今日朝ニュースを見ていたら、Googleが開発したプログラミング学習ツール「Grasshopper:learn to code」のデスクトップ向けサイトが公開されたという情報が入ってきました。あのGoogleが作ったプログラミング学習サイトですから相当すごいだろうと、試しに使って見たらとても優秀だったので紹介します。
この記事を2文で紹介すると
- Googleからパソコン向けのプログラミング学習サイト「Grasshopper」が公開された
- 初心者でも進めれる基礎的な学習から行えるため、プログラミング学習には最適なサイトである
Grasshopperプログラミング学習ツールについて
「Grasshopper」の中にはもともとプログラミング学習ツールがあり、それがAndroidやiOS向けのアプリとしてスマートフォンでできるようになっていました。

このツールでは上級者だけでなく、まだプログラミングについてほとんど知識がない初心者でも学習を始めることができ、アプリとしても大好評でした。
そしてこの度パソコンで学習することができるサイトが公開されました。
パソコン版Grasshopperを使ってみる
学習の始め方
まずは以下のサイトにアクセスします。
https://learn.grasshopper.app/

そしたらGoogleアカウントでのサインインを要求されるので、お使いのアカウントを選択して次に進みましょう。

そうしたら英語ですが、以上のような画面が表示されます。
ようこそと書いてあり、Fundamentals(基礎)という項目の「Get Started」というところをクリックすれば学習スタートです。
他にもモードはあるようですが、とりあえずはこの「基礎」を受けないと次に進めないそうです。
実際に学習してみた
実際に基礎をやってみたので紹介します。
プログラミングコードを記述するための言語は「C++」や「Java」などの有名ものではなく、基礎学習用に用意されたわかりやすい言語でした。
たとえば赤色のボックスを描くという命令を行いたい場合は
drawBox(red);
といった感じです。日本人だと、英語なので少しわかりにくいかもしれませんが「Draw」は「描く」という意味で、「Box」は「箱」という意味です。
そして次に、赤色を表す「Red」が入った括弧がありますが、それは「drawBox」という命令を修飾しているものです。
箱を描け(何色の?)という感じですね。この「Red」にあたる部分をプログラミング用語では「引数」とか「パラメータ」とかいいます。プログラミング言語は違っても、このような基礎的な部分はどんなプログラミング言語でも当てはまりますね。
つまり、このGoogleのプログラミング学習サイトを使えば、のちにC++やJava,php,python… いろんなプログラミング言語を使っていくことができるということです。
例題

これは実際にそのサイトから抜粋した基礎問題なのですが、問題内容としては
<問>
このコードで、青色の箱はいくつ描かれるか?
ちなみにnewLine();は改行する命令ですので、ボックスを描くことに関して関係はありません。
正解は「1個」です。
最後に紛らわしい感じで「Blue」と入っていますが、これは命令にはなっていないので箱を描くことができていません。
というような感じでどんどん問いが出されていくのでみなさんもぜひ挑戦してみてください。