このご時世、リモート会議を行うことが増えてきましたね。以前は少なかったというか、むしろリモート会議を一度もしたことはないという人も少なくはなかったでしょう。しかし現在では対面で会議するよりもリモート会議の方が主流になりつつあります。 そこで必要になってくるのが自分の顔を映す「Webカメラ」です。スマートフォンなどで会議に参加するときはそのまま内カメラを利用すればいいですが、パソコン、特にデスクトップパソコンの場合はカメラが内臓されていないものが多いです。 そこで外付けのものを購入する必要があります。
この度、私もWebカメラを導入しようと思い、いろいろ探していたところコスパの高いものが見つかりましたので紹介したいと思います。
Webカメラの要素
この記事を作り始めたのは一週間くらい前のことでしょうか。最近ほぼ毎日高校の友達と遊んでいてサイト運営の方を真面目に行っていませんでしたね。それはさておき、Webカメラ選びというのは難しいものです。
①画素数
②画角
③マイク等
などの重要要素について考える必要があります。画素数とはドット(画素)の数のことで、これが大きいほどより多くのドットで画像・動画を表現することができるのできめ細かくなり、細かい部分まで映るようになります。一般的に最近のWebカメラはフルHD(1920 x 1080)程度の画素数に対応していることが多いです。フルHDというよりは、200万画素撮影のように表記されることが多いですね。
画角とはどれくらい広い範囲が映るのかを表すもので、大きい方がより広い範囲を写すことができるのでWebカメラを自分の近くにおいても自分の顔全体がしっかりカメラにおさまるようになったりします。Webカメラは主にビデオ通話につかわれ、割と近くて大きいものを写すことが多いので画角の広さを売りにしているものが多いです。なお、画角が広くなればなるほどゆがんだ形になり、魚眼レンズのようになってしまうことがあります。
また、基本的にほとんどのWebカメラにマイクが内蔵されています。ビデオ会議用ですね。しかし申し訳程度のものであることが多いので注意が必要です。
400万画素Webカメラの紹介
今回紹介したいのは以前私が購入した、400万画素Webカメラです。先ほどフルHDおよび200万画素みたいなことを言いましたが、400万画素ともなると一段階アップして「WQHD(2560 x 1440)」という画質をサポートすることができるようになります。基本スペックを見ていきましょう。
スペック
商品名 | SHIROWA Webカメラ |
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画素数 | 400万画素 |
最大動画解像度 | 2K,WQHD(2560 x 1440),30fps |
画角 | 126° |
マイク | ステレオ内蔵マイク |
参考価格 | 1,400円 |
以上のようになっています。ちなみに私が楽天市場で購入した時は3,000円弱で、Amazonでもっと安く売ってたことが判明してがっかりしています。
400万画素で2K解像度に対応しています。30fpsとなっていますがWebカメラとしては十分でしょう。画角は数値上では126°となっています。 ステレオマイクが内蔵されています。
レビュー
それでは実物レビューしていきます。
Amazon
Rakuten


内容物は以上の通りです。ほかに説明書なども付属していました。コードは1.5m程度でしょうか。そこまで長い印象はありませんでした。そのため、パソコンの近くに設置することを考えた方が良いと思います。また、手持ちの延長ケーブルを使ってみたらノイズが発生してしまいまともに使えなかったので延長ケーブルは避けたいところです。
Webカメラ本体にはプライバシー保護のためのレンズカバーがついていますが、こちらは着脱式で、私は邪魔なのでとりました。Webカメラをパソコンにつないでいるときは赤色のランプが常時点灯、Webカメラの映像を利用しているときは緑色ランプが光るのでわかりやすいと思います。


大きさは思っていたよりやや大きく、直方体のようなデザインでした。ノートパソコンに取り付けると結構目立つかと思いますので、コンパクトなものが欲しい方はほかのものを購入したほうが良いかと思います。3つの穴が左右にありますが、こちらがステレオマイクです。中央にレンズがあって、下側に台があります、台とカメラ部分をつないでいる接合部分は可動式で、前後左右に30°ずつくらい動かせるようになっています。下の台はカメラの三脚にとりつけることができるようになっています。

以前に紹介した27インチのDell 4Kモニターに取り付けてみました。下の台部分でモニターを挟むことができるようになっていて、しっかり固定されます。大体のモニターにフィットするようにできているでしょう。
画像のように、パソコンにつないだら常に赤色のランプが点灯するようになります。角度を調節することができるのでいろんなポジションに設置することができますね。

三脚にとりつけるとこのようになります。この場合、三脚自体でも角度を変えられるようになっているので自由自在ですね。設置に関してはこのカメラは優秀かと思います。ただ、そこまで重たくないですが大きいのが欠点でしょうか。
セットアップ

Windows標準のカメラアプリを起動すればすぐに使うことができます。手動でドライバー等をインストールする必要がないのが非常に楽で良いです。Bandicamなどのアプリでも使えることを確認しましたが、私が使った中ではWindows標準カメラアプリが一番だったと思います。もちろんLINEビデオ通話でも使うことができました。
設定はシンプルです。このアプリでは動画及び写真を撮影することができますが、動画での画質(最高2560 x 1440,30fps)と、写真での画質(最高3.7MP 2560 x 1440)を設定することができます。 その他、明るさなどは設定できますがホワイトバランスなどの細かい設定などはほとんどできないようです。値段相応といった感じでしょうか。
実際に撮影してみる
実際にWebカメラとして友達とビデオ通話したりしてみましたが、映像については全く問題ありませんでした。よっぽど近くに座っていない限り、しっかりと顔を写すことができるくらいは画角が広く、解像度も高めです。画角が数値通りかはわかりませんが、これ以上画角が広くなっても映像がゆがんでしまうだろうといった印象です。
また、Webカメラの検証としてはナンセンスかもしれませんが、自分の部屋から見える外の景色をWebカメラで長時間撮影してみました。Windows 10標準のカメラアプリでは最大で3時間の録画を行うことができます。WQHD 30fps(最大設定)で実際に3時間録画×3回連続(計10時間程度)をしてみましたが、Webカメラ本体が熱くはなったものの最後までしっかりと録画することができました。 映像のきめ細かさは400万画素といっているだけありますが文字などはあまりくっきり映りません。全体的にぼやけている感じになっていると思います。そのため、文字を写すというよりは景色や顔を写すといった用途が最適でしょう。
また、夜間(暗いところ)での撮影もしてみましたが、夜でも思ったより多く集光できていて、割と明るめに撮影することができました。また、夜の暗い部分にノイズが入ったりして赤色や緑色が混じるというようなことも割と少なかったです。 全体的にくっきりしない映像ですが、Webカメラとしては十分だと感じました。
このWebカメラが登場している、BableTechがアップロードした動画としては以下の動画があります。ぜひご確認ください。