MacBookは日本で最も利用されているノートパソコンの一つです。シンプルかつおしゃれなデザインとなっていますが、惜しい点と言えば端子の数が少ない上にUSB Type-Cしかないことです。
そこでUSB Type-C接続のハブが役に立つわけですが、市場に出回っているMacBook用のUSBハブの多くは取り付けると邪魔になってしまったり、やたらと高価だったりします。 しかしこの度、MacBook Proに取り付ける「邪魔にならないUSBハブ」が登場しました。
この記事ではそんな「DGRule Invisible Hub」について紹介していきます。
なお、まだAmazon等での販売は確認されていません。
この記事を2文で説明すると
- 従来のMacBook用USBハブは邪魔になってしまったり、端子に負担をかけてしまいがち
- DGRuleはMacBookの背後に取り付けるため邪魔にならず、機能性も充実している
従来のMacBook用USBハブの欠点
最初からこの商品について紹介していきたいところではありますが、この商品のすごさを知ってもらうためにはまず、従来のありがちなMacBook用USBハブについて知ってもらう必要があります。
そこで以下のような商品を例にあげます。
Amazon
Rakuten
この商品はUSB Type-C 2ポートでMacBookに連結し、USBハブとなって様々な通信を提供するものです。MacBook用に配色等が考えられていて便利な商品ですが、MacBookの横側に取り付けた時に横に飛び出てしまうというのが欠点ではあります。そのため、横幅が大きくなってしまい置き場所に困ったり、目障りになってしまったりします。
また、USB Type-C 2ポートで接続されているとは言えども、ハブ本体に様々な機器を取り付けたら端子に負担がかかってしまい、本体までも破損しかねません。
DGRule Invisible Hubの特徴
そして今回紹介するのが「DGRule Invisible Hub」という商品です。Invisibleというのは「見えない」という意味で、このハブを本体に取り付けたら作業中にハブが目に入らないようになっています。

あれ? ハブ本体はどこにいってしまったんだ?って感じですが、よーく見てください。しっかりと本体に敷かれています。
カラーはMacBook Proに合わせた二色となっていて、完全に一体化しているように見えます。サイドのUSB Type-C(Thunderbolt 3)ポートで接続しますが、本体の下部にがっちりと接触しているので端子に負担をかけることもないでしょう。
そしてポートについては以下のようになっています。
映像出力 | HDMI x 1 , Mini DisplayPort x 1 |
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USB | USB 3.1 x 4 (Type-A x 3 , Type-C x 1) |
カード | SDカードスロット x 1 , Micro SDカードスロット x 1 |
音声 | 3.5mm オーディオ入出力 |
Thunderbolt | Thunderbolt 3 x 1 (USB Type-C) |
USB通信をはじめとし、映像出力や音声出力など一通りの通信を行うことができます。また、Thunderbolt 3通信を行うこともできるのでMacBook本体をフル活用することができます。言い換えると、このUSBハブによって本体サイドのUSB Type-Cポートが塞がれても全く問題なく、それ以上の機能を背面で使えるようになるということです。
このハブを取り付けることで本体が少し傾きますが、そちらの方がタイピングがしやすい傾向にあり、作業性が向上することでしょう。
安いノートパソコンだと傾けて使うと本体が若干しなってしまったりすることがありますが、MacBookには頑丈な素材が使われているので大丈夫です。
対応機種・発売日
対応機種
現状MacBook Air用のものはなく、ここ数年内に発売されたMacBook Pro専用となっています。ここ数年内で13,15,16インチの3種類が登場していますが、各々サポートしているUSBハブがあります。
発売日
海外では既に利用可能となっているみたいですが、どうやら日本ではまだ入手することができないようです。なお、この商品はクラウドファンディングで誕生したものです。ちょっとだけお高いのがネックですね。
詳しくは以下のページをご覧ください。