皆さんはUSBポートやSDカードリーダー、イヤホンジャック… などたくさんついているノートパソコンを使っていますか?
実は最近ではUSB Type-Cポートのみ装備するノートパソコンが増えてきています。
テクノロジーが発達し、USB Type-Cポートだけでいろんなことができる時代になった今、それを活用するために「USBハブ」を利用しましょう。
この記事では、私が見ていて感じた本当に優れていると思ったUSB Type-C用ハブについて3つ紹介していきます。
USB Type-C用ハブが優秀である理由
※ここで紹介する機能については、一部のUSB Type-Cポートでは装備されていないこともあります。
USBハブというのは、一つのUSBポートをいろんな端子に変換したり、複数のUSBポートに増やしたりする際に使えます。
USB Type-Aコネクタ(下図参照)のハブではその機能は限られており、USBポートを増やすことくらいしかできませんでしたが、USB Type-Cコネクタ(下図参照)であればいろんな端子に変換することができます。それは下記図を見ればわかるように「ピンの数が多くなったため」です。
これらの細かいピンが内部のいろんなところに繋がることで、一つのポートでいろんな機能を使えるようになります。そしてUSBハブを使っていろんな端子に変換することでその良さを最大限に引き出せることができるのです。
そのため、USB Type-AのハブとUSB Type-Cのハブではわけが違うのです


それでは本当に機能性が高いと思ったUSBハブを3つ紹介していきます。
本当に優れていると思ったUSBハブ3選
(このオススメ商品は2019年11月に更新されました)
1、ビジネスには最適な多機能USBハブ
接続 | 説明 |
---|---|
USB Type-A | 2.0 x2 , 3.0 x1 (最大5Gbps) |
USB Type-C | USB PD x1(最大85W) |
カード | SD x1 , MicroSD/TF x1 |
映像出力 | HDMI x1(4K@30fps , FHD@60fps) |
イーサネット | なし |
こちらの商品はUSB Type-Aコネクタを多く装備しているので、USB Type-Cコネクタだと使えない機器などを多数繋げることができます。
各USB Type-Aポートからの充電はもちろんのこと、背面にあるUSB PDコネクタ(Type-C)を使えば最大で85Wの電力を出力することができます。
85Wということで最新のMacbookを繋げて充電することだってできるわけですね。(もちろん入力先の機器によります)
また、通常サイズのHDMI端子がついているのでプレゼンテーションの時などにプロジェクターに容易に接続することができたりします。
こんなに小さいUSB端子なのに4K映像まで出力できるものですからすごいですよね。
2、デスクトップパソコンと同じような接続が可能になるハブ
接続 | 説明 |
---|---|
USB Type-A | 3.0 x2 (最大5Gbps) |
USB Type-C | USB PD x1(最大60W) |
カード | SD x1 , MicroSD/TF x1 |
映像出力 | HDMI x1(4K@30fps , FHD@60fps) |
イーサネット | 有線LANポート x1 (最大1000MBbps) |
先ほどのUSBハブよりもUSBポートの数が一つ少ないですが、その代わりに有線LANケーブルがさせるようになっています。
数年前まではノートパソコンにLANケーブルがさせるのはあたりまえのことでしたが、最近では搭載されていないものも多く見かけます。
そういったときにこのUSBハブがあれば有線で簡単にインターネットに接続することができるでしょう。
接続できる項目を振り返ってみるとまるでデスクトップパソコンのようです。USB Type-Cポートが一つしかなかったノートパソコンも、このUSBハブを装着すれば生まれ変わるような機能性になること間違いないです。
ただ一つ注意点としてはUSB PDポートが先ほどとは違い、最大60Wとなっているため充電できる製品が限られてきます。
ですがMacbook airなどは依然として充電できます。
3、とにかく安い。USB Type-A製品だけを繋げたい人向けのUSBハブ
接続 | 説明 |
---|---|
USB Type-A | 3.0 x4 (最大5Gbps) |
USB Type-C | なし |
カード | なし |
映像出力 | なし |
イーサネット | なし |
ここまで紹介してきた製品ってどれも機能性が非常に高いのですが、どれも高価なんですよね。
それもそのはず、USB Type-Cから各端子に変換するとき、単純に物理的に変換しているわけではありません。中に信号を整えるチップが入っているから正常に動作するのです。
ですがそういった機能(映像出力など)はいらない、USB Type-Aさえ繋げれば良いという人には上のような製品がおすすめです。千円台となっており、とても安く手にれることができます。
搭載されているのはUSB 3.0のみですが、2.0の機器を接続してもしっかりと動作するので、これまで使ってきたUSBメモリー、カードリーダー、スキャナー、プリンター、スピーカーなどあらゆるものを接続することができます。
それに合計で4ポートもあるのでUSBの個数が足りないと感じている人にはもってこいの製品です。