みなさんこんにちは、このブログでは前回と前前回で新しいアーキテクチャの「icelake」と「cometlake」について触れてきました。
今回icelakeの後継となる「Tigerlake」についての情報を入手したので紹介します。

Userbenchmarkにて発見、そのスペックは?
先日、多くの信頼を集めている「Userbenchmark」から新しいIntelのCPUを搭載したベンチ結果が発表されました。
その様子がこちらです。

このベンチ結果を見てみると、用いられているのは「Intel TigerLake Y」シリーズのCPUです。
CPU名は0000と表記されており、具体的な型番はわかりません。このYシリーズというのは超低電力で、非常にコンパクトなノートパソコンやタブレット用に使われるシリーズです。
新しいCPUはモバイル向けから発表される傾向が高いのでまだデスクトップ版は考慮されていないのかもしれませんが、もしかしたらicelakeの後継となりうるこの「Tigerlake」は一部のコンパクトパソコンにしか採用されないかもしれません。
また、同時に「LPDDR4X」という組み込み型であろうモバイル向けの新型メモリを用いていることから、非常にコンパクトなパソコン向けであることがわかります。
また、IntelがIcelakeに充てる予定である新世代グラフィックス「Gen11」と越して、このTigerLakeCPUではGen12グラフィックが使われています

同時にAMD製のRX 580グラフィックカードが用いられているのは気になるところですが、内臓GPUは12世代となっています。あまり性能は良くないみたいですが。
まだあまりにサンプルが少ないですが、CPU性能としては次のような感じになります。
マルチコアスコアの比較です。
Ryzen7 3750Hとほとんど変わらないスコアとなっています。Yシリーズでこのパフォーマンスというのは非常に素晴らしいです。
どうやらUシリーズも導入されるという報告もあるようですが、Uシリーズについてはもう少し性能上昇が期待できそうです。
発売はされませんが、Intel社の新しいCPU情報は次々に入ってきますね。
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