今回は少し批判的な記事になってしまうかもしれないので、そういうのが苦手な人は閲覧をお控えください。
今回取り上げていくのは7月18日より富士通から発売された新型ノートパソコン「LIFEBOOK UH95」です。ノートパソコンというよりは、2in1pcで、タブレットにも変わります。
LIFEBOOK UH95のスペック紹介
項目 | Fujitsu LIFEBOOK UH95/D2 | Mouse-computer m-Book X400H |
---|---|---|
CPU | Corei7 8565U | Corei7 8565U |
OS | Win10 home | Win10 home |
メインメモリ | DDR3 8GB | DDR4 8GB |
ストレージ | M.2 SSD 512GB | M.2 SSD 256GB |
ディスプレイ | 13.3inch 1920 x 1080 非光沢/タッチパネル | 14inch 1920 x 1080 非光沢 |
無線 | IEEE 802.11ac Bluetooth 5.0 | IEEE 802.11ac Bluetooth 5.0 |
重量 | 0.868kg | 1.13kg |
バッテリー持ち時間 | 10時間 | 14.5時間 |
価格 | 242,784円 | 109,800円 |
左側がこの記事で紹介している「Fujitsu LIFEBOOK UH95/D2」なのですが、同じような性能のノートパソコンがマウスコンピュータにも販売されていたため、比較する形式で表にまとめてみました。
CPU、OSは変わりませんが、LIFEBOOKの方では小型化するために組み込み型DDR3メモリを使用しています。
ストレージはおよそ2倍多くなっています。
ディスプレイや、無線モジュールについてはほとんど変わりませんが、重量に差が出ています。
今回登場したこのLIFEBOOKは世界最高の軽さというのが売りであって、868gまで抑えられているわけです。Mouseの方の、1.13kgと比べてそこまで差が出るのかよくわからない重量ですが…
そしてバッテリーの持ち時間はMouseの方が長くなっています。
そして衝撃的なのが価格です。
あまり性能に違いはないのにLIFEBOOKの方が2倍以上の値段になっています。
明らかに、性能的には高い価格となっているためお金を費やしたのは「軽さ」でしょう。
軽さを追求するためのどのような背景があってこれほどにまで高くなっているのかわかりませんが、明らかにコストパフォーマンスが悪いです。
たしかに軽いノートパソコンは魅力的ですが、ちょっと無理している感が否めないです。また、かなり軽量化を進めているのに通常のノートパソコン用CPUを用いているのも、ちょっと無理があるかとは思います。