簡易水冷式と本格水冷式CPUクーラーの違いを解説【図解】

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みなさんこんにちは、今回はパソコンの中でもかなり重要になってくる、「冷却装置」についての説明です。代表的な冷却装置はやっぱり「CPUクーラー」。CPUクーラーにはさまざまな種類がありますが、そのうちの「水冷式」CPUクーラーに焦点を当てていこうと思います。

水冷式CPUクーラーでも大きく分けて2種類あります。「簡易水冷型」と「本格水冷型」です。 今回は二つの違いを説明していきます。

そもそも水冷式CPUクーラーとはどういうもの?

まず最初に、そもそも水冷式CPUクーラーとはどういうものか、について説明していきます。

CPUクーラーには水冷式のほかにも「空冷式」があります。 どちらかというと空冷式の方が一般的に使われています。

空冷式ではファンでヒートシンクと呼ばれるCPUに直接くっついている金属を冷やし、金属を通してCPU本体も冷やすという仕組みをとっていますが、水冷式では冷却液と呼ばれる液体をファンで冷やし、その液体がCPUに伝わることによって冷却しています。

あえて液体を介させることによって、熱容量を大きくし、より効果的な冷却を可能とします。つまりは、空冷式よりも冷却性能が良いといえます。

その「水冷式」の中にも「簡易水冷」と「本格水冷」と呼ばれる二種類があります。それらについて図を用いて解説していきます。

 

簡易水冷と本格水冷の違い

それでは違いについて説明していきます。水冷式の仕組みを知るのもかねて、以下の図をご覧ください

(簡易水冷と本格水冷の違いイメージ 緑矢印は液体の流れを示す)

簡易水冷から見ていきましょう。

簡易水冷ではまず冷却液がラジエーターと呼ばれる部分を通っていくうちにファンに冷やされていき、冷たい冷却液が誕生します。

そしてそのまま電動ポンプを通り、水枕と呼ばれる、CPUからの熱を奪う場所に流れ込みます。水枕が直接CPUに触れることによって冷却液へ熱が伝導されていきます。

そして熱を得てあったかくなった冷却液がラジエーターに流れ込む、のサイクルです。冷却液の冷却→ポンプによる送り出し→CPUから熱を奪う の最低3ステップで構成されている最も簡易的な水冷方式です。そのため、簡易水冷と呼ばれます。

 

続いては本格水冷の方を見ていきます。もう一度貼りますね

(簡易水冷と本格水冷の違いイメージ 緑矢印は液体の流れを示す)

本格水冷ではまず、同じように冷却水がラジエーターを通ることによって冷やされていきます。そして、そのままリザーバータンクと呼ばれるタンクに流れ込みます。 リザーバータンクは通常コップ一杯くらいの容量で、一時的にタンクに溜めることによって水の量の調整が利く、冷却水がより冷却されるなどの利点があります。さらに、リザーバータンクがあることによって冷却水の取り出しもしやすく、注入もしやすいため入れ替え作業が非常に楽になります

というか通常、簡易水冷式では冷却液の入れ替えはしません。(不可能です)

そして、リザーバータンク電動ポンプに流れ込み、先ほどと同じように水枕に送られていきます。

CPUを冷やす工程は同じです。そしてそのままラジエーターに戻ってくるというサイクルです。

 

簡易水冷では冷却液として水ではない特殊な液を用いる場合が多いですが、本格水冷ではただの水でも代用できます。ただし、本格水冷では定期的に冷却水の入れ替えを行う方が好ましいとされています。

しかし、水の入れ替えは比較的容易であるため、水冷構造のカスタマイズが非常に豊かです。間に水温系や水流の強さを測る装置を介させることもできますし、水枕を一つ増やしてグラフィックボードのチップも冷やすことだってできます。

 

簡易水冷最大の特徴はその安さとコンパクトさです。本格水冷と簡易水冷で冷却性能としてはあまり変わってこないため、見た目とかにこだわらないなら簡易水冷を購入するのが良いと思います。

本格水冷の特徴はやはりカスタマイズ性です。冷却水の色を変えたりリザーバータンクをおしゃれにすることによってデザインも良くなりますし経年劣化も防ぐことができます。ただ、自分で組み立てるということで、万が一失敗したら水漏れするなんてこともあります

それでは各水冷方式のおすすめ製品を紹介します。

 

簡易水冷

 

 

簡易水冷のおすすめはこちらとなっています。簡易水冷にしても、水冷式CPUクーラーって全体的に高価で手に入りにくいと思うのですが、この製品はかなり安くなっています。

私も一度使ったことがあるのですが、冷却性能はかなり良いです。

LGA 2066ソケットに対応しているということで、少なくともCorei9 9900Kくらいであれば余裕で冷やすことができます。オーバークロックしても余裕です。

 

 

本格水冷

 

 

本格水冷からはこちらとなっています。

安い中国製のものも見かけますが、漏水の危険性を考えると「Thermaltake」等の大手会社のものの方が良いです。というか、Thermaltakeはかなり水冷式CPUクーラーに力を入れているので安心です。

本格水冷式では、「ハードチューブ式」と呼ばれる、硬い管を使って組み立てるものもありますが、難しすぎるのでおすすめしません。ソフトチューブ式で一度練習をしてから臨んだ方が良いと思います。

上のリンクの商品はソフトチューブ式となっており、すべての本格水冷パーツがキットになっているため、おすすめとなっております。







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期限:2020/11/30

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