではこれまでにAppleが販売しているパソコンやスマートフォンの情報を多数紹介してきましたが、Appleは「Apple Watch」も手掛けています。
Apple Watchはすでにシリーズ5まで発売されており、年々進化してきました。そして2020年、iPhone 12と共に新しく「Series 6(シリーズ6)」が登場すると言われています。
この記事ではApple Watch Seires 6について噂されている情報を紹介します。なお、不確かな情報ですので信ぴょう性についてはあまり期待しないようにお願いします。
Apple Watch Series 6のデザイン
まずは噂されているデザインを紹介します。
ここでは比較用にシリーズ5も載せます。

どうせまた同じような四角デザインだろうと、この項目を飛ばしてしまう方はいるかもしれませんが、この写真を一目でも見てしまったらその覆されたデザインに驚くでしょう。 といってもただの噂になりますが、なんとシリーズ6では上の写真のように円形デザインになるのではないかともうわさされています。
Apple Watchはいわゆる「スマートウォッチ」に分類されますが、Apple Watch以外のスマートウォッチではこの「円形デザイン」が多く採用されてきました。そのためApple Watch シリーズ6ではむしろベタなデザインになってしまうということになります。
ただ、スマートウォッチとは言えども腕時計は腕時計ですので誰しもまずこの円形デザインを思い描くと思います。しかし、あえてその「典型的な時計デザイン」から少しずらして「四角デザイン」にしたのがApple Watchの始まりです。
なので、ここまで来てベタな円形デザインに変更するというのは非常に考えにくいものです。また、形の変更で使いやすさも大きく変わり、OSレベルで調整しなければならないと考えられますので、噂されているとは言えどもこのデザインは採用されないと思います。
そして最新の噂では従来通り四角デザインで、ベゼルレスになることが指摘されています。

Apple Watchのベゼルについてはタブレット等ほど気にしたことはありませんが、こうやってみてみるとベゼルレスデザインになるだけでだいぶ雰囲気が変わります。
Apple Watch Series 6の特徴
噂されているデザインを紹介しましたので、続いてはハードウェア的な特徴を紹介していきます。
1.Micro LED ディスプレイを搭載する
シリーズ6に関して主に噂されているのはこの「マイクロLEDの採用」です。Micro LEDディスプレイは、通常よりも圧倒的に小さなLEDを、バックライトではなく「画素」として使うことで有機ELディスプレイと同じように高いコントラスト比を実現しつつ、有機ELディスプレイよりも圧倒的に高い輝度を実現することができるという、イイトコドリなディスプレイとなっています。
以下の記事に詳しい説明が載っていますのでご覧ください。
有機ELを超える? 新技術「ミニLEDディスプレイ」を徹底解説【図解】
ただ、デメリットとして「コストが高すぎる」という点があげられます。有機ELですらあそこまでコストが高いのに、画素を全部LEDにするとなるとそれはコストも爆上がりするに決まっています。
ですが、Apple Watch程度の大きさであれば割と少ないコストでマイクロLEDディスプレイを搭載することができるでしょう。
実際に、マイクロLEDを含む「ミニLEDディスプレイ」の技術はスマートウォッチ等の小型デバイスから採用されていくと言われています。
2.デジタルクラウンが光学センサーに置き換えられる
シリーズ5には物理ボタンとして「デジタルクラウン」というものが存在しますが、シリーズ6ではそれが物理ボタンではなく、光学センサーに置き換わるかもしれないと言われています。
先ほど紹介した噂デザインでも、今までデジタルクラウンが設置されていた右側の部分にダイヤルのようなものが存在しないことがわかります。突起はありますが、回りそうにはないです。 どうやらこの部分が新たにコントロールをするためのセンサーになるようです。
なお、デジタルクラウン以外のボタンについては言及されていません。
3.Product Red追加

シリーズ6の予想デザインを紹介するビデオでは、円形の本体にPRODUCT RED配色のものが登場しました。
PRODUCT REDはAppleがエイズ対策の(RED)と協力して生産しているデザインで、PRODUCT RED製品を購入するとその売り上げの一部がエイズ予防のために寄付されます。 これまでにiPodやiPhoneをはじめとし、周辺機器やカバーにまでPRODUCT REDは採用されてきました。 そして実はApple Watchの一部のバンドでPRODUCT REDは存在するのですが、シリーズ6では本体のバリエーションとしてPRODUCT REDが追加されると言われています。
4.処理装置が進化する
Apple製品等をすみずみまで分解する団体「iFixit」はApple Watch シリーズ5の分解で、そこに搭載されている処理装置(CPU・GPU)がシリーズ4と全く変わらないということを発見しました。
これ以上の性能が必要とされてくるのかはわかりませんが、シリーズ6でCPU等が進化する可能性が高いです。ということで、デザインもハードウェア的な仕様も、シリーズ5と比べるとだいぶ変化する可能性があります。
5.血中酸素濃度の測定
従来のApple Watchにはすでに、心拍数を測るなどの機能が備わっていますが、Series 6では「血中酸素濃度」を測定できるようなるかもしれないと言われています。腕に直接触れる部分にセンサーがあり、そこから常に腕の血管を監視し、酸素量を計測します。万が一循環器系に問題が生じた時は、この「血中酸素濃度」が異常な値になる可能性が極めて高いですので、「腕」から「心臓」などの体の重要なシステムの健康を監視することができます。 また、パニック発作や高レベルのストレスを検出することができる「メンタルヘルス機能」についても追加されるのではないかと言われています。
発表・発売時期
新型Apple Watch Series 6は2020年の秋ごろに開催されるとみられるiPhone 12を中心とするAppleの発表会にて発表されると言われています。また、すぐに発売も開始されるでしょう。
イメージ動画
以下の動画をご覧ください。