今回は、「動かなそうなパソコンをメルカリに出品する方法」についてお話していきたいと思います。
本当に動かない? 動作確認をしてみる
この記事では、「動かないパソコンでもメルカリで売れる」というテーマでお話していますが、当たり前の話、動くことが確認できていたらより高い値段で売れます。
完全に、動作確認をする状況が無いのならあきらめたほうが良さそうですが、動作確認できる状況であればしっかりしていきましょう。
1.電源はつく?
パソコンの基本です。電源コードを持っていなかったら確認のしようがありませんが、手元にあれば、電源が付くかどうかくらいは確認することができます。
手元に使わなくなった、動くかわからないデスクトップパソコンがあったとして、マウス・キーボードやモニターなどの周辺機器がなくたとしても、電源はつけることができます。パソコンの出品では「電源がつくかどうか」でだいぶ価値が変わってきますので、なるべく確認するようにしましょう。
ちなみにほとんどのデスクトップパソコンで採用されている3ピンの電源コードであれば中古品に多く出品されていたりします。
これは新品ですが、パソコンの値段に比べたらお手頃です。こういう電源コードを購入し、動作確認できたところでもしも、パソコンの電源がつくことが確認出来たら5000円以上価値が上がると思うので買って損はないと思います。
2.ライセンス認証はできる?
もしも電源が付くことが確認でき、マウスやキーボードで普通に操作できることが確認出来たら、続いてはOSを確認しましょう。
基本的にOSは、インストールされているだけでなく「ライセンス認証」されていないと意味を成さないため、ライセンス認証されているかどうかでだいぶ価値が変わります。
かつてWindows10が入っていたパソコンとかなら確認するまでもなくライセンス認証ができているはずですが、不明な場合は簡単にチェックすることができます。
チェックする前にインターネットに接続するようにしてください。
手順はこちらの記事で紹介しています。
OSを確認できるウィンドウのところに、「ライセンス認証されています」等のメッセージが出てきていますので確認してください。
3.普通に使えるなら動作品として出品すべし
この記事では「動かないパソコン」をターゲットにしているため、普通に動作するという事はないと思いますが、この時点で普通に動作することができたら以下の記事をご覧ください。
https://web.archive.org/web/20220627053116if_/https://bablishe.com/hardware/usedpc/howtoshippcmercari/embed/#?secret=A4HnfxaJkW
そして、電源もつかないとかライセンス認証がされていないとか、普通に使えないような症状が発生した人は、具体的になにができないのかをしっかりと覚えておいてください。
状況に合わせて出品する
それではいよいよジャンクパソコンを出品する手順について説明していきます。
ジャンクパソコンとは、動作保証ができないパソコンのことです。
動作保証ができないというだけで、動かないとは限らないのですが私の経験上、ジャンクと記載されているパソコンは動作しないことが多いため、動く自信がないパソコンを出品しても何も問題はありません。
1.写真登録
メルカリで最重要になってくる写真の登録についてですが、普通のパソコンの時と同じように、一枚目はパソコン全体を写すものでいいと思います。
そしてジャンクパソコンの出品では二枚目以降が意外と重要になってきます。
最悪、「ジャンク品」ということで画像一枚でもいいのですが、たくさんの情報があった方がより信頼度が増し、それなりの価格で売れたりするため撮れるだけ撮っておきましょう。
2,3枚目以降は「ジャンク箇所」も登録するようにしてください。
もちろん、他のアングルから撮影した写真を登録してもいいのですが、それに加えてジャンクである理由を示唆するような画像を登録するようにしましょう。
内部的な問題でしたら登録する必要はありませんが、例えば本体に大きな凹みがあり、まともに動作する自信がない場合は、そのへこみを写真で撮って登録しましょう。
画像だけでも伝わりますが、より確実にするために説明欄で画像の説明をするようにしましょう。
例)3枚目の画像のように、本体に大きな凹みがあります。
2.タイトル
続いて行うのはタイトル(商品名)の設定です。
パソコンの種類を覚えていたら、記述するようにしましょう。また、トラブルを避けるために商品名の後ろに「【ジャンク】」と入れるようにしましょう。
例)中古デスクトップパソコン NEC Mate【ジャンク】
商品名に関してはそこまでこだわることはないと思いますが、この「【ジャンク】」というのは意外と重要です(これがなくてトラブルになっているのをたまに見かけます)
3.商品説明
商品説明ですが、ジャンクパソコンではこちらの記事で紹介しているような、仕様の確認はできないと思われますので、覚えている範囲で大丈夫です。
前の記事で、メルカリのパソコン出品ではCPU(パソコンの頭脳パーツ)の型番まで説明しておくべきだと言いましたが、どうやってもわからない場合は「i7」とかだけでも大丈夫だと思います。(もちろん、CPUについて一切記載しなくても大丈夫です)
ただ、多くの場合で説明欄に仕様の詳細を記載していた方が高い値で売れるため、わかっている分はしっかり記載したほうがいいです。
もちろん、自信がない情報はトラブルのもとになりますので記載しない方がいいです。
パソコンの仕様を記載出来たら、ジャンク品であることを伝え、その理由もしっかりと記載しましょう。
例)こちらはジャンク品となりますので、返品・返金は致しかねます。
電源を入れようと試みましたが、当方の環境では動きませんでした。
等の説明です。
4.商品価格
価格設定は非常に難しいですが、全く動く気配のないパソコンなら1万円以上にするのは少し高すぎます。
かといって安くしすぎるともったいないため、最初は少し高いくらいで出品しましょう。1万円前後が目安です。
もちろん、電源がしっかりつくのなら3万円とかにせっていしてみるのもいいとおもいます。
少し高いと誰もいいねをしなくなりますので、それが合図です。
一週間に一回くらいは値下げしていきましょう。
そしたらいよいよ出品を完了させましょう。
発送する
基本的には商品が売れてから発送の準備に入ります。
ジャンク品だから適当な梱包でも良いとかそういうのはなく、どんな時も購入者はしっかりとした梱包を望んでいるため、動作品と同じくらい丁寧に行いましょう。
つまり、発送に関しては普通のパソコンと同じです。こちらの記事をご覧ください。
https://web.archive.org/web/20220627053116if_/https://bablishe.com/hardware/usedpc/howtoshippcmercari/embed/#?secret=A4HnfxaJkW
商品が到着し、受け取り評価が行われてからの話ですが、「ジャンク品」として出品したので、もしも購入者が「~動かないです」というコメントをしてきたとしても、
「ジャンク品として出品したためそのような問題への対応は致しかねます」
とコメントするようにしましょう。
あまりそういうこと言ってくる人はいないと思いますが。
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