当サイトではこれまでに何度GeForce Nowについての記事を投稿してきたでしょうか。実際にサービスが開始される前、GeForce Nowのコンセプトが登場した時からずっとその仕組みやメリットなどについて解説してきました。
GEFORCE NOWとはなんなのか?【世界一わかりやすく説明】
中にはこんな記事もあったわけですが、2020年の6月にすでにサービスが開始されましたね。そして最初はWindowsやMac、Androidスマートフォンなどでのみプレイできたわけですが、この度いよいよiPhoneやiPadでもサポートされましたので前と同じようにレビューしていきたいと思います。
こちらが以前のレビュー記事です。Windows、Mac、Androidスマートフォンで検証しています。
この記事を3文で説明すると
- iPhone/iPad版GeForce Nowはインストールなしで簡単に導入可能
- 操作感はAndroid版とほぼ変わらないが、やはり専用のゲームパッドを導入しないと操作しにくい
- 本気でゲームプレイするなら(特にFPS)専用のゲームパッドを用いるか、パソコンでプレイしたいところ
iPhone/iPad版GeForce Nowの導入
そもそもGeForce Nowとは何なのか? については以下の記事をご覧ください。
GEFORCE NOWとはなんなのか?【世界一わかりやすく説明】
簡単に言えば、利用者が使っているコンピュータ内ではなく、主なゲーム処理をネットを通じてクラウド上で行うというサービスですね。クラウド上にはそこそこいかついゲーミングパソコンのようなものが設置されているので、利用者のコンピュータが低スペックなものであってもサクサク、重たいゲームをプレイすることができるわけです。そしてこのクラウド上のコンピュータの利用料が月々かかるというわけですね。
処理が軽くて済むというメリットのほかにも、利用者の環境にあまりとらわれずにゲーム処理を行えるというメリットもあります。それは、ほとんどの処理をクラウド上で行うためです。言ってしまえば利用者側のコンピュータではゲームの様子を映している動画を再生しているだけといった感じです。 そのため、パソコン版のゲームをAndroidスマートフォンでプレイすることができてしまうわけです。
このようにして最初はWindows、Mac、Androidスマートフォンにて利用することが可能だったGeForce Nowですが、最近iPhone/iPadでも利用することができるようになりました。具体的には、iPhoneやiPadの標準ブラウザである「Safari」で利用することができるようになりました。
まぁ本当はたいして最近のことでもないです。筆者が大学受験生で忙しかったのでなかなかレビュー記事を投稿することができてなかった感じですね。レビュー動画の方は以前にあげています。とてもユルい動画です。
さて本題に戻り、iPhone版GeForce Nowの導入の仕方を説明します。詳しくは公式サイトを参照していただきたいのですが、導入方法は非常に簡単です。

流れとしては以上の通りです。こちらのページにアクセスして、このページをSafariの機能である「ホーム画面に追加」にてホーム画面に追加するだけです。するとあたかもGeForce Nowアプリをインストールしたかのような見た目で、GeForceのアイコンがホーム画面に出現します。 こちらをタップして開くことで、GeForce Nowを利用することができます。


ちなみに筆者はiPhone 12 Proで試しています。
iPhone版GeForce Nowをレビュー
そして先ほどホーム画面に追加したアイコンをタップするとGeForce Nowのいつもの画面が出現します。もちろんログインが必要です。

ここからの流れについてはAndroidスマートフォン版などと同じです。 今回iPhone 12 ProでDestiny 2を試しにプレイしてみました。

以下のレビュー動画を参考にしてください。
Androidスマートフォンでレビューした時と同じように専用のゲームパッドを用いずに、画面内にバーチャルゲームパッドを出現させてプレイしました。パソコン版のゲームなのでプレイしやすいとも言えませんでしたが、慣れてくるとまぁまぁエイム(照準)を合わせられるようになりましたね。操作のしやすさはともかく、映像は非常にきれいだと思いました。やはり高性能スマートフォンでないと処理できないくらいの映像美です。でも処理をクラウド上で行ってくれているので最新OSが入るならiPhone 7なんかでも同じようにきれいな映像を出すことができます。
ただ、やはり本気でプレイするならスマホ用のゲームパッドを用意するか、なるべくパソコンでプレイするのが良いかと思います。