いつものようにブログの記事ネタを探していたわけですが、ここで思い出しました。あれは大学入試共通試験の直前のことだったと思いますが、なぜか急に無性にVRを体験してみたくなり、ELECOMのVRゴーグルを購入しました。やりたいゲームがVR対応だったとかそういうわけでもないのですが一度は体験しておきたいと思って購入したものですね。もしかしたらVRを体験して現実逃避をしたかったのかもしれません笑
それはさておき、今回はそんなELECOMのスマホ用ゴーグルのレビューをしていきます。
この記事を2文で説明すると
- スマホ用VRゴーグルでは手ごろにVRを楽しむことができるが、それでもかなりの没入感と臨場感に浸ることができ、現実を忘れてしまうという症状が発症してしまう
- VRに使うスマホはなるべく画素密度が高いものが良い(iPhone推奨)
VRとは?
そこまで説明するまでもないと思いますが、VRとは「Virtual Reality」の略で、日本語では「仮想現実」です。
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VRゴーグルの「VR」を仮想現実とまで訳してしまうとなんだか重たくなってしまいますが、要は現実とは全く違う空間にいるような体験ができるシステムのことですね。
VRゴーグルの種類
VRゴーグルには大きく分けて二種類あります。一つ目はスマホ用のもので、こちらはスマホでVR用の画面を表示し、そのスマホをゴーグルにセットすることでレンズの効果で目の前に立体空間らしきものが現れるシステムです。
もう一つはゴーグル自体にディスプレイが埋め込まれているもので、パソコンやゲーム機などに直接接続することで使うことができます。通常こちらのほうが視野が広く、画質もかなり良い傾向にあります。 スマホ表示では画素数が良くでも実質フルHD(1920 x 1080)程度になってしまいますが、ディスプレイ内蔵型のVRゴーグルでは8K表示ができるものもあったりするようですね。
ですがそういったものは非常に高いのでVRを体験してみたい~というレベルの人はスマホ用のものがおすすめでしょう。そして私もスマホ用のものを5000円程度で購入しました。
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Rakuten
今回購入したのはこちらになります。エレコム製のものですね。あらゆるサイズのスマートフォンをサポートしていて、Bluetooth接続のリモコンまでついていました。VRのためにスマホをゴーグルにセットしているとスマホの操作ができなくなるのでこのリモコンが結構助かったりするわけですね。 なお、安すぎるという感じではなく、5000円くらいでまぁちょっと高いかなーくらいに感じました。とはいえVRを一度は体験してみたかったので良い買い物です!
ELECOM VRG-M01RBKのレビュー
そしてさっそくこちらのVRゴーグルを使ってみましたのでそのレビューを紹介します。
開封

パッケージはこのようになっています。私は楽天市場で購入しました。コジマ電気かなんかだったと思いますね。エレコム製品は結構使ったことがあったので信頼できました。

中には取扱説明書と例のBluetoothリモコンとVRゴーグル本体が入っていました。

こちらがスマホを取り付ける側になりますが思ったより光沢があります。すぐに傷がついてしまいそうな感じでした。この部分がフタになっていてそれを開くことで中にスマホをセットすることができます。

