日本時間で9月11日、Appleから新型 第7世代iPadが発表されました。価格は驚きの34,800円からで、学生でも手に入れやすいiPadであると評価されています。この度高校二年生の私がiPad 7世代を注文したので、iPad 7世代のスペック(仕様)について学生目線で評価をしていきたいと思います。
目次
iPad 7世代の仕様を学生目線で評価
まず最初に、iPad 7世代の仕様について確認し、それぞれが学生である私にとってどのような評価であるのかを説明します。
このような時って普通は前世代モデルのものと比較するかもしれませんが、学生目線で考えた時というテーマでは前世代モデルは関係ないため、比較は行いません。また、この仕様は一番安い(税抜 34,800円)で購入したときのものになります。
第7世代iPadの仕様一覧
項目 | iPad (第7世代) |
---|---|
カラー | スペースグレイ |
ストレージ | 32GB |
サイズ・重量 | 約 25cm x 17cm x 0.8cm(縦,横,高) 483g |
本体コネクタ・ボタン | ホームボタン(Touch ID)・ヘッドホンジャック・電源・音量ボタン・Lightningコネクタ |
ディスプレイ | 10.2インチ Retinaディスプレイ 2,160 x 1,620 Apple Pencil第1世代に対応 |
チップ | A10 Fusion(iPhone 7に同じ) |
外カメラ | 800万画素 |
外ビデオ撮影 | 1080p,30fps ・ 720p(120fps)スローモーション |
内カメラ | 120万画素 |
内ビデオ撮影 | 720p |
スピーカー | ステレオスピーカー |
マイクロフォン | 通話・ビデオ撮影・オーディオ録音のためのマイク |
通信方式 | Wi-Fi(802.11a/b/g/n/ac)(1Gbps程度) |
位置情報 | デジタルコンパス・Wi-Fi・GPS無し |
センサー | Touch ID(指紋認証)・3軸ジャイロ・加速度センサー・気圧計・環境光センサー |
Apple Pay | アプリ内とウェブ上での支払い |
Siri | 対応 |
電源とバッテリー | 32.4Wh リチウムポリマーバッテリー 最大10時間 USBによる充電をサポート |
OS | iPadOS |
その他 | 既存iPadを下取りに出すと最大30,400円割引 Apple TV+が1年間無料 |
私が購入したものの仕様は以上のようになります。
一番上から見ていきましょう。
1、カラー
カラーはゴールド・シルバー・スペースグレイの3つから選ぶことができ、どれも値段は変わりません。私は黒系が好きなのでスペースグレイを選びました。
また、どれもメタリックな質感で現行品iPhoneとは違い、ガラス製ではありません。この辺は完全に好みによると思います。
2、ストレージ
ストレージ(記憶装置容量)は32GB,128GBの二つから選ぶことができます。128GBにすると1万円たかくなるため、私は32GBにしました。最小構成ではありますが、写真を撮るくらいだったら32GBで十分ですし、動画の保存、ある程度のアプリのダウンロードは余裕でできるかと思います。
ただし、iPad自体をノートパソコンのように扱いたい人は、もしかしたら32GBでは不足感があるかもしれません。私は中のデータをパソコンに移したりしようと考えているので32GBで十分です。
それに、学生であり、業務的にiPadを使うわけでもないのでそこまでの容量はいらないと思います。
3、サイズ・重量
前世代iPadよりもサイズは大きくなり、10インチ以上になったことで小さいノートパソコンみたいなサイズ感になりました。通学の時に電車の中で使うには少し大きいような気がしますが、学校の机の上とか、ベッドの上とかで使うには最適なサイズだと思います。重量は500gを下回っているということで寝っ転がって使うこともできそうです。
4、本体コネクタ・ボタン
コネクタ・ボタンについてはこれまでのiPadと変化ありませんが、やはりイヤホンジャックがついているのはありがたいです。iPadはiPhoneよりも家で使うことが多く、充電しながら使うことも想定されるので同時挿しできるのがなんともうれしいです。
Bluetoothの高いイヤホンを買いたくない学生にとってはありがたいです。
5、ディスプレイ
画面サイズは10.2インチなので、通常の携帯に比べると4倍近い面積ということになりそうです。小さいのを好む人にとってはあまり良くない要素かもしれませんが、例えばiPadを授業のノート代わりに使おうかなんて考えている私みたいな人や、ゲームを大画面でプレイしたいと考えている人にとってはありがたい要素かもしれません。また、Retinaディスプレイということでかなり美しい色合いなのでしょう。
そして解像度はフルHD(1920 x 1080)を超えているのでYoutubeの再生だったりゲームプレイだったり、映画鑑賞には十分すぎるくらいあります。
また、Apple Pencilの第一世代に対応しているようですが、私は買う予定が無いです。あれ高いんですよね。でも絵を描きたい人や授業のノート代わりにしたい人にとっては結構便利なアイテムになるに違いありません。
6、チップ
チップというのは簡単に言えばコンピュータの頭脳的なパーツであり、このパーツによって性能が左右されます。第7世代iPadに搭載されているのは「A10 Fusion」というチップであり、iPhone 7と同じです。
この第7世代 iPadが発表されると同時に「iPhone 11」も発表されたわけで、iPhone 11には「A13 Bionic」と呼ばれるチップが搭載されています。
なんだかよくわからないかもしれませんが、つまりは最新のチップが「A13」なのに対して第7世代iPadは「A10」というチップを搭載しているので、古いのです。
もちろんその分性能が低いです。
私がこのiPadを購入しようか迷った最大のポイントがこのチップ問題です。こんなに大画面なiPadなのにiPhone 7のチップを搭載してたら動作が重くなるのではないかと懸念してました。しかし色々考えた結果、何の問題もないと思いました。
前世代のiPadもA10 Fusionチップを採用しており、それを持っている友達が
「動作はカクつかない、少なくともYoutubeの動画再生や多少重いゲームではなんの問題もない」
と言っていました。
多少画面の大きさが大きくなり、解像度も高くなった新型iPadですが、Web閲覧やYoutube鑑賞等に使おうと思っている私にとっては十分な性能があると予想しました。実際、A10が遅いと感じる場面はほとんどないそうです。
ただし実際に使ってみないとわからないものがあるので、届いたら即レビューしようと思います。