前に当サイトでは、パソコン向けの激安5.1chスピーカーシステム「Creative Inspire T6300」を紹介しました。一応配置等に気を付けて設置し、数か月運用していますが、一体(音響系)素人が5.1chスピーカーを使ったらどう感じるのか、その感想について紹介していきます。
一般人が5.1chを組んだ感想
環境構築
まず、5.1ch音声を聞くためには普通のスピーカーよりも手間をかけて環境を整える必要があります。5.1chの「5.1」というのは5つのスピーカーと1つのウーファー(低音用)という構成になっているという意味で、計6つのスピーカーをバランスよく配置します。
配置のようすについてはこちらの記事で紹介しましたが、正直スタンド等を買わないと6つのスピーカーをきれいに配置するのは難しいです。私は右後ろのスピーカーのために木材を買ってスタンドを作りました。それ以外のスピーカーについては良い置き場所がありました。

そしてこの頼りないスタンドに小さなスピーカーを乗っけているわけですが、たまに体をひっかけてしまうことがあって、スピーカーが落ちてしまいます。しっかりと計画して構築すれば問題ないと思いますが、正直スピーカーが邪魔になることも少なくないかと思います。
使ってみて
Creative Inspire T6300は5.1chスピーカーシステムの中でもトップクラスの安さを誇る「初心者用5.1chスピーカー」ではありますが、やはり2chや2.1ch等の、前でしかならないシステムとの差ははっきりと感じられました。
Youtubeを見ているときは後ろのスピーカーはなりませんでしたが、Spotify等で音楽を聴いているときは、音源が2chでもサウンドカードで5.1ch化してくれるようですべてのスピーカーからバランスよく音が鳴っていました。(そこら辺の機能はサウンドカードによって異なりますが、ほとんどのサウンドカードに搭載されてると思います)
そのため、音質が良いかは置いといて、囲まれるようなサウンドを実現することはできました。ただ、正直音楽を聴くときは2ch~2.1chスピーカーの方が良い感じもします。なんか5.1chで流すと逆に迫力が無くなったりするんですよね。やっぱり2chの音声は2chで聞いた方が良いということなのでしょう。
でも、ゲームプレイの時は本当に5.1chの恩恵を受けたと思います。私は音響等詳しくないしそこまで音にこだわりもありませんが、5.1chをサポートしているゲームをプレイしたときは圧巻でしたね。特にFPS等だと、後ろから聞こえてくる音と前から聞こえてくる音をしっかりと聞き分けることができ、非常にリアリティのあるサウンドを実現することができていました。
T6300のような安いスピーカーでもはっきりとわかるくらいの5.1chだったので、もう少し本格的な5.1chスピーカーであれば更に臨場感につつまれるのだと思います。 あと、5.1chじゃないにしても2.1ch、つまり「ウーファー」が付いている環境はおすすめです。 私がこのスピーカーを使うようになってから何となく迫力を感じるようになったのは後ろにもスピーカーがあるからというよりは、サブウーファーがあるからだと思います。やっぱり0.1chがあるのとないのとではだいぶ低音の迫力が違いますね。ただし音量を上げすぎると近所迷惑になりかねないのでご注意を。
以上、ちょいと受験生な自分なので今日の内容は適当でした。