こちらがゴーグルの内側です。内側から見るとなんだかダイビング用のゴーグルって感じですね笑 二つレンズがついていますが、この二つがそれぞれスマホ画面上の二つの画面(VR表示時)に対応することで、立体感を生み出すことができます。なお、物体が2重に見えないように上にある調節ダイヤルでピントを調節することができます。
ここまできたら後はスマートフォンにVR画面を表示してセットし、VRゴーグルを装着するだけです。
使ってみる
それではいざ使ってみましょう。本当は装着した姿をお見せしたいのですが撮るのを忘れていました。ちなみにこのVRゴーグルのレビューをしているときはまだ大学入試共通試験の前になりますが、この記事を作っているのは大学の合格発表が終わった後です。明日一人暮らしをするために引っ越すんですよね(余談)
取り付けるスマホにもよりますが、ゴーグルを装着したときの重量感はそこそこあります。ただ、数時間とかの長時間出なければ普通に振り向いたりできるくらいのレベルです。結構フィットするようになっているのでゴーグルがずれなくてよかったです。なお、耳のあたりにも固定器具が触れるのでヘッドフォンは少々使いにくく、イヤホンのほうが良いですね。ちなみに私は無理やりヘッドフォンを使っていました笑
VR動画
そしてまずはYoutubeの360°動画を見ました。この時に初めて知ったのですが、Youtubeの360°動画ではVRモードにすることでVRゴーグルで視聴することができるんですよね。しかも振り向いたらちゃんと仮想空間上でも振り向いてくれて、まるでその世界にいるかのような体験ができます。
ジェットコースターのVR動画やホラー系のVR動画など様々ありますが、私がおもしろいなと思ったのは電車の車窓を360°カメラで撮影してた動画ですね。
サンライズ瀬戸といったら数少ない寝台列車の一つですが、この列車の個室にカメラを置いて車窓や中の様子までも撮影した動画になります。Youtubeの設定から、VR表示モードにすることができます。この時、ディスプレイに二つの画面が現れますが、これらをVRゴーグルで融合することで立体感を生み出しているわけですね。また、頭の動きはスマホがジャイロスコープで読み取っているようです。 そして音も聞きながらこの動画をVRゴーグルで視聴したらまるでこの電車に乗っているかのような体験をすることができました。割とマジで感動しました。
これで、それこそオンライン列車みたいな感じで実際に乗らずに旅気分を味わうことができたりするかもしれませんね。ちなみに私は今度高校の卒業旅行的な感じで友達とサンライズ瀬戸に乗ります。楽しみですね。
そしてほかにも、Youtubeでは360°動画でなくてもVR表示設定をすることで普通の動画をVRゴーグルで視聴することができたりします。この場合特に立体になるわけではないですが、なんだか映画館で見ている気分になって個人的に好きですね。 ただ頭が重たくなるので映画の視聴はちょっときついかもしれませんね。
また、DMMのVR動画などでもこのゴーグルが活躍します。というかこのゴーグル、たしかDMMのVR動画用だった気がする。
VRゲーム
個人的に結構気になっていたのがこちら、VRゲームです。

VR XRacer: Racing VR Games
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VRが体験できるなら本当に何でもよかったので適当に調べていたところ、出てきたのがこちらの「VR Racer」というゲームです。いたってシンプルなゲームで、立体的に次々と流れてくる障害物を戦闘機でかわすというもので、戦闘機の動きが自分の頭の動きとシンクロします。つまり頭を傾けて障害物をよけるゲームですね。
しっかりとVRゴーグル用に二画面表示になっていてちゃんと立体的に見えるようになります。そしてさっそくスタートしてみましたが思ったより楽しいですね。ゲーム画面以外見えないので現実世界を忘れつつゲームに没頭することができるわけです。だからその分、VRゴーグルを外した時は「あれ、俺何やってたんだろう」って感覚になります笑
なお、画面酔いには注意が必要ですね。 そして筆者は思った以上にこのゲームにはまってしまってもはやそのうちVRゴーグルなしでプレイしだすという強行にでました。結局VRゴーグルは重たいので操作しにくいわけですが、やっぱり没入感というか臨場感というかを味わいたい人は本当にVRゴーグルお勧めです。スマホ用なので若干視野がせまくなるわけですが、人間なんて基本真ん中しか見ていないので割と仮想現実に転送された感じしますよ。
なお、VRゴーグル用に使うスマートフォンは画素密度の高いものが良いでしょう。iPhoneであればRetinaディスプレイといって画素密度が高いものばかりなのでお勧めです。 ちなみに私はiPhone 12 Proでプレイしましたが、確か画素密度が500 ppi弱くらいで、この世のディスプレイの中でもかなりトップクラスに密度が高いほうでした。そのためVRゴーグルに装着してもかなり詰まったVR空間を描写することができました。 VRゴーグルのレビューなのかDMMのレビューなのかアプリのレビューなのかiPhoneのレビューなのかよくわからないですが、現場からは以上です。