Quick Charge 5の特徴と対応機種について【爆速充電】

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今では使っていない人を探す方が難しいくらいスマートフォンが世の中に浸透しています。そんなスマートフォンですが、外で使うためにはバッテリーが必要です。バッテリーに電力を貯めるためには充電する必要がありますが、なるべく素早く充電したいと考えている人は結構いると思います。 そこで「高速充電」と呼ばれるものが存在するわけですが、

Qualcommが発表した新しい高速充電システム「Quick Charge 5」はこれまでのスマートフォンの充電のあり方をがらっと変えるようなものになりました。

この記事では、Quick Charge 5の特徴や対応機種について解説していきます。

 

 

この記事を1文で説明すると

  • QualcommのQuick Charge 5では最大で100W以上の高速充電がサポートされている上に従来よりも10℃程度低温で充電することができ、今後登場していくハイエンドAndroidスマートフォンでサポートしていく予定

Quick Charge 5の特徴

それでは早速Quick Charge 5の特徴について説明していきます。まず第一に、Quick ChargeというのはQualcommが策定している急速充電システムのことで、今回で5世代目のものになります。 Qualcommというと多くのAndroidスマートフォンの処理装置(Snapdragon等)を製造している会社なので、つまりAndroidスマートフォン用の高速充電システムという認識でも大丈夫でしょう。

 

Qualcommより

 

1.最大100W以上の充電

先ほど説明したようにQuick Chargeはこれまでにいくつかの世代が存在しましたが、一番最初のものでは10Wの充電電力、そして四世代目のものではUSB Type-C(PD)を利用することによって最大27Wの充電電力を実現していました。この電力であればスマートフォンにしては高いかなー程度ではありますが、第五世代目については信じられないくらい電力が向上しています。

最大で100W以上と宣言されており、USB Type-CのPD(Power Delivery)機能をフル活用するということになります。AppleのハイエンドノートパソコンであるMacBook Pro 16インチモデルはUSB Type-C端子による96W充電となっていますので、それと同等の電力で充電できるということになります。もはやノートパソコンを充電しているような勢いですね。27Wから100W以上ですので、単純計算で第四世代に比べて4倍ほど高速な充電が可能になるということになります。

 

2.5分で半分充電

では実際にどれくらい充電が速いのかが問題ですが、一般的に大容量バッテリーとされている「4,500mAh」のバッテリーを搭載しているスマートフォンを5分で50%、つまり半分充電することができるとのことです。私が使っているAndroidスマートフォンのバッテリー容量はだいたい4,000mAh程度ですが、普通の使い方ならフル充電したら二日くらいはバッテリーが持つ印象です。 つまり5分充電するだけで丸一日使うことができるかもしれないということですね。

そうなると夜にスマホを操作しながら、あるいは動画を流しながら寝落ちしてしまった時でも、朝起きてからの充電で十分間に合いそうです。なお、このシステムをフル活用するには100W程度の電力が必要ですので、ほぼ必ずと言っていいほどコンセントが必要になってきます。 おそらく通常のスマートフォン用モバイルバッテリーで100Wの電力を供給できるものはほぼないでしょう。

 

 

 

 

3.10℃低温

多くのスマートフォンはリチウムイオンバッテリーを用いていますが、基本的にこの手のバッテリーというのは熱に弱いです。このことは以下の記事でも詳しく説明しています。

ノートPCのバッテリーを長持ちさせる簡単な方法4選【長寿命】

そして高い電力で充電する時にはそれだけ大きく発熱しますので、バッテリーの寿命を縮めてしまう恐れがあります。急速充電を行ったことがある人ならわかると思いますが、本体やコンセント側のアダプタが普通よりも熱くなっている傾向にあります。 しかしQuick Charge 5では従来に比べて10℃程度低い温度で充電することができると主張されています。一体どのような仕組みで10℃低くすることができているのかよくわかりませんが、スマートフォン内の処理チップと連携して確率しているシステムですので、おそらくバッテリー系の回路を操作し、より負荷の少ない充電を実現しているのでしょう。

 

4.2セルバッテリーサポート

基本的にスマートフォンのバッテリーは1つのパッケージが使用されている「1セル」のものが多いですが、中には2つのバッテリーパッケージが直列繋ぎになっている2セルバッテリーもあります。直列繋ぎにすることでよりパワーを大きくすることができるためですね。 ですがそのようなバッテリーの充電についてはそれだけ電圧を高める必要があります。

そこでQuick Charge 5ではそんな2Sバッテリーについても充電電圧を調節することによって、高速充電を可能にしています。

 

 

対応機種

続いては対応機種についてです。先ほども説明した通り、このシステムはスマートフォン内にある処理チップと連携して動作するものですので、充電装置とデバイス側両方が対応している必要があります。

現在Quick Charge 5をサポートしているスマートフォンというものはまだほとんど発表されていませんが、今後登場する「Qualcomm Snapdragon 865 / 865 Plus」などのハイエンド処理チップを搭載しているAndroidスマートフォンは基本的にサポートすることになります。だいたい10万円前後程度のAndroidスマートフォンであれば高確率でサポートしているでしょう。

また、Quick Chargeシステムは基本的に互換性がありますのでQuick Charge 5をサポートしている充電装置で以前のスマートフォンを充電することもできれば、以前の充電装置でQuick Charge 5をサポートしているデバイスを充電することもできます。ですがQuick Charge 5を最大限に活用するためにはやはり両者ともサポートしている必要があります。

詳しくは以下の図をご覧ください。

 

Quick Charge 5の下位互換性を表す図

 

参考記事:https://www.theverge.com/circuitbreaker/2020/7/27/21340587/qualcomm-quick-charge-5-standard-usb-c-pd-pps-battery-fast-phones

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1267699.html







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期限:2020/08/15

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