【まさかの1,497,088スレッド】第三世代Ryzenのアーキテクチャを用いたスーパーコンピュータ現る

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今年の7月にAMDから第三世代Ryzen CPUが発売されてから、その「Zen2」アーキテクチャの優秀さには注目され続けています。

そして同じアーキテクチャを用いたデータセンター向けCPU「EPYC」も登場したわけですが、そのCPUをふんだんに使ったスーパーコンピュータが作られたみたいなので紹介します。

この記事を1文で説明すると

  • AMDの7nmプロセスアーキテクチャ「Zen2」ベースで作られた「EPYC」CPUを11,696基、合計748,544コア/1,497,088スレッドを搭載したスーパーコンピュータ「Archer2」RTX 2080 tiの2000倍くらいの性能である。
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Tom’s HardWareより

たくさん使ったCPU「EPYC」とは?

冒頭で触れましたが、このスーパーコンピュータ「Archer2」はCPUとしてAMDの「EPYC」を採用しています。

最新のEPYCですので、第三世代Ryzenで採用され始めた7nmプロセスの「Zen2」アーキテクチャを用いています。

Zen2アーキテクチャではプロセスの改善により省電力・高パフォーマンス・低発熱が実現され、マルチ処理性能はもちろん、1コアあたりの性能も大幅に改善されました。

そしてそのアーキテクチャが応用されたEPYCでは最大で64コア128スレッドのCPUが作られ、対抗するIntel社の「Xeon」プロセッサよりもコストパフォーマンス等で優れていることから、多くのデータセンターで採用され始めています。

 

そしてそのEPYCをたくさん使ったスーパーコンピュータがこの度、完成したということです。

 

驚愕の11,696個CPU

そして特筆すべきはそのCPUの量です。EPYCプロセッサともなると1つのCPUだけで多くの処理を行うことができるのですが、たくさん使えば並列処理においてより優れたパフォーマンスを発揮できます。

ですがこのスーパーコンピュータは半端じゃない数CPUを搭載しました。

 

その数「11,696」個です。なぜこの数字なのかはわかりませんが、仮に最上位モデルの「EPYC 7H12」CPUを採用したとしたならば、その値段はCPUだけでちょうど100億円くらいになります。

(7H12の価格ははっきりしていませんが)

 

どこかの大企業が投資しないとこんな額集まらないですよね。きっと有効に活用されていくのでしょう。

 

また、11,696個のCPUそれぞれが64コア128スレッドらしいので、合計

748,544コア/1,497,088スレッド

ということになります。

 

Intelの最新CPU「Corei9-9900K」が8コア/16スレッドなのですから、私たちがこのスーパーコンピュータを日常で使うことになったら1,497,072スレッドくらい無駄にしそうなので使いたくないですね…笑

 

 

どれくらいの性能?

ではこのコンピュータの性能はどれくらいなのでしょうか。スーパーコンピュータというのは1コアあたりの性能というよりは、マルチコア性能が重要になってきます。1コアでハードな処理をさせるというよりは、とにかく多い処理を並列で行うイメージです。

そこで「FLOP/s」という単位で表せられる性能が重視されてきます。

 

FLOP/sとは?

この単位は一秒間にどれくらい浮動小数点演算が行えるかを表す数値です。

単純に説明すれば、一秒間にどれくらい計算できるかを表したものになります。

 

Archer2の性能をGeForce RTX 2080 tiと比較

RTX 2080 tiNvidia社が誇る最新のハイエンドグラフィックボードで、このグラフィックボードを使えば最新のどんなゲームでもかなり高品質で快適にプレイできます。それくらい性能が良い代物です。

CPUと比較するんじゃないのかよという話ですが、先ほども話したように、スーパーコンピュータは並列処理を意識しているので、同じように並列処理が重要になってくるグラフィックボードと比較します。

この性能についてはCPUよりもグラフィックボードの方が優秀だったりします。

 

ちなみに比較としてスーパーコンピュータの中でもかなり有名な「京」の性能目安も投入します。

 

ちょっと、比較対象のRTX 2080 ti入れ忘れてどうするんですかと。

私もこの表を作った時はバグっているのかと思っていました。ですがちゃんとデータは登録されているようです。この表の単位は「GFLOP/s」であり、RTX 2080 tiは13,450GFLOP/sくらいの処理性能を誇ります。

ですがArcher2が最高で28,000,000GFLOP/sくらいの処理性能を発揮するいわれているそうです。グラフィックボードの性能が低いのか、Archer2の性能がたかすぎるのかよくわからないです。ただ、これくらいの処理性能を必要とする場合も結構あるみたいです。

 

また、最近はもう使われなくなったスーパーコンピュータ「京」の処理性能をも上回るみたいです。

 

すごいですね、一家に一台欲しいです。

 

関連記事:AMDの新サーバーCPUはIntelを圧倒!?【EPYC 7H12情報】

AMDから第二世代EPYC投入、あれEPYCってなんだっけ?

 

参考記事:https://www.tomshardware.com/news/15-million-threads-amd-powered-archer-2-supercomputer-with-12000-epyc-rome-cpus







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期限:2020/11/30

